12月13日(日)、保護者と職員有志が中心となり「鰹節を削ろう!出汁を使ったお料理と交流の会」を開催しました。

 

 打ち合わせでは様々な楽しい案が出ましたが、「味噌作りのときに子どもたちが作った味噌をお湯で溶いて味見し、何か(出汁)が足りないと気づいた」という実際の出来事にヒントを得て、テーマは「出汁(だし)」に決定。

 和食の基本ともいえる「出汁(だし)」、子どもたちに何を伝えるか、企画担当者で議論を重ね、子どもたちに本物の味を、と試しに本枯れの鰹節を削ってみたところ、、、「た、楽しい!」

 これはきっと子どもたちもハマるに違いない!という訳で、鰹節削りがメインの企画となりました。

 

 小学生以下の卒園児保護者にも声をかけ、在園児卒園児合わせて19家族、総勢58名が参加しました。

 

 赤ちゃんから楽しめる、鰹節が出てくる絵本(せなけいこ「ねこふんじゃった」)や、鰹節が出来るまでを描いた企画担当者手作りの紙芝居を読んだあと、いよいよ実際にかんなで鰹節を削ります!

 

 子どもも大人も参加者の多くが鰹節削り初体験。ホールいっぱいに広がる鰹節の芳醇な香り、ショッショッと響く軽快な音、削りたての鰹節の濃厚な旨味に驚いていました。

 

 見て、(削る音を)聴いて、触って、嗅いで、味わって、、、五感フル稼働の体験!

 子どもたちは目を輝かせてかんなを取り囲み、会食後まで交代で削り続けるほど。

 ちょっとコツを得た小学生が年下の子を見守る様はまるで親方のよう。

 赤ちゃんたちも興味しんしん、削っている様子を凝視。削りたてを口に入れてもらい大喜びでした。

 

 その後の会食では大きな4つのテーブル分かれ、わいわい賑やかに。削りたての鰹節からとった出汁を味見し、おかかおにぎり、ほうれん草のおかか和えをその場で作って食べました。出汁のきいた味噌汁と、給食の超人気メニュー「五目豆」(現代っ子なのに渋いあさいちっこたち!)も用意。子どもも大人も削りたての鰹節や出汁が引きたてる料理に舌鼓を打ち、たくさんおかわりして食べました。

 

 育児と仕事に追われ、食事を作ること、家族で食卓を囲むことさえままならなかったりしますが、、、毎日とはいわずとも、ちょっと余裕がある時にでも思い出して、出汁のきいたお料理を子どもと一緒に作ってもらえたりしたら。

 また、子どもたちの心のどこか片隅にでも、楽しい食の記憶として残ってくれたら嬉しいです。

 

 鰹節や野菜などの食材は、もちろん仙台朝市で調達。乾物屋さんの社長から鰹節の扱い方など教えていただきました。

 当日、特別声掛けしなくとも、子どもたちの鰹節削りに付き添ったり、味噌汁を配膳したりと、自発的に動き、わが子もよその子も分け隔てなく子どもたちを見守る保護者の方々。

 企画担当でなくとも、一緒になって考えたり準備を協力してくれた職員の方々。

 連れ立って遊びに来てくれた卒園児たち。

 朝市センター保育園の、緩やかだけど確かな繋がりを改めて感じた素敵なイベントとなりました。

 

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