プロジェクト概要

 

今回のプロジェクトでは被災地栗原の伝統工芸の技を世界に届け、そしてまた栗原へと帰ってきます。

 

このプロジェクトでは、震災の被害にも負けずに継承されている栗原の伝統工芸の技を多くの人に見ていただくため、「日本の技•栗原展」  仏題 [Artisanat de KURIHARA]をフランスと、栗原の地で開催いたします。

皆様からいただいた支援金は栗原で行う凱旋企画の会場レンタル費や、搬送費として大切に使わせていただきます。

 

被災地の伝統の技を残していくためのお手伝いをしていただけないでしょうか。

 

このプロジェクトについて

パリ•栗原展実行委員会の糸畑笑貴子(いとはたふきこ)と申します。

私は栗原に移住して2年目になりますが、現在、栗原の伝統工芸作品と栗原の観光PRを兼ねた展示会をパリで開催するために活動しています。

 

宮城県栗原市は、実は2度の震災被害を受けています。1度目は、平成20年6月14日

震度6強を観測した、岩手•宮城内陸地震でした。この地震で、13人の尊い命が奪われ現在でも行方不明者がいます。栗原市の山間集落が最も被害が大きく観光産業は壊滅的打撃をうけました。その復興の最中で、昨年の東日本大地震が起きました。

栗原市は最大震度7を観測しました。未曾有の大惨事をもたらした津波被害は幸いにもありませんが、地震の爪痕は今なお数多く残されています。1度目の震災は経験していない私ですが、2度も大地震を経験した栗原市民の痛みを身近に感じています。

 

 

【展示会開催のきっかけ】

きっかけは、私の知人であるフランス在住のコーディネーター•坂巻素子さんに、若柳地織(わかやなぎじおり)の布地をご紹介したことに始まります。そして、坂巻さんは今年の4月、日本に一時帰国した際に被災地栗原を心配して訪れてくれました。田園風景の広がる栗原の景観と、いくつかの工芸品を坂巻さんにご紹介したところ、是非今、栗原をフランスでPRしてみてはどうかという企画がもちあがりました。フランスでは震災以来、日本•東北への関心が高いといいます。栗原市は昨年世界遺産に登録された平泉にも近く、海外へ向けたPRに絶好の機会ではないかと思いました。なにより栗原が元気になるため!と、出展を引き受けて下さった作家の方々と有志により、実行委員会が設立しました。

 

 

栗原市からも後援を頂き、市内の観光写真を展示できることになりました。本格的に「日本の技•栗原展」が、パリの10区で開催されることになりました。

 

さらに、パリでの展示会とオープニングパーティー(ヴェルニサージュ)の模様を報告するために、凱旋企画展示会を12月に栗原市若柳有賀の「たかまった」の蔵座敷で行なうことに決定しました。

 

「日本の技•栗原展」  仏題 [Artisanat de KURIHARA]

期間: 2012年9月11日〜2012年9月22日

  オープニングパーティー(ヴェルニサージュ)2012年9月13日

場所:エスパス•ジャパン• ギャラリー(パリ10区)

主催:パリ•栗原実行委員会

後援:栗原市•栗原市国際交流協会•栗原おんがえし隊

 

 

エスパス•ジャパンは日仏の文化交流施設で、ほぼ毎日料理教室や日本語教室などが開かれています。9月は大変忙しい時期ですが、復興協力という名目で特別に開催を許可して下さいました。ありがとうございます。

 

凱旋企画 「日本の技•栗原展」

期間:2012年12月3日〜2012年12月5日

場所:農家民宿と心の料理 有賀の里 たかまった(栗原市若柳有賀字峯6)

主催:パリ•栗原実行委員会

内容:作品の展示会ならびに、パリでの展示会の報告を行います。

 

 

「農家民宿と心の料理 有賀の里 たかまった」は、曾祖父母たちの隠居部屋として

明治10年に建てた蔵座敷を改築したもの。先祖伝来の漆器でもてなす豊かな郷土食は、日本人のみならず、外国のお客様にも評判。今回はこの蔵座敷を会場に、パリの展示会を再現するとともに、出展者とのコラボレーションを実現いたします。

 

【出展者と作品のご紹介】

正藍冷染(SHOUAIHIYAZOME) 

 

千葉まつ江 MATSUE CHIBA

 

 

日本最古の藍染め・正藍冷染を守る3代目。宮城県指定無形文化財(工芸技術)

保持者。義祖母の(故)あやのさんは人間国宝。岩手・宮城内陸地震後、二迫川の上流部崩落の為、水洗いの工程に欠かせない川が2年も使用できなかった。

 

 

若柳地織  【WAKAYANAGIJIORI】 

千葉孝順   TAKAYORI CHIBA

 

 

約100年続く綿織物の老舗で、おそらく国内で現存する最も古い豊田鉄製小幅動力(Y式)織機を現在も使用している。宮城県伝統的工芸品に指定認定されている。

東日本大震災で染め工房が崩壊、ご自宅も半壊した。幸い工場の外壁は残ったが、工場内は柱を含め大きなダメージを負った。昨年12月、工場だけは修復を終え、生産を開始している。

 

 

座主窯  【ZASUGAMA】  

工藤修二 SHUJI KUDOU

 

 

陶芸家。1997年にオーストラリア首都キャンベルでオーストラリア人陶芸家と日本大使館の後援で二人展を開き、好評を博した。岩手・宮城内陸地震により、窯が全壊。ふたたび窯を築き上げたところへまた東日本大震災が襲った。幸い窯は無事だったが、作品は大きく打撃を受けた。近年は、料理店やログハウス、再生した古民家などを個展会場に選び、建築や料理とのコラボレーションを積極的に行っている。

 

 

 

白鶯窯  【HAKUOUGAMA】  

河田勉成  BENSEI KAWADA

 

 

陶芸家。京都府出身。栗原の自然に魅せられ栗原の地に窯を構える。蒼と土色が基調の土の温もりが伝わる作品が代表的。暮らしにナチュラルに溶け込む器と評されている。岩手・宮城内陸地震後の2009年、作家の佐瀬幸廣氏と「ふたり展」を開き、壊れた作品のカケラを集めてみごとにアートとして蘇らせた。

 

 

只見工業所 愛畳工房  【TADAMI Industry AIJOU-KOUBOU】  

只見直美  NAOMI TADAMI

 

 

栗原市若柳の地で180年続く老舗の畳屋。現在は8代目となる初の女性社長のもと、伝統を守りながら国内外のデザイナーとコラボレーションするなど、新たなる畳の可能性を積極的に広げている。東日本大震災により店舗が壊れたにもかかわらず営業を続け、今年の8月、やっと修復工事が完了した。

 

 

蓮クラフト作家  【HASU CRAFT 】

山谷信子  NOBUKO YAMAYA

 

 

蓮クラフト・籐工芸作家。地元産の蓮にこだわった蓮のアート作品を独自のアイデアで製作。蓮クラフトフラワーの体験教室も開催。なかには繊細でシュールな作品も手がけていてファンが多い。

 

 

展示会の開催にあたり、会場のエスパス・ジャポンの会場レンタル費や、搬送費等がどうしても必要です。実行委員会からは、5名がパリへ渡航する予定になっていますが、この渡航費も一人あたり約25万円かかります。パリへ5名渡航する理由は、陶芸品などの壊れやすい作品を現地に届けるためと、オープニングパーティー(ヴェルニサージュ)に参加し、パリの地で直接PRをするとともに、これがひとつのアクションとなって、今後の文化交流につながっていけたらと思っています。 一緒に展示会を創り上げていただけませんか? どうぞ、皆様のあたたかいご協力を宜しくお願いします。

 

*上記の写真はイメージ図となっております。

 

※パッケージは異なることがあります。 栗原の新米(3合)、栗原産まいたけご飯の素(3合用)、なつかしの和菓子(あんだまときなこねじり) 昨年も放射能検査を無事クリアして、販売しております。安心して召し上がって頂ける様に、今年も検査済みのお米を提供します。


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