応援メッセージ：山元加津子様（元特別支援学校教諭／作家）

みなさん、こんにちは。私は以前、特別支援学校に勤務していて、多くの子供達に接してきました。
子供たちと出会ったときにまず第一に考えるのは、生徒さんとのコミュニケションの方法です。思いがあるのに、伝えられないのはつらいこと。分かり合えたいと思うのです。

また、支援学校で一緒に働いていた宮田俊也さんは、２００９年に脳幹出血で倒れました。彼はもう意識を取り戻すこともできないと思われました。

けれど、意識を取り戻したときには、体のほとんどが動かない状態でした。

いろんなリハビリを繰り返して、今は、人差し指でスイッチを動かして、ファイン・チャットで思いを伝え、テレビを見て、ラインをしたりブログを書いたりもしています。

最近の宮田俊也さん　妹さんご家族、山元加津子さんと一緒に撮影

（ファイン・チャットを使って普段の会話、そこから外部連動機能で
ｉＰａｄも使い、今ではＬＩＮＥやインターネット等も利用。テレビや

ハードディスクレコーダーもファイン・チャットから操作しています。）

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私が養護学校の教員だったこと、そしていつも思いを伝えあえることを大切に考えていたので、スイッチを作ることには慣れていました。

でも、一般の方はそれが難しいと思います。

人によって動く場所も動かせる状態もいろいろです。スイッチもその方にあったものでなければ、ファイン・チャットを動かすことはできません。

ですから、このプロジェクトを応援しています。ぜひご協力をお願いいたします。