
支援総額
目標金額 2,000,000円
- 支援者
- 391人
- 募集終了日
- 2018年6月18日

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- 3,323,000円
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- 357人
- 残り
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- 総計
- 89人

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- 1,112,000円
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- 支援者
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- 残り
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- 現在
- 18,776,220円
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- 現在
- 1,420,000円
- 支援者
- 48人
- 残り
- 22時間
プロジェクト本文
終了報告を読む
約50の日本の潜水艦が第二次世界大戦を生き残り、連合軍により海没処分されました。
喜望峰を越え、90日もかけてはるばるドイツからやってきたユーボートU-511潜水艦。日本に贈られ「呂号第500潜水艦」となり、技術を日本に伝えました。
この潜水艦も終戦後、連合軍により若狭湾に沈められました。
私は、海底に眠っている潜水艦を見つけ出し、現物を見てもらうことで、言葉では伝えきれない技術や歴史、先人達の努力を改めて伝えたいと思います。
《目標金額の達成の御礼(6/20追記)》
改めて、多くの方々からのご支援と激励をありがとうございます。
私にとっても海の底はまだまだ知らない世界です。海にロボットを
私の探索活動は、呂500に留まらず、これからも続けてまいりま
はじめまして。一般社団法人ラ・プロンジェ深海工学会代表理事の浦です。自律型海中ロボットを研究開発して30年以上、20を越えるロボットを作り、深海に展開し、ロボットでなければできない深海活動をやってきました。
現在は蓄積してきた海中技術と仲間達をつのって、空しく海に沈んだ船達を探し出し、船を造った人達、船を運航していた人達の技術と根性を改めて世に問うべく活動しています。
2017年8月にクラウドファンディングを通して、500人以上の方から500万円以上のご支援をいただき、五島列島沖合に沈められた24艦の潜水艦を、無人潜水機で調査し、伊号第58潜水艦や呂号第50潜水艦など全24艦の特定に成功しました。皆様ご協力ありがとうございました。
引き続きこの活動を続けていこうと考え、第二弾として「呂号第500潜水艦」を探し出します。前回調査時に多くの方から要請があったことや、海中技術者として、その後の日本の潜水艦技術に影響を与えたと言われるドイツが建造した呂500潜水艦を探し出したいと思います。

第二次世界大戦中、他の通行路が危険であることから、日本とドイツの間を潜水艦にて結ぶことが計画され、5艦の日本海軍の潜水艦がドイツに向かいました。2艦は途中で撃沈され、3艦はドイツに到着したものの、日本に戻ったのはたった1艦です。
そして、それとは別にドイツは技術供与などの名目でUボートを2艦(U-511とU-1224)を日本に提供しました。U-1224は、伊8潜水艦でドイツへと運ばれた日本人によりドイツから日本へと回航されましたが、大西洋で撃沈されています。U-511はドイツ人乗組員の手により2ヶ月の航海を経て呉に到着しています。
このU-511こそ「呂号第500潜水艦」です。
日本国に贈られ呂号第500潜水艦となったこの潜水艦は、日本に多くの技術を伝えましたが、終戦後に連合軍により若狭湾に沈められました。
前回「伊58呂50特定プロジェクト」を行っている際に、何人かの方々から「呂500を探して欲しい」という連絡を受けました。先ほども述べましたが、呂500から得た技術がその後の日本の潜水艦技術に影響を与えたと聞いています。
また、海上自衛隊員がドイツ海軍軍人に「70年前に日本に贈った呂500はどうなっている」と聞かれて、返答に窮したということもお聞きしました。
行方不明のままの日本の潜水艦は沢山あります。それぞれの潜水艦にはそれぞれの物語があります。行方不明の潜水艦はいずれは探し出さなければならないと思います。しかし、私たちのできることは限られています。
今回は、前回のプロジェクトの成功を踏まえて、ドイツからはるばるやってきた呂500を探しだし、その現在の姿を世に問うことを決めました。
呂号第500潜水艦を探し出すため、まずは米軍発表の処分位置情報などの手がかりをもとにして、海域を絞ります。そして、福井県越前町の漁師さんから漁船を借り、音響装置のマルチビームソナーで海底地形を調査して、艦影を探し、それらしい海底の高まりを見つけたならば、遠隔式無人潜水機を下ろして、ビデオ撮影し、それが何なのかを明らかにします。
潜水艦には艦名が記述されていないので、どの潜水艦であるかの判定は困難を極めるとは思いますが、それぞれの艦の特徴をよく理解して、艦の特定をおこないます。
第1回目の調査は、2018年6月18日から6月21日の4日間を予定しています。調査の模様は、ネットテレビで生中継します。また、見つけ出すことがビデオ映像をもとにして、モザイク図として三次元化することができます。現代にその姿を甦らせたいと思います。
前回も同様ですが、私たちはこれらのプロジェクトを基本的にはボランティアのスタッフで行っております。そのため、資金が厳しい状況です。クラウドファンディングでいただくご支援は、この調査の用船費や画像処理費用等の一部に使用させていただきたいと思います。ぜひ温かいご支援をいただければと思います。
現在の資料だけでも潜水艦について語ることは可能です。戦後、格段に進歩した潜水艦技術や水中技術の歴史を語ることができます。
しかし、潜水艦が何をやってきたか、を強く印象づけるのは、その物を見ることです。現物が持つ力は写真や文章とは全く違った強い影響力を持ちます。同じ戦争の遺跡である広島の原爆ドームが我々に迫ってくるのは、それが「実物」であるからです。
海に沈んだ「実物」にこだわり、誰もが目の当たりにできるようにすることは、海中技術者の重要な仕事です。「百聞は一見にしかず」と古来いわれるように、海の底にあるから見えない、で終わってしまった世界を見られるようにします。
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プロフィール
1984年から自律型海中ロボットの研究開発を始め、「ロボットの仕様書の説明はいらない、ロボットがやったことを見せろ」をスローガンに、ロボットを作り、ロボットを潜らせ、観測をさせてきました。2013年に東京大学を退職し、九州工業大学にて『社会ロボット具現化センター」を立ち上げ、フィールドロボティクスを標榜しています。2017年に一般社団法人ラ・プロンジェ深海工学会を創設し、海中技術の普及に努めています。TwitterやFacebookをご覧ください。
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リターン
10,000円
【おすすめ】オリジナルT-Shirts
●浦からお礼のメッセージ
●調査全体の報告書(電子版)
●呂号第500潜水艦をあしらったオリジナルTシャツ
- 申込数
- 281
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年9月
1,000円
[ 高校生以下の方へ ] お礼のメッセージ
●浦からお礼のメッセージ
- 申込数
- 5
- 在庫数
- 制限なし
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プロフィール
1984年から自律型海中ロボットの研究開発を始め、「ロボットの仕様書の説明はいらない、ロボットがやったことを見せろ」をスローガンに、ロボットを作り、ロボットを潜らせ、観測をさせてきました。2013年に東京大学を退職し、九州工業大学にて『社会ロボット具現化センター」を立ち上げ、フィールドロボティクスを標榜しています。2017年に一般社団法人ラ・プロンジェ深海工学会を創設し、海中技術の普及に努めています。TwitterやFacebookをご覧ください。