プロジェクト概要

 

 

箱根駅伝の創始の中心者である東京高等師範学校(現筑波大学)・金栗四三翁のDNAを受け継ぎ、「知と技」を活かして箱根駅伝復活を目指す現役生の強化費用の支援募集を実施します。教育研究のさらなる活性化と本来あるべき学生競技の姿を示そうと志した【第3弾】となるプロジェクト。

 

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「悲願を達成するまで、決して諦めない」
筑波大学駅伝監督・弘山勉

 

 

 筑波大学 陸上競技部 男子駅伝監督を務めている弘山勉と申します。クラウドファンディングを活用し、『筑波大学箱根駅伝復活プロジェクト』へのご支援を皆様にお願いするのも、今回で3年目となりました。
 

 本プロジェクトの主旨は、その名の通り、筑波大学を箱根駅伝の舞台に再び立たせようとする “国立大の挑戦” です。2011年のプロジェクトを立ち上げた当初は、周囲に笑われるような“無謀な挑戦”だったことでしょう。

 

 しかし、私が駅伝監督に着任してから3年間、本気で箱根駅伝を目指してきました。そんな想いに対し多くの方々にご支援いただくことで、学生たちも背中を押されながら、筑波大学の駅伝チームは着実に成長を遂げています。

 

 

 昨年の箱根駅伝予選会では、前年から順位を5つ上げ、49校中19位。タイムも15分短縮。学生連合チームに当時1年の相馬崇史が5区(山登り)の選手として選出される(直前の怪我で不出走)など、年々成果を高め、箱根駅伝出場が無謀な挑戦ではないレベルになっています。

 

 私たちは、この勢いをさらに加速させるべく努力を重ねていく所存です。悲願を達成するまでは決して諦めません。

 

2018年関東インカレ ハーフマラソンで力走する金丸


 まず始めに、ご報告と御礼から。昨年のクラウドファンディングと陸上競技部OBOG会から寄附金で、10人乗りのワゴン車を3年リースで契約し、食堂のキッチンもリニューアルすることができました。

 

 トレーニングとコンディショニングに影響する2つの条件を整えられたことが、箱根駅伝に近づく一助になることは間違いありません。ご支援いただいた方々に、改めて御礼を申し上げる次第です。ありがとうございました。

 

 

 

 

知と技だけで通用する箱根駅伝ではない

 

 

 皆様のおかげで環境整備も進みつつありますが、この挑戦が依然として容易でないことは、箱根駅伝に詳しい方なら理解していただけると思います。

 

 箱根駅伝は、年々その姿を大きくさせ、国内でも屈指のスポーツイベントになったと言っても過言ではありません。

 

 スポーツは大学のブランディングに大いに貢献することから、箱根駅伝に力を注ぐ私立大学は増え続けています。潤沢な資金を投資できる私大に対して、運動部の活動資金が捻出できない国立大の箱根駅伝挑戦は、やっぱり“無謀”と言われてもおかしくない図式は今後も変わらないことでしょう。泣き言を言っても始まらないので、私はあらゆる手段を模索してきました。

 

駅伝主将として花の2区を走る大学4年次の弘山勉/1989年箱根駅伝

 

 その一つが、クラウドファンディングということです。一昨年にクラウドファンディングを実施した際、何名かの卒業生からお叱りを受けました。「お金じゃないだろ!?」「お前にプライドはないのか!?」など。

 「筑波大学には、金はないが優秀な学生はいる」という誇りからくる、「知と技で戦うのが筑波大学だ!」そんなお言葉を謹んでお受けしつつ、状況を丁寧に説明した覚えがあります。

 

 実は、筑波大学が箱根駅伝を目指す理由の一つは、ここにあります。

 

 

 

何故、国立大学が箱根駅伝を目指すのか?
 

 

 箱根駅伝は、今や長距離走を専門とする高校生の憧れの舞台。高校生の誰もが、箱根駅伝を視野に入れた進路選択をする時代になっています。言い換えると、長距離を志す多くの高校生が「筑波大学を進路の対象として見ない」事態に陥っているわけです。そのくらい、高校生にとっての箱根駅伝という価値は増大し続けていると痛烈に感じます。

 

 つまり、長距離走を志す優秀な高校生に入学してもらうためには、箱根駅伝出場は必須の条件になってくるのです。
 

 筑波大学の教育レベル、研究レベルは非常に高いと思います。だからこそ、優秀な高校生に入学していただきたい。本学は、文武両道を実践する学生を増やしていく役割を担い、勉強・研究と競技活動を通して、社会で活躍する人材育成を施すことが使命である教育機関です。日本の長距離・マラソン界のみならず、今後待ち受ける超高齢化社会に抗うような社会的貢献ができる人材を育てる義務を負っています。
 

医学群で猛勉強を強いられる川瀬は駅伝主将としてチームを率いる


 なぜ、そんな大きなことを言うのか?その説明をするには、筑波大学の前身である東京高等師範学校時代にさかのぼる必要があります。

 

 東京高等師範学校は、第1回箱根駅伝の優勝校です。そして、箱根駅伝を創るために精力的に活動した中心人物は、師範学校の金栗四三氏なのです。

 

 金栗氏は日本人初のマラソン選手として、オリンピックに出場し「マラソンの父」と呼ばれました。そして「長距離走を通して、粘り強さと創意工夫に富む学生育成の場」として箱根駅伝を構想しました。
 

第1回箱根駅伝優勝校である東京高等師範学校は、筑波大学の前身


 私たちは、そんな東京高等師範学校(金栗四三氏)のDNAを受け継ぐために、箱根駅伝に出場しなければならないのです。

 

 優秀な高校生に入学してもらい、立派な学生を育てないといけないのです。筑波大学が箱根駅伝を目指している背景には、このような理由があります。

 

昨年の全日本大学駅伝予選会に出場する資格を得た瞬間。
平均タイムを押し上げたチームメンバーを讃えています。

 

 


苦しい環境でも決して諦めず箱根駅伝を目指す!
ー成長が著しい筑波大学 長距離チームー

 

 

 前置きが長くなりましたが、ここから筑波大学の箱根駅伝出場に向けての進捗状況を説明していきたいと思います。私が母校の指導を任されて3年が経過し、数字的な伸びが顕著に表れていることがいくつかあります。

 

1.部員数と5000m14分台の高校生の入部数


( )内は、高校時代に14分台を記録した人数です。私の着任当時は8名でしたが、今年度は21名という大幅増となっています。在籍学群も多岐にわたり、文武両道を目指す高校生にも、本プロジェクトが認知されつつあることの証明だと考えています。それに伴いチームレベルが上がっていることは言うまでもありません。
 

 

2.パフォーマンスの向上


下の図は、5000mと1万mのタイムの伸びを表しています。タイムの分布が上方に密集し始め、平均タイムの伸びも著しいです。この3年で、上位10名の平均タイムとしては、5000mが約20秒、1万mが約1分14秒も短縮しています。とくに、20kmの走力に反映しやすい1万mの平均タイムが30分00秒を切るレベルにまで上がってきました。
 

5000mのタイムも伸び続けている

 

1万mの記録の伸びは、予選会に直結する

 

3.全日本大学駅伝予選会の舞台に立てるまでに


昨年、14年振りに全日本大学駅伝・関東地区予選会に出場することができました。この予選会は、前年のシード校6校を除く20校しか出場できないのですが、その狭き門に入り込むまでにチーム力は向上してきています。今年も出場することを目指し、さらには、昨年の18位からの大躍進を狙っています。

 

2018関東インカレ5000mで力走する藤田 全日本大学駅伝予選会に向けて猛練習を積んでいる

 

 


チームが加速を続けていくためには皆さまの伴走が必要です

 

 

 競技力の高い高校生の入学も増え始め、タイムも伸びていますが、昨年の箱根駅伝予選会は19位にとどまりました。1万mの記録から推計する20kmのタイムから7分も下回ったことに、愕然としました。

 

 なぜこのような低いパフォーマンスしか発揮できなかったのか私が考える要因は、下記の4つです。今年もこの課題を打ち破り、箱根駅伝に一歩前進します。
 

1.本番の実力発揮度の低さ

大舞台での経験値の低さが原因でしょうが、日常的に緊張感を伴う場面が少ないことも理由に挙げられる気がします。部員数が増えていますので、チーム内競争を激化させ、実力発揮能力を高めていきたいと考えています。

 

2.コンディショニングサポートと走り込み不足


私大と違い、チームにトレーナーはいません。トレーニングで破壊されたカラダを回復させるのも、全て学生自身の努力に委ねられています。学生ですから自身で乗り越えることは当然のことだと思うのですが、セルフケアで回復が追い付くほど、甘い世界ではないのです。今の箱根駅伝は実業団選手並みのトレーニングを積まないと通用しませんから。厳しい練習を課すことになります。

コンディショニングサポート体制が整っていない状況では、怪我のリスクが高まるので、必然的に、練習のレベルを下げざるをえません。激しいアップダウンのコースも避けなければならず、20kmに耐えられる脚作りも進まないことになります。歯がゆい状態が続いています。

 

昨年の秋に急成長した児玉 脚の不安が解消せずに苦しんでいる

 

3.食事サポートと多忙な生活


 学生の文武両道生活は、ひじょうにタイトです。食事サポートのコンサルティングも依頼していますが(クラウドファンディング資金活用と学生の自己負担)、人件費の都合上、週3回の夕食のみ管理栄養士に手伝ってもらっています。毎日の朝食と残り3日の夕食は、学生自身が食事当番制度を導入し対応しています。食材の注文や調達なども学生が担っています。身体ケアに充てる時間が削られるのは言うまでもありません。
 

駅伝副主将の池田 練習だけでなく日常生活も学生同士で支え合っている

 

4.すり減ったシューズで練習


 依然として擦り減ったシューズや穴が開いたシューズで走っている学生が目立ちます。昨年の予選会前にクラウドファンディング資金で購入したシューズを、7ヶ月経った今でも履いている学生が大半です。大事に使っているのもありますが、これでは、怪我をして当たり前です。

 

昨年の予選会で使用したシューズで走っている学生も。


 このように、トレーナーによるコンディショニングサポート、検査(血液)など生化学的な評価検証、リカバリーアイテムの購入、食事サポート体制の充実、練習道具購入(シューズやウェア)など、「資金があれば」という課題が、今年度も継続して残されています。
 

 箱根駅伝に出場できれば、多くの寄附が集まる気がしています。箱根出場までが茨の道です。

 

箱根駅伝出場まで、もう少し。この苦しい時期を学生が乗り越えるためにも、応援者となって一緒に伴走していただけませんか。よろしくお願い申し上げます!

 

苦しい状況を乗り越えて、みなさんと一緒に箱根駅伝を目指したい!

 

 


目標金額と資金使徒

 

 

 

 


税制上の優遇措置について

 

 

 

筑波大学へのご寄附に対しましては、確定申告を行うことにより税制上の優遇措置が受けられます。(詳細はこちら:https://futureship.sec.tsukuba.ac.jp/tax/index.html


優遇措置の内容

■ 個人でご寄附をされる場合
− 所得控除
所得税法上の「寄附金控除」の対象となる特定寄附金(所得税法第78条第2項第2号)の税法上の優遇措置を受けることができます。具体的には、総所得金額等の40%を上限とした寄附金額について、「寄附金額-2,000円」の額が所得から控除されます。

 

− 住民税の軽減
お住まいの都道府県・市区町村が、条例で筑波大学を「寄附金税額控除」の対象として指定している場合、総所得金額等の30%を上限とする寄附金額について、下記の金額が翌年の個人住民税額から控除されます。

・都道府県が指定した寄附金 [寄附金額 - 2,000円]×4%に相当する額
・市区町村が指定した寄附金 [寄附金額 - 2,000円]×6%に相当する額
※県・市町村の両方が、寄附金税額控除対象指定を行っている場合、都合「寄附金額 - 2,000円」の10%に相当する額となります。

※本学を寄附金税額控除対象指定している自治体は、茨城県、千葉県、つくば市など多数があり、詳細は「寄附金に係わる税制の優遇措置に関するご案内(2017年1月)313KB」をご覧ください。

 

− 計算例
課税所得500万円でつくば市にお住まいの方が、10万円寄附された場合の計算方法は以下のとおりです。

(所得税の軽減額)
・寄附していない場合
  5,000,000円×20%(税率)-427,500(控除額)=572,500円
・10万円寄附している場合
  {5,000,000円-(100,000円-2,000円)}×20%-427,500(控除額)=552,900円
  572,500円-552,900円=19,600円(所得税の軽減額)

(個人住民税の軽減額)
(100,000円-2,000円)×10%=9,800円(個人住民税の軽減額)です。したがって、つくば市にお住まいの方が10万円寄附された場合、 19,600円(所得税の軽減額)+9,800円(個人住民税の軽減額)の合計29,400円が税制上の優遇措置による軽減額となります。
※上記はあくまでも目安です。実際は収入の種類、各種所得控除等により変動が生じることがあります。

 

優遇措置を受ける手続き

本学では、寄附金のご入金を確認しますと、ご寄附を頂いた方へ「寄附金受領証明書」をお送りしています。この証明書を添えて、所轄税務署で確定申告を行ってください。(住民税の寄附金控除のみを受ける場合は、市区町村に申告することになります。)なお、この証明書は、税制上の優遇措置を受けるために必須の書類ですので、大切に保管してください。


※一般的な所得税の確定申告提出期間は、毎年度、翌年2月16日から3月15日までの1ヵ月間です。なお、この期日が土曜日・日曜日と重なると順次繰り下げ、月曜日までとなります。

 

ゴールに向かって走り抜く。
応援おねがいします!

 


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