1型糖尿病患者が安心して食事を楽しめる世界をアプリで実現

皆様ご支援ありがとうございます。残り6日、目標達成まで10%をきりました。

皆様のおかげでもう少しで達成です。最後まで頑張って参りますので、引き続きのご支援、何卒よろしくお願いいたします。

本日は、「メディカルデザイン」についてです。

初めてお聞きになられた方も多いとは思いますが、富山大学ではメディカルデザイン･プロジェクトというものに取り組んでおられる先生がいらっしゃいます。

このプログラムは、スタンフォード大学で生まれた「バイオデザイン」というデザイン思考による開発手法を参考に、臨床現場のニーズや事業化を意識した医療機器の開発手法やそのための考え方を、実践的に学ぶ場を提供するプログラムです。

ものすごく簡単にメディカルデザインを説明をすると、医療の専門家ではない、違う方面のプロフェッショナルたちが集まって、「課題」からではなく「ニーズ」から様々なアイデアを出し合って新しい医療機器などを考える取り組みです。

医療の現場だけに関わらず、1つの業界の中だけでは解決できなかった問題が、異なる業界や専門家のアイデアやツール、サービスによって違う角度からあっさりと解決することがあります。

また、その業界の現場では当たり前になっていることが、側から見ると不思議に思うこともあると思います。

当然といえば当然で、医師は医療のプロフェッショナルではありますが金属加工のプロフェッショナルではありません。例えば歩行補助器具1つとっても、もっと軽くできるなど別分野の工業のプロから見れば改善の余地がありそうなことは想像できるのではないかと思います。

特に医療機器というのは簡単には製造販売できないものですので、とても広い世界とは言いにくいと思います。それだけに幅広くITや工業など様々な専門家が関わることで、ソフトウェアでもハードウェアでも、新しいアイデアでまだまだ現場を良くするものができる領域ではないかと感じます。

今回の私たちのプロジェクトも、現場のニーズから発しているものです。様々な方が医療の分野に興味をお持ちになることで、意外にあっさりと医師や患者さんの負担を軽減するアイデアが出るかもしれません。本プロジェクトを通じ、皆様方が医療の世界に興味をお持ちいただければと思います。