支援総額
目標金額 975,180円
- 支援者
- 90人
- 募集終了日
- 2013年3月12日
以前設置した方々のこと①
みなさんこんにちは。
スポンサー募集終了まで、残すところ6日となりました。
ここ一週間で、いっきに目標金額の半分を越え、まだまだ諦めずに呼びかけ続けたいと、勇気づけられています。
本当にありがとうございます。
今日の更新では、2011年10月に復興ドームを提供させていただいた方をご紹介します。
*****
●2011年10月設置:横田さんご夫妻
当時の状況:津波で家と倉庫を流されてしまった。仮設住宅に住んでいる。
使用目的:漁具や漁業のための餌の保管場所/作業場所として
▲左端のお二人が横田さんご夫妻です
横田さんご夫妻から初めて連絡があったのは、2011年6月ころのことでした。
すでに設置していた“DIY復興ドーム”に私たちの連絡先を貼っていたのですが、それを見て連絡をしてきてくれたそうです。
▲こんな貼り紙をしていました
横田さんたちの使用目的は、「漁業を再開するため」とのことで、具体的な状況は以下の通りでした。
・船だけは残った
・仕事(漁業)を再開するために車や道具を揃え始めているが、
漁業に必要なエサを保管する大きな冷蔵庫を置く場所がない
・仕事を始めることができず、収入がなく困っている
・市役所や漁業組合にも頼んでいるが、いつ対応してもらえるかわからない
・仕事の再開を待っているひとがいるから、一日でも早く始めたい
連絡を受けてからすこしして、東北に赴く機会がありお会いすることができました。
「仕事の復帰をするべく一生懸命動き回っているけれど、役所にも組合にもとりあってもらえない」と私たちに話し、悔し涙を流していました。
本気で仕事の再開を願う彼らの想いに、私たちの胸は熱くなりました。
そして2011年10月、横田さんの復興ドームを設置することができました。
▲2011年10月撮影:横田さんの復興ドームと、津波の被害でほとんど建物が残っていない山田町
設置後、またしばらく経ってから、私たちは横田さんたちに会いにいきました。
出会った頃は困った顔が多かったけれど、月日が流れ、かなり笑顔が見られるようになり、こんなに明るい人だったんだなあと私たちは思いました。
▲作業中の横田さん(奥さん)。奥さんは、漁のための仕込みなどで一日のほとんどを作業小屋(復興ドーム)で過ごしています。
▲作業中の横田さん(旦那さん)。漁師である旦那さんは、津波が来たときには船に乗って海にいて、船とともに沖へ逃れたそうです。
横田さんたちは、断熱材を買って、自分たちで室内に貼ったそうです。
これで冬の寒さや、夏の熱さが少しでも緩和されます。
このように、持ち主となった方たちは、工夫をして自分たちの空間を作っていっています。
ちなみに横田さんたちは、断熱材だけでなく、使い勝手がいいように玄関の扉を付けていました。
▲立派な玄関です!
▲横田さんご夫妻
お二人は、「魚送るから、必要なときは言ってね」と言ってくださいました。
リターン
3,000円+システム利用料
※大漁旗のポストーカードを1枚
※DIY復興ドームから制作した木片キーホルダーを1つ
※DIY復興ドームまでの道のりを記載した地図を1枚
※設置したDIY復興ドームに、支援者の方の氏名を記載
上記をお送り致します。
- 支援者
- 56人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円+システム利用料
※上記に加え、山田町ローカルガイドブックを1冊お送り致します。
- 支援者
- 21人
- 在庫数
- 制限なし
20,000円+システム利用料
※上記に2点に加え、DIY復興ドーム設置体験及び現地ツアーへの招待券を1枚お送り致します。
- 支援者
- 16人
- 在庫数
- 9
160,000円+システム利用料
※上記に3点に加え、復興ドーム命名権を付与致します。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 5