ディンディガルは、西ガーツ山脈の東側。
南西モンスーンが雨をもたらすこの地域。
けど、山脈が邪魔をし、満足には雨が届かない。
地理履修者には懐かしいお話・・・?

(インド地図。星のところがディンディガル。グーグルマップより。)

 

そんなところだから、川も湖もなく、生活用の水の頼りはすべて井戸。
裕福な家庭には、井戸は一家に一台。
毎朝スイッチを押して、電気ポンプで天井のタンクへと水を汲む。

(自転車の奥に見えるのが、電動ポンプ。これで屋上のタンクまで水を。)

 

一般家庭は水道はなし。
多くの村の人は、つぼを持って、村の公共井戸に集合。
井戸はボアウェルが一般的。
日本人の想像する井戸とは少し違うかも。

井戸のない村も。その場合は、よその村に水を求めて歩いていきます。
40度を超えるかんかん照りの中。

 

けど、ここ近年の異常気象。雨季に入っても、なかなか降らない雨。
干ばつに拍車をかけ、木も草も花も、みんなカラッカラ。
タミル・ナードゥ州では、ここ30年間にすでに16,000の井戸が枯渇。

(ディンディガル、SSHオフィスの前。草も木もカラッカラ。)

 

それは、安全な飲み水を確保できない、お風呂に入れない、だけでなく、農作業ができない、仕事ができない、収入が得られない、女の子が学校に定時に通えない、家畜に水を与えられないことを意味。唯でさえ、1日50ルピー(約100円)の賃金の農業クーリー(日雇い労働者)。干ばつが貧困に拍車をかけます。

 

(THE HINDU 2014年3月20日の記事。)

 

干ばつが原因で収入が得られず、貧しい人々がねずみを食べ始めた、ということも数年前にニュースに。

 

異常気象が原因であれば、日本にも原因が…?だけれど、この水不足には異常気象だけじゃない、大きな原因が、というのが私の主張。

 

長くなるので、また明日。

 

私たちのプロジェクトでは、干ばつ地帯ディンディガルの子どもたちへの教育支援募集中です。教育支援は、子どもたちの教育費とともに、リーダーシップを備えた子どもたちを育むことへとつなげていきます。

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