
プロジェクト本文
キベラスラムの小学校創設者のトークイベントを開催し
スラムで暮らすことの難しさや、今後の未来
傷ついた子どもたちが再生していく命の奇跡の物語を多くの方に伝えたい
はじめまして。NPO法人アマニ・ヤ・アフリカ事務局長の福井です!大学3年生の時に、初めて「マゴソスクール」を訪問し、厳しい環境の中でも強く生きる子供たちから、キラッキラの笑顔をもらい、ずっと関わっていきたいと強く思いました。マゴソスクールとは、早くに親を失い、よりどころを無くした子どもたちを自分のもとに引き取る、小さな寺子屋です。今では500人の子どもたちを抱える大家族になっています。東京での学生生活を終え、地元仙台で就職。それでもケニアへの想いは変わらず、何か自分にできないかと考えていた時に、マゴソスクールの運営支援やケニアの若者や障がい者のための職業訓練所の運営をし、経済的自立支援活動をしているアマニ・ヤ・アフリカを紹介されました。これは、やるしかない!と即断し、活動を始めました。そして今回、スラム暮らしの様々なエピソードや子どもたちとの出会い、傷ついた子どもたちが再生していく命の奇跡の物語を、マゴソスクールの大きなお母さんであるリリアンさんより、ダイレクトにお伝えするイベントを仙台(4月10日)と東京(4月17日)で開催します。
しかし、そのために必要な仙台と東京の会場費・仙台東京間移動のための交通費など計250,000円が不足しています。ご支援をお願い致します。
(2013年にマゴソスクールを再訪し、卒業生のみんなと)
どん底のような貧困がはびこるキベラスラムの暮らし
それでも、喜びや悲しみを共に分かち合う仲間たちと生き抜いています。
どん底のような貧困がはびこるキベラスラムの暮らしは、病気、強盗、大火事、空腹など辛いことも沢山あります。しかしそれでも日々の喜びや悲しみを共に分かち合う仲間たちがいます。近所の人々との助け合いと、ありとあらゆる工夫と努力によってスラムでは生き抜くことができます。
そんなスラム暮らしの様々なエピソードや子どもたちとの出会い、傷ついた子どもたちが再生していく命の奇跡の物語を、今年の4月に来日が決まったマゴソスクールの創設者であるリリアン・ワガラさんより、ダイレクトにお伝えするイベントを仙台と東京で開催します。
18人兄弟姉妹の長女リリアンさんは、病気で両親を亡くしてからキベラスラムで弟妹を支え、子どもたちだけでたくましく生き抜いてきました。やがてリリアンさんは、同じように早くに親を失い、よりどころを無くした子どもたちを自分のもとに引き取り、小さな寺子屋をはじめました。最初20人ではじまったその学校は、今では500人の子どもたちを抱える大家族になっています。
(写真中央のグリーンとオレンジの服を着ているのがリリアンさん)
昨年、マゴソスクール付近で火災が発生し住宅約300部屋が全焼。
火事の恐怖は子どもたちにとってかなりのトラウマとなり、
リリアンさんも家財等ほぼすべてのものを失ってしまいました。
昨年12月2日昼すぎ、キベラスラムのマゴソスクール近くで火災が発生し、近隣住宅約300部屋を全焼させ、火はマゴソスクールにまで及びました。図書館とコンピュータールームが焼けましたが、幸い子供たちにけが人等はありませんでした。しかし、マゴソスクール15年間のこれまでの成長を支えてきてくれたお友達のオケッチさんが消火活動をしている間に亡くなってしまいました。
火事の恐怖は子どもたちにとってかなりのトラウマになっているとのことですが、少しずつケアをしながら、再建に向けて動き出しています。リリアンさん自身も家財等ほぼすべてのものを失ってしまいました。
(簡素な造りの家々はすぐに焼けて、延焼)
しかし、リリアンさんはそのような状況下でも、「どんなことがあっても、もう立ち上がれないほどに打ちのめされても、私たちは一人じゃない。私たちを引っ張り上げてくれる力がある。私たちは強くなれる。また必ず立ち上がって前に向かって、歩いていく力が私たちにはある。だからみんなでがんばろう」とみんなの前で言いました。
(学校の図書室の壁は崩れ落ち、周りの様子を見るリリアンさん)
スラムへの長期的なサポートや
自らの生活を振り返るきっかけとなるような機会をつくりたい。
そんなリリアンさんの来日に合わせ、仙台(4月10日)と東京(4月17日)でイベントを開催し、より多くの方にリリアンさんから直接話しを聞ける場を設け、長期的なサポートや自らの生活を振り返るきっかけとなるような機会を作りたいと考えました。イベントの入場料はすべてマゴソスクール再建への資金に充てさせていただき、子供たちの学びの場の充実に向け、多くの方とともにバックアップしていきたいと考えております。
しかし、イベントを開催するための会場費及び国内移動の交通費などで費用25万円が不足しています。みなさま、ぜひこのイベントを実現させるためご支援をお願い致します。
(大西さんによるケニアの太鼓ンゴマの演奏)
参加者の方に遠いアフリカ、ケニアを少しでも身近に感じてもらい
少しでも考えてもらうきっかけにしたい
ケニアのキベラスラムでマゴソスクールを運営するリリアンさん。その姿、声、雰囲気を実際に目で見て、聴いて、感じてもらい、遠いアフリカ、ケニアを少しでも身近に感じてもらい、少しでも考えてもらうきっかけにしたいと考えています。
お話の案内役はケニア在住26年の早川千晶さん。そして、ケニアの村で8年間伝統音楽の修行を行って帰国した大西匡哉さんが、ケニアのドゥルマ民族のタイコを敲きます。
1月下旬から2月上旬までマゴソスクールに壁画を描きにいくペインター、ミヤザキケンスケさんも迎え、いろんな切り口からケニアを切り取り、五感すべて楽しんでいただける内容のイベントになります。
(歌と太鼓とダンスを。左から大西さん、早川さん)
(ライブペイントでリリアンたちを描いたミヤザキさん)
スラムの現状をより多くの方に知ってもらうことで
ケニアの子供たちの未来を創るサポートを。
国際協力、アフリカ音楽、文化、そしてアーティスト活動に興味のある方まで幅広い層の方に楽しんでいただき、より多くの方に現状を知ってもらうことで、ケニアの子供たちの未来を創るサポートにつながればと思います。
参加することで、スラムの子供たちをサポートできるイベントです。みなさま、ご協力をお願い致します。
(2012年7月に初めて来日したリリアンさんと教頭のオギラ先生を囲んで)
引換券について
・サンクスレター
・アマニ・ヤ・アフリカ ポストカード3枚セット
・仙台あるいは東京でのイベント入場券
イベントチケットは後日発送します。
・アマニオリジナルTシャツ
・当団体の洋裁訓練所の卒業生が制作したカンガ(東アフリカの伝統的な布)で作ったポーチ
・アマニファクトリー詰合せセット
(職業訓練所の卒業生が洋裁品を製作)
(イベントでの販売の様子。アマニファクトリー詰め合わせは、バナナ葉で作ったバオバブの木と人気の動物付きボールペン、ポーチ類2つを予定しています。アマニグッツが楽しめます!)
プロフィール
「人は、誰かと繋がり 暮らしの中で生きていく」 2015年7月に仙台市若林区荒井に小規模多機能ホーム福ちゃんの家を開所。2018年7月若林区なないろの里に多世代交流複合施設アンダンチをオープン。建物完結型の福祉施設ではなく、地域とのつながりを持った「暮らし」の構築を目指します。これからの地域の在り方をデザインし、事業を進めています。 多様な世代に向けて、居場所づくりを通して、荒井周辺の地域共生社会の実現を目指します。ちょっとずつ迷惑をかけあっても、認め合える地域がいいな〜と考えています。 公益財団法人地域創造基金さなぶり 理事 NPO法人せんだい・みやぎNPOセンター 理事 NPO法人アマニ・ヤ・アフリカ 理事 社会福祉法人ライフの学校 評議員 仙台市認知症対策推進会議 委員 仙台市都市計画審議会 市民委員
リターン
3,000円
サンクスレター
アマニ・ヤ・アフリカ ポストカード3枚セット
- 支援者
- 20人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
3000円に加え
・仙台あるいは東京でのイベント入場券
・アマニオリジナルTシャツ
・当団体の洋裁訓練所の卒業生が制作したカンガ(東アフリカの伝統的な布)で作ったポーチ
- 支援者
- 15人
- 在庫数
- 制限なし
30,000円
3000円に加え
・仙台あるいは東京でのイベント入場券
・アマニオリジナルTシャツ
・アマニファクトリー詰合せセット
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 制限なし
プロフィール
「人は、誰かと繋がり 暮らしの中で生きていく」 2015年7月に仙台市若林区荒井に小規模多機能ホーム福ちゃんの家を開所。2018年7月若林区なないろの里に多世代交流複合施設アンダンチをオープン。建物完結型の福祉施設ではなく、地域とのつながりを持った「暮らし」の構築を目指します。これからの地域の在り方をデザインし、事業を進めています。 多様な世代に向けて、居場所づくりを通して、荒井周辺の地域共生社会の実現を目指します。ちょっとずつ迷惑をかけあっても、認め合える地域がいいな〜と考えています。 公益財団法人地域創造基金さなぶり 理事 NPO法人せんだい・みやぎNPOセンター 理事 NPO法人アマニ・ヤ・アフリカ 理事 社会福祉法人ライフの学校 評議員 仙台市認知症対策推進会議 委員 仙台市都市計画審議会 市民委員