発達障害の子供達とご家族の笑顔が弾けるイベントを開催したい！

みなさん、こんにちは。
榎英唯子です。
えんじぇるのつばさ では、大人部門と子供部門の両方を兼任でお手伝いさせていただいています。

わたしにはいくつかの顔があります。
ヨガティーチャー、画家、カラーセラピスト、スピリチュアルカウンセラー、ジャズシンガー（現在お休み中）、服飾デザイナーとパタンナー。そして1歳男児の母です。

わたしは、42歳目前で出産するまでに、興味を引くあらゆることを経験してきました。
上記以外にもたくさん、楽しく学んだことが存在します。豊かな経験のおかげでわたしの人生は幸せであり、40歳代半ばにしてまだまだ、この先には豊かな未来と可能性が広がっていると信じています。

子供時代から、人の気持ちに超敏感でありつつも自分に自由を許している特異な性質であるが故に、当然の如く、小学5.6年生女子の多感な時期の初めにいじめに遭いました。
暴力こそ無いもののクラス中から無視され続け、口をきいてもらえるのは暴言のみ、という状態が2年近く続きました。
もちろん辛い気持ちはありましたが登校を拒否することもなく、卒業間際になってクラスメイトから持ち掛けられた仲直りをすんなり受け入れて一緒に卒業することが出来ました。
この期間、いじめを受けていることに執着することなくいられたのは、わたしが学校外の世界を少しなりとも知っていたからに他なりません。

クラス外や習い事の友達との世界、自分一人で没頭することの出来る世界。
仲間と奏でる音楽、一人で練習する楽しみ、自分の指先に持つ絵筆や針から創られていく絵や立体の創造性のへの静かなる興奮。
その壮大かつ小さな世界は、今でもわたしの豊かな人生を確実に育んでくれています。

人間にはあらゆる可能性があります。

いろんな道を選ぶことが出来るし、一つしか選べない訳でもない。
でも、そのことを知らなければ、吟味することすら出来ない。

いくつもの世界を、ただ知っている だけでも、生きる手段としても利用することが出来、その人の命にとって少しでも豊かさを加えることが出来るということを知って欲しいし、その一端を担う場を提供したい、という想いで活動に参加しています。

今回レディフォーで御支援をお願いしていますYMCAリトリートセンターでのスペシャル企画は大自然の中での1日になります。
大人も子供も、ヨガやアートや音楽を通しての目に見える経験だけに留まらず、人との関わり、感情の高揚や落胆への対処、目的に向かって進む手段の選択、森林に囲まれた時間の中でフルに味わう五感など、企画そのもの以上に付加されることが盛り込まれており、参加してくださる方々、特に子供たちにとって素晴らしい時間になることは間違いありません。

なんとしても開催し、終了時には皆の笑顔が輝く瞬間を、肌で感じたいのです。
どうか、御協力、御支援を、よろしくお願い申し上げます。