vol4. 『源氏物語』への招待─賢木巻の「暁」を読む─

定期的に「京都アカデミアウィーク2019」の見どころを連載でお知らせいたします。

『源氏物語』への招待─賢木巻の「暁」を読む─      

同志社女子大学 表象文化学部日本語日本文学科 特別任用教授 吉海直人

講演内容は

「葵巻の車争いでの敗北が要因となって、生霊と化した六条御息所は源氏の正妻・葵の上を取り殺す。と同時に源氏から愛されないことを悟った御息所は、娘斎宮と一緒に伊勢下向を決意し、物語の舞台から姿を消すことになる。続く賢木巻の前半では、源氏が御息所のいる嵯峨野の野宮を訪問し、二人の別れが美しく描かれる。その夕月夜から暁までの描写を丁寧に読み取ることを通して、『源氏物語』の面白さを伝えられれば幸いである。」

と源氏物語をの面白みを様々な角度からご講演します。

同志社女子大学担当者曰く

「講演者は、所属する日本語日本文学科が開設した1989年から本学に赴任しており、学内外で大学主催の講演会を開催した際には、幅広い年代の卒業生が来場しており、多くの卒業生から慕われていますさらに、一般市民が興味をもつ講演内容であることから、毎回、多くの一般市民の方々にお越しいただいている。また、２０１８年度に京都アカデミアフォーラムにて開催した「京のほんまもん講座」にも多くの方々にお越しいただいたことからも、今回の講演も満足していただけると期待できます」

ぜひお楽しみください。