プロジェクト概要

 

2018年3月、みなさまに惜しまれながら運行を終了した、「特急 旭山動物園号」。

 

 

あれから1年半。

 

多くの人の記憶に残る大切な旭山動物園号を、このまま無いものにしてしまって良いのか? 園内に、列車丸ごととはいかないまでも、動物園号の世界観を再現した空間を作ることはできないか?


さまざまな議論・調整を経て、このたびついに、このアイデアが実現するめどが立ちました。

 

園内の施設の1階に、動物園号をモチーフにした、さまざまなコーナーを設ける計画です。

 

ただ、ネックなのは資金です。

 

空間の再現のためには少なくとも1千万円が必要で、このたびクラウドファンディングを立ち上げることを決めました。

 

本プロジェクトはAll-or-Nothing形式のため、目標金額に達しなければ、全額返金となりこの計画も白紙に戻ります。つまり、クラウドファンディングでお金が集まり切ることが、実現の条件なのです。

 

「動物園号の思い出を残したい」と考えてくださるお一人おひとりのお気持ちがつながれば、この夢は実現します。

 

どうかプロジェクト成立に向け、みなさまの思いを託していただけませんでしょうか。

 

坂東園長からのメッセージ

 

 

どんな空間を作るの?
ホールの1階部分全体をつかって、動物園号ならではのコーナーを再現!

 

動物園号に思いを抱く全ての方々とともに、動物園号を感じることができ、もういちど乗っている気分になれるような……そんな空間を作りたい。

 

では、どこに作るか? どんな意義を持って、どのように具現化すべきか?

 

運行終了後から、いくども話し合いを行い、このたびようやくアイデアがまとまりました。

 

園内の再現場所

 

今回、特急 旭山動物園号を再現するのは、動物園内の屋内施設(学習ホール)です。ここに、動物園号を構成する大切な要素を、それぞれ再現していきます。

 

西門から入って、きりん舎・かば館を越えた先にあるイベントホールの1階(現在は、休憩スペースや展示スペースとして使われています)を大改装して、再現空間を作ります。

 

デザインは、あべ弘士さんワールド全開

 

外壁にも、内装にも、あべさんがデザインした動物たちがたくさん! まさに動物園号ワールドを演出します。

 

 

もちろん、ハグハグチェアも再登場です(実は、こういった備品は、車両が廃車になる前に救出されていました)。このコーナーは、「ハグハグチェア」に座って撮影ができるほか休憩所も兼ねています。

 

 

遊び場&映像コーナー

 

動物園号で親しまれた、お子さん向けの遊び場コーナーを再現します。また、モニターでは、イベントホール2階で実施されるフォーラムなど、さまざまな映像が見られます。

 

 

記念写真撮影コーナー

 

キハ183系の運転台は、特徴的な形をしています。まるでそこに立っているかのような形で、写真撮影ができるコーナーです。

 

 

展示コーナー


動物園号のNゲージの鉄道ジオラマ模型コーナーを設けます。実際に走っていた列車、そして風景を感じ取り、楽しんでいただくことができます。
 

 

この空間は、動物園号の魅力や思い出を共有できる場、レクリエーションの場として、これまでの動物園にはなかった新たな憩いの場を演出していきたいと思っています。

 

また、お子さんはもちろん、年配の方や障がいのある方も気軽にご利用できる、バリアフリーの空間を目指しています。

 

あべ弘士さんからのメッセージ

 

 

特急 旭山動物園号とは?
老若男女に愛された、「動物たちと旅をする」列車

 

ーー旭山動物園への旅をより楽しんでいただけるように。

 

2007年の誕生以来、札幌駅-旭川駅間を駆け抜けたJR北海道の臨時特急「旭山動物園号」。

 

キハ183系を改造した車両の外側には動物たちがいっぱいに描かれ、「走る絵本」として親しまれました。

 

土曜日・休日および夏休み・冬休みなどの繁忙期を中心に計1179日運行し、約32万7千人が乗車しました。※写真:矢野友宏

 

11年の間に何度かリニューアルしていますが、いずれもデザインは、『あらしのよるに』などで知られる絵本作家・あべ弘士さんが担当。あべさんは、旭山動物園の元飼育スタッフでもあります。動物の生態をよく知るからこそのリアルで生き生きとしたタッチは、多くの人を魅了してきました。

 

さらに動物園号は、外観のみならず、車内にも工夫が凝らされていました。

 

例えば、各号車には、テーマに沿った動物のぬいぐるみが椅子になった「ハグハグチェア」コーナーが。

 

 

各座席には耳つきの動物カバーが付き、車両の通路には実物大の動物の足跡があしらわれていました。

 

 

さらに、1号車は客室ではなく、まるごとフリースペースになっていました。

 

カバのボールプールや、絵本を読み映像を見ることができるカーペット敷きのモグモグコーナーキリンの大きさと背比べできる記念撮影ボード、スタンプコーナーなどなど。

 

 

お子さんから年配の方まで、動物園に向かうお客さんにわくわくしてもらえるような世界観が作り込まれていました。


スタート当時、あべ弘士さんはこんなコメントを残しています。

 

地球上には、いろいろたくさんの動物たちがすんでいます。みんなそれぞれに美しくたくましい。そんな絵を列車にたくさん描きました。乗るときっと動物たちもよろこんで、おおさわぎすることでしょう。動物たちと旅をする。なんてステキなんでしょう。

 

旭山動物園としても、この「走る絵本」が運行することで、動物たちのこと、命の大切さをもっと知ってもらうきっかけとなりました。そして、旭川市、さらには北海道に「旭山動物園がある」ことを象徴するものとしてとても大きな役割を担い、数多くの人々と、かけがえのない思い出を分かち合えてきたと感じています。

 

鮮やかな車両は町の景色にも溶け込み、北海道の風物詩のような存在でした。※写真:矢野友宏

 

 

いつ運行が終了したの?
2018年3月、ラストラン。合言葉は「ありがとう、また会おうね」。

 

人気を博した動物園号でしたが、キハ183系の老朽化が深刻化したため、2017年7月1日からは特急「ライラック」で運用している789系電車0番台による「ライラック旭山動物園号」の運行に切り替わりました。

 

しかし、キハ183系の頃の、車両の内装・外装をまるごとデザインされた、あの「動物園号」はもう走っていないのです。

 

そして、キハ183系旭山動物園号は、2018年3月25日午後3時41分の運行をもって、ラストランとなりました。坂東園長の合図で出発した札幌行きの最終列車は、多くのファンの方に見送られました。

 

さらに、3月31日には旭川駅で最後のお披露目が行われ、親子連れ約1,100人が参加して、別れを惜しみました。

 

この11年間、旭川そして北海道の風物詩として多くの人に愛され、旭山動物園のみならず地域の活性化に大きな貢献をしてくれました。

お子さんが小さかった時に乗ったことを懐かしむ親御さんの姿や、今回初めてみた小さなお子さんが無邪気に大喜びする姿など、悲喜こもごもでした。※写真:矢野友宏

 

こうして、同年4月末には車両は解体。

 

しかし、みなさん一様に「もう少し走らせてほしかった」「できることなら今後も運行を続けてほしい」とおっしゃり、その声は、動物園くらぶメンバー、そして旭山動物園スタッフの心に残り続けていました。

 

そこで、今回のプロジェクトが発足したのです。

 

 

なぜクラウドファンディング?
資金が集まらなければ、実現できない。でも、他にも理由があります。

 

今回、空間を設計するにあたっては、本当にさまざまな議論を経ました。

 

車両を1両丸ごと再現できないか、と検討したこともありました。しかし、金額の面や保管場所、輸送などさまざまなハードルが存在しました。

 

たくさんの話し合いの中で、最終的に "大切にしたいこと" として一致したのは、子どもも大人もみんなが「思いきり楽しめるような空間にする」ということ。

 

 

限られたスペースの中ではありますが、来園した方々が在りし日の動物園号に思い浸り、さらには動物園号を知らない方にも「こんな全国的にも非常に珍しい列車がJRの歴史の1ページとして存在した」ことを知っていただくために、ベストな形は何か……? 突き詰めた結果、今回のプランが決まりました。

 

ただ、やはり課題は費用です。

 

動物園号、そして動物園を愛し、支援してくださるたくさんの方々の思い出、そしてなんとか残したいというお一人おひとりのお気持ちがつながることでこそ、この空間は生まれ変わるはず……。そう考え、今回初めてのクラウドファンディングに挑戦することを決意しました。

 

動物園号の再現に、どれくらいの方がご賛同いただけるか。本当に、望まれていることなのか。私たちにとっては、みなさまへの問いかけでもあります。

 

プロジェクト期間中、精一杯駆け抜けます。ご賛同いただけましたら、ぜひあたたかいご支援をいただけますと幸いです。

 

どうかよろしくお願いいたします。

 

※写真:矢野友宏

 

 

 

リターンのご紹介
クラウドファンディング限定のグッズや体験コースも!

 

●お礼のメール
あべ弘士さんの描き下ろしイラストつきでお送りします。


●オープニング報告レポート

再現空間が完成したあかつきに、そのオープンの様子をまとめたレポート(PDF)をメールにてお送りします。


●ホール内にお名前を掲示(ご希望の方のみ)

再現空間内に、ご支援者様のお名前を掲示いたします。ニックネームや、ご本人様以外のお名前(お子様のお名前など)でも可能です。


●旭山動物園年間パスポート

最初に入園された日から1年間有効のパスポート。カードサイズなので、お手元に残していただいて記念にも。

 

 

●あべ弘士さんイラスト!【Readyfor限定】動物園号グッズ

 

A) 《各車両モチーフ》クリアファイル(全10種)

動物園号の車両は、旧型・新型いずれも5両。各々に異なる動物たちの姿が描かれ、車両ごとにカラーも違うのが魅力でした。そのそれぞれの車両をモチーフにデザインした、全10種のクリアファイルです。

 

※コースごとに、お届けする枚数が異なりますので、よくご確認ください。

 

※あくまでイメージの画像です

 

B) 《動物園号の"顔"モチーフ》缶バッヂ 全種4個セット

動物園号の"顔"部分をモチーフにした、缶バッヂです。旧型・新型それぞれ前後で2種ずつ、全4種のデザインです。

 

※コースごとに、お届けする個数が異なりますので、よくご確認ください。

 

※あくまでイメージの画像です

 

C ) ポストカード 5枚セット

動物園号のイラストをモチーフにした、ポストカードセット(オリジナルイラスト3枚+動物園号写真2枚)です。

 

※あくまでイメージの画像です

 

●動物園号 耳つきシートカバー 1枚【限定80枚】

動物園号といえば、各座席を彩った、動物たちの耳つきシートカバー。実際に使われていたカバーを、JR北海道よりお譲りいただきました。綺麗に洗濯・消毒したものを、お届けします。もう二度と出回らないと思われる貴重品です。

 

※ご自宅の椅子や、車の座席カバーにもぜひ!

※どの動物のカバーが届くかは、お任せください。

 

 

●【4名様までok】動物園を裏側まで満喫! 園長ガイド

普段はなかなかガイドに出ることのない、坂東園長の案内で園内を巡るツアーです。バックヤードツアーつき。

 

※1つのご支援で、4名様まで一緒にお越しいただけます。

※開催は、2019年度秋〜冬を予定。半日程度。土日・平日、複数候補の中からご希望の日程を伺います(第一希望以外の日程でお願いする可能性もございますので、ご了承ください)。

※具体的な日程候補は、支援者様に追ってお知らせいたします。

 

※写真はイメージです。

 

●【4名までok】あべ弘士さん、坂東園長!園内宿泊体験

あべ弘士さん、坂東園長と一緒に、動物園内に1泊していただき、朝昼晩通して動物園を満喫いただけるコースです。

 

スケジュール(予定)

1日目:

午後、旭山動物園集合→坂東園長による園内ガイド・散策→夕食→夜の動物園散策→あべ弘士さん・坂東園長によるトーク

2日目:

朝食→あべ弘士さんと一緒に絵を描く体験→昼頃、終了・解散

 

※乳幼児はご遠慮ください。

※夕食・朝食はご用意いたします。就寝場所は、園内施設を予定しております。

※1つのご支援で、4名様まで一緒にお越しいただけます。ただし、ご家族で、お子様の人数の多い場合は【ご支援前に】お問い合わせください。できるだけ柔軟に対応させていただきます。

※開催は、2019年度秋〜冬の土日(または祝日)の予定です。具体的な日程は、支援者様に追ってお知らせいたします。

※その他、ご不明点は何なりとお問い合わせください。

Readyfor担当宛て:art_div@readyfor.jp

 

※写真はイメージです。あべさんによる絵描き教室の様子。


最新の新着情報

このプロジェクトを支援する
(※ログインが必要です)