人生の半分をかけた挑戦!1990年代後半の海外旅行記を出版したい

人生の半分をかけた挑戦!1990年代後半の海外旅行記を出版したい

支援総額

1,324,000

目標金額 1,000,000円

支援者
110人
募集終了日
2019年5月31日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

 

士魂をお持ちの支援者の皆様から、義理堅く心強いご支援を賜り、5/12(日)夜にあと20日を残して、最初の目標額を達成することが出来ました。

 

心より御礼申し上げます。

 

皆様のお陰で、予想より幾分も早い目標達成が出来ましたので、第2目標として、130万円を目指したいと思っております。

 

というのも、自費出版のため、実際に必要な金額が、総額300万円(郵送料等諸経費込み)にものぼります。目標は達成しましたが、まだまだ苦しい状況が続いております。また、渡航費用や国際政治史等の参考文献購入費用を含めると、1,000万円以上の費用が掛っております。出来るだけ、金銭的な負担を減らして、今後の原稿の手直し・編集作業に専念するためにも、引き続きご支援頂ければ、誠にありがたく思います。

 

2019年5月16日追記

黒木淳哉

 

自分が海外で体験的に学んできた、 歴史観や死生観を、
若い世代に伝えていきたい。

 

初めまして、黒木淳哉です。熊本県の大学受験予備校で英語を教えるかたわら、翻訳と通訳の仕事をしています。戦前生まれの父や、その兄弟の影響もあり、高校生の頃から徐々に、「国際情勢の中の日本」に関心を持つようになりました。

 

浪人時代に落合信彦の『そしてわが祖国 完結編』を読み、感銘を受けたことによって、大学に入り、法学部法律学科に在籍しながらも、ゼミ等で国際関係論について本格的に勉強を始めます。その中で、座学だけでなく、実際の体験を通して、海外諸国と日本の関係性について学びたいという想いが日に日に強くなり、19歳のときに、単身海外へ飛び立ちました。

 

今回のプロジェクトでは、その1990年代後半の時代に一人の若者が目の当たりにした、海外の現実と、そこから学んだ人生観、歴史観、死生観を一冊の本に綴っていきたいと考えております。そして、本を通して、現代を生きる若い世代の人たちに、海外への関心と自国の歴史への誇りを持ってもらいたい。そんな想いを込めております。

 

しかし、現在のところ、自己資金だけでは出版資金が十分ではなく、資金調達できないと出版が厳しい状態です。20年という人生の半分もの時間をかけてきたプロジェクトですので、何とか成功させたいと思っています。

 

海外では様々な人と出会い、様々な価値観と出会いました。

 

高校生の頃からの夢。作家になりたかった。

 

私はもともと、文学作品が好きで、作家になりたいと考えていました。

 

高校受験の時に読んだ国語の文章で「若者は挫折して構わない。それは蹉跌であって、ただまた立ち上がればよいのだ」という一節があり、それに感動したのが、文学に関心を持ったきっかけだったと思います。それから、文学の面白さに取りつかれていき、自分もいつかは、文章を通して人に感動と喜び、勇気を与えられる存在になりたいと思うようになりました。

 

大学を卒業した後は、米国大学院への留学が決まっていました。そこで、自分を確立してから1冊の作品を書き上げるつもりでしたが、家庭の事情で留学は断念することに。しかしながら、何とか死ぬまでにこの執筆活動だけはやり遂げようと、心に決めていました。

 

このタイミングで、本の出版を決めたきっかけには、武道での怪我や、家族と自分の病気を通して、死について考えるようになったこともあります。しかし、その思いをより強めたのは、熊本地震でした。

 

明日死ぬとしたら、自分には何ができるのか。

 

すぐ浮かんできたのがこの本の出版でした。それから出版に向けて作業を本格化させ、納得のいく知識が身についた今のタイミングで、ちょうど地元の熊本で東京の大手出版社の出版相談会があり、ようやく出版への道が見えてきました。

 

出版する本の内容は、大学生のときに行った海外旅行の経験と、当時感じた思いを元にしています。そこでは、日本の良いところを再認識したとともに、人生に大きな影響を及ぼす価値観に触れました。

 

当時初めて行った海外と日本との環境の違いに、大きなカルチャーショックをうけました。

 

自分の人生観を大きく変えた、インド・台湾・米国での体験。

 

高校生の頃から国際情勢に関する問題には関心がありましたが、転機となったのは、大学の講義で、教授が自身のインド旅行について話してくれたことでした。それをきっかけに、地球儀や本でしか見たことのなかった地域を、実際に旅し、体験的に学びたいと考え、海外を旅することを決めました。

 

実際に行ったのは、インド・台湾・米国の3カ国。私は当時から作家になろうと思っていたので、その海外旅行は取材旅行とも言うべきものでした。しかし、それぞれの国で様々な人や文化に触れたことで、大きな心境の変化を迎えました。

 

インドでは大都市カルカッタと聖地バナラシに行きます。バナラシでは、火葬場近くのアパートで生まれ育った子供たちの平然と過ごす姿を見て、現地の人々の死生観を認識します。また、カルカッタでは、ストリートチルドレンやマザーハウスで奉仕する女性に出会い、今後自分がどのようにして生きていくべきかという人生観に影響を受けました。

 

ガンジス川で沐浴をするインドの人たち。

 

台湾では台北での学生向けの安宿の女主人から、台湾の民族構成を学びます。その他、長い滞在先となった台南では現地の青年たちや元日本人たちとの交流を通じて、当時の日本が外国からどう見られているのかや、先の大戦がどのようなものだったのかを知り、歴史観について、深く考えるきっかけをもらいました。

 

現地で交流した、台湾の少年たち。

 

米国に行った際には、その規模の大きさに驚きました。最初に滞在したニューヨークでは民族構成の複雑さからくるダイナミズムやそこからくる経済の活況を、ワシントンD.C.やアナポリスでは国家に奉仕することへの真摯さを肌で感じ取りました。

 

その一方で、ニューヨークでの現地人との口論から、自分が黄色人種であることや、それに対する差別意識を肌で感じ取ることもありました。ですが、それが全てではなく、困っている人へ手を差し伸べようとする米国人の奉仕の心もまた感じ取ることが出来ました。

 

当時のニューヨークのブロードウェイ。

 

過酷な国際情勢の中で、どう逞しく生きるべきか。こうした3カ国での体験は、自分の人生の捉え方を大きく変えることとなります。

 

 

本の内容について。

 

<あらすじ>

1990年代後半に19歳の若者が外国へ一人旅に出て、少しずつ成長していく物語です。当時は1999年7月に地球は滅亡するというノストラダムスの大予言も流行していた頃でしたし、冷戦も終わり、何となく緊張感がなくなり、世の中の人々が精神的に弛緩していた時代でもありました。

 

< 目次 >

 

【第1章】1997年夏、インド

【第1部】カルカッタ

【第2部】バナラシ

     ニラババ

     バガボンド

     ガンジス河の日の出

     日本人へ

【第3部】カルカッタ

     最後の晩餐

     マザー・ハウス

【第4部】東京

     亡霊

 

【第2章】1999年夏、台湾

【第1部】東京

     親日国家台湾

     挫折

     自己改革

     退部

【第2部】台北

     元日本人

【第3部】台南

     日本人へ

     台湾史

     台湾の反日

【第4部】台北

     ノストラダムスの大予言

 

【第3章】2000年秋、米国

【第1部】東京

     マネー敗戦

     先の大戦とコミンテルン

【第2部】ニューヨーク

     白人との喧嘩

【第3部】ワシントンD.C.

     ペンシルバニアホテルでの待ち合わせ

     アーリントン墓地とパール判事

     ゼロ戦と英霊たち

【第4部】アナポリス

     海軍士官学校

     本場の黒人たち

【第5部】ニューヨーク

     スギハラサバイバー

     メトロポリタン美術館と日本美術

     中国系米国人

     ハーレム

     9.11

 

<出版概要>

出版予定日:2019年11月30日

部   数:1000部

出 版 社:文芸社

 

人生の目的を持ち、今を一生懸命に生きることの大切さ。

 

今回、旅行記を出版し、学生時代の海外での体験や、学んだ歴史観、死生観を皆様にお伝えしたいと思っています。特にこれからの日本を担う若い世代には、この本を通して、海外への関心を持ってもらいたいです。

 

国際情勢がいかに日本国内の問題に影響を与えているのか。改めて、「世界の中の日本」であることを認識してもらいたいと考えています。

 

また、最後に、死生観を伝えることによって、人生の目的を持ち、今を一生懸命生きることの大切さも伝えていけたらと思っています。

 

皆さま、どうかご支援のほど、よろしくお願いいたします。

 

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プロフィール

翻訳事務所代表、専修学校法人大学予備校英語講師。熊本県立熊本高等学校、明治大学法学部法律学科(国際関係論ゼミ)卒、大阪大学大学院言語文化研究科客員研究補佐員。日本翻訳連盟1級翻訳士(政経・社会)、TOEIC930、日本拳法五段。外務省外部翻訳官を経て、熊本県警・熊本地裁では通訳人を務めている。茶道・書道歴約10年。日本赤十字救急法救命士、水上安全法救助員Ⅱ(ライフセーバー)資格所持。第1回熊本城マラソン完走(初マラソンで4時間18分)。今年は海での5キロ遠泳(オープンウォーター)に挑戦予定。

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リターン

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サポーターコース【3千円】サンクスレターをお送りします!

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・サンクスレターのご送付

申込数
3
在庫数
47
発送完了予定月
2019年10月

5,000


サポーターコース【5千円】サイン入りの初版本を1冊贈呈します!

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・サンクスレターのご送付
・出版図書(サイン入り)のご送付

申込数
61
在庫数
19
発送完了予定月
2019年10月

3,000


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2019年10月
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プロフィール

翻訳事務所代表、専修学校法人大学予備校英語講師。熊本県立熊本高等学校、明治大学法学部法律学科(国際関係論ゼミ)卒、大阪大学大学院言語文化研究科客員研究補佐員。日本翻訳連盟1級翻訳士(政経・社会)、TOEIC930、日本拳法五段。外務省外部翻訳官を経て、熊本県警・熊本地裁では通訳人を務めている。茶道・書道歴約10年。日本赤十字救急法救命士、水上安全法救助員Ⅱ(ライフセーバー)資格所持。第1回熊本城マラソン完走(初マラソンで4時間18分)。今年は海での5キロ遠泳(オープンウォーター)に挑戦予定。

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