8月25日に2016年度のレジデント・アーティストが茨城県守谷市に到着し、今年度のアーティスト・イン・レジデンスプログラムが始まりました。

エルサルバドル、マレーシア、韓国からの3人のアーティストは、これから110日間、ここ守谷市のアーカススタジオを拠点に滞在制作に取り組みます。

 

2016年度のレジデントアーティスト

 

レジデントアーティストが到着した翌日に、アーカスプロジェクトについて、アーティスト・イン・レジデンスプログラムへの取り組みかた、スタジオの利用方法、または茨城県や守谷市について、さまざまガイダンスを行いますが、その際にも、過去22年の記録を過去の資料や記録、カタログ、また図書などを使いながら、アーティストたちにも説明を行います。

 

毎年このガイダンスを行っているのですが、このスタジオに残された膨大の資料の一部から、私たちスタッフも過去のアーカススタジオの歴史や運営・レジデンスプログラムの変遷や、一連の流れを再確認・発見しながらアーティストに伝えていくため、改めて、これらの資料の貴重さや重みに気づき、日々のプログラム運営や、活動が今までの蓄積の上に成り立っていることを実感します。

 

 

過去の記録や資料を参照していくこと、それらを保存し、伝えること。それらの事が出来る、出来ないの違いによって、私たちが新たに出来ることと出来ないことには、大きな差があります。

 

アーカスプロジェクトには、22年間のレジデンスプログラム運営という長い歴史と蓄積されたノウハウがあります。

やはりこれらのノウハウ、歴史を私たちスタッフだけのものとするのではなく、図書サロンを出来るだけ早く完成し、このノウハウのつまった資料群や、歴史を公開することで、日本のアーティスト・イン・レジデンスプログラムやアーティスト支援、また地域の文化醸成に役立てることが必要だと思います。

 

また、今年のレジデントアーティストたちのこれからの110日間の滞在制作、活動が新たな記録や歴史を形づくっていくことになります。

このように、継続し、更新され続けていく活動を皆の手で残していくこと、また有効に利用していく為にも、是非とも今回のプロジェクトを達成したいです。

 

どうぞよろしくお願い致します。

 

アーカススタッフ一同

 

 

 

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