新年のご挨拶・終了報告に関する補足

新年あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

さて新年早々、大変恐縮ではございますが、昨日投稿させていただきました「終了報告」について、一部誤解・混乱を招きかねない部分がありましたのでご説明させていただきます。

「終了報告」はプロジェクトページ上に記載されている実施内容(2200形車両の山梨からの輸送)が、皆様よりご支援頂いた支援金によって、目的通りに実施完了したことの報告でございます。

READYFORのシステム上、リターン(返礼品)の準備状況とは関係なく終了報告を投稿する必要があるため、投稿させて頂いておりました次第でございます。

2200形電車保存会ではリターン(返礼品)やイベントなどの対応を今後とも責任持って引き続き進めて参ります。

あわせて、この度の2200形電車の救出・保存のクラファンが終了しても、2200形電車の保存プロジェクトに「終わり」はございません。
これからも引き続き、この2両の電車を大切に保存して、後世に繋ぎ、いつの日か故郷・小田急沿線への里帰りを目指し活動に励んで参ります。

2024年、2211号と2212号は様々なご縁と幸運、そして皆様方より頂きましたご支援によって奇跡の救出となりました。

これからの修繕・維持作業には困難も有ろうかと思います。それでも皆様と私たちの想いが詰まった電車を、復元し次の世代へ襷を繋いで行く。そのために努力し続けることが、応援頂いた皆様への恩返しと考えております。 

2両は、29年前に鉄道車両としての使命を果たし、走ることをやめてしまった「静態保存車」です。

しかしながら、皆様のご支援により輸送が実現し、トレーラーに牽引されて堂々と走る姿を見て、この電車たちは、決して走ることを忘れていないのだなと思いました。

今は少しの間、2211号・2212号は駅や車庫で一休みしながら、それぞれの場所で皆様と思い出を作っています。

ですが、今度は故郷を目的地として、また力強く走っていくことができるように。

来るべき日、小田急線の電車として恥じない姿で、堂々と故郷に帰還することができるように。

2025年は2200形電車の修復・整備を進めていく、1年にして参りたい所存です。

新年も2200形電車保存会の活動に、引き続きご理解・ご協力をお願い致します。