プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

カンボジア、シェムリアップ近郊の学校の立て直しプロジェクトを進めてきました。3年間建て替え資金をコツコツ貯めてきましたが、円安が進んでしまってあと200万円どうしても必要です!


NPO法人アジアの子ども達の就学を支援する会(ASAP)http://www.tamagawa-kids.jp/asap/カンボジア学校立て直しプロジェクト」をご覧いただきありがとうございます。私は副理事長の大沼陽子と申します。年に2回私自身がカンボジアに行き支援活動に取り組んでおります。シェムリアップから車で1時間ほどのところにあるこのワットルン小学校は、木造校舎の柱のほとんどがシロアリでボロボロになっていて、いつ倒れてもおかしくない非常に危ない状態の教室です。そこで500人もの子どもが勉強をしています。

 

私たちはこの校舎の建て替え費用を3年間コツコツ貯めて来ました。しかし円安が進みどうしてもあと200万円ほど足りません。子ども達が安心して学べる校舎を建ててあげたいです。新校舎を待ち望んでいる子ども達にどうかお力をお貸し頂けないでしょうか。

 

(穴が開いてボロボロの屋根。曲がった柱。子供達は危険に晒されています)

 

 

「村の大人たちが皆字が読めない」という現実に大きなショックを受けました。貧困の連鎖を断ち切るには「教育」です。村の子ども達の未来を明るくしたかった。

 

きっかけは6年前、カンボジアで出会った村人の姿でした。汚れて穴の開いた服を着た裸足の子ども達、濁った水を口にする生徒達。自分の名前さえ書いたり読んだりできない村の大人たち。当時観光気分で訪れた私は、自分が生きている日本と真逆な、ひどすぎる環境に大きなショックを受けました。


カンボジアの状況はある程度理解はしていました。しかし現地で見たものはあまりにもひどい状態でした。ポルポト時代の『知識人皆殺し』は現在でも大きな影響を及ぼしており、それは想像以上に根深く、子供たちの身にふりかかっていました。ボロボロの校舎、貧しくて子どもを学校にやれない家庭、先生達にはどうにもできない現実がありました。こういった現状を知り、私達はまず安心して勉強できる校舎を寄贈することからはじめました。

 

しかし学校を建てた後に知ったのは、学校があって費用が無料でも、教育現場の抱えている問題の多さでした。

 

(建て替えをするワットルン小学校です)

 

 

『学校が無料でも貧困で学校に行けない子どもがいる』
『学校が建っても肝心の学校で教える先生がいない』
『国の予算が少なくて教科書や教材が圧倒的に不足している』
『建築素材や技術の未熟さで建築後一年たたずに不具合の出る校舎』
『ゴミや資料でグチャグチャの職員室』
『ゴミだらけの校庭や教室、不衛生なトイレ』

そこで私達は学校寄贈後も継続して訪問し、学校運営をサポートして村の未就学児童をゼロにすることを目標にして、活動を開始しました!

 

(村の未就学児童をゼロにすることを目標にして、活動を開始)

 

 

学校の先生達やお母さん達と共に力を合わせて活動し、今まで9つも学校を建て3000人以上の子ども達を支援することができました!

 

学校支援を進める中わかったのは、未就学児童解消に一番必要なのは貧困家庭への経済支援です。何かできないかと試行錯誤の中、カンボジアのお母さんたちに日本の幼稚園や学校で使う布小物を縫ってもらい収入につなげるという「Mother to Mother支援活動」活動を立ち上げました。

http://www.tamagawa-kids.jp/asap/naiyou/mother/index.html

 

電気や水道のない村なので『手縫い』というアナログ手法ではありますが、日本とカンボジアのお母さんが双方困っていることを助け合う「持続可能な最貧困家庭への経済支援」として着実に成果を上げています。

 

(カンボジアのお母さんに収入を生み出すことができました!)

 

 

支援を行った村では支援開始当初50%だった未就学率が現在ゼロになりました。

 

継続した学校支援と、Mother to Mother活動の成果はやがて形になって現れはじめました。離職する教員が減り、卒業生が次々先生になって戻ってくる学校が出始めました。そして校庭や教室のゴミがなくなり、教室内が整理整頓され、在席数などを記録するようになりました。そしてついに2014年、支援校のうち1校は郡一番の学校として表彰されるという結果に繋がりました。
現在入学希望者が遠方からも集まってくる学校になりました。

 

 

(ボロボロの柱。壊れた壁。危険と隣り合わせで、子供は生活しています。)

 

『そして今回、クラウドファンディングのプロジェクトとして支援したいのがワットルン小学校です。3年前、私たちの支援している地区の教育所長さんが、どうしても見てほしい学校があると連れて行かれたのがこの学校でした。約500人の子どもたちが勉強している大きな学校です。しかしその校舎はシロアリ被害で柱が折れ、屋根は穴だらけ。いつ崩壊してもおかしくない危険と隣り合わせの校舎の中で勉強しています。』

 

その校舎は外国の団体が建てたものです。しかし、建てただけでその後の支援は何も無く、連絡も取れないという状況でした。私達は、他団体が建てたからといって、危険な状況を見て見ぬふりはできませんでした。現在の教室数は7教室。必要最低限の5教室の信頼出来る建築会社に見積もってもらった建て替え費用は52972ドル。非常に大きな金額でした。相談を受けた3年前から私たちは500万円を目標にコツコツ資金を貯めてきましたが、その間に円安が進んでしまいました。建て替え費用の残り200万円の目途が立っていません。どうか力を貸して頂けないでしょうか。

 

(現地で待つ子供達のため、どうしてもプロジェクトを達成させたいのです)

 

 

貧困の連鎖から抜け出るには、教育しかありません。

 

今回のプロジェクトは、世界から見ればカンボジアの小さな村のたった一つの小さな学校の立て直しにすぎません。それでも毎年500人の子ども達が安心して勉強することができるようになります。私たちのモットーは、建て替えたあとも継続して訪問し学校運営が順調に進む様に見守ることです。


NPOなんて、胡散臭いという人もいます。でも私たちは年2回の現地訪問もほぼ自費で、日ごろの活動もボランティアでおこない、事務所費用や人件費もほとんどかけずに、皆さんから届き寄付金をできる限り現地に届ける努力を必死でしています。


小さな支援の積み重ねで、今まで支援を続けてきた学校の先生たちは、以前とは比べ物にならないほど自主的に学校を良くしようと行動し始めています。
安定してきた学校から、少しずつ問題の多い学校へ支援を移していき、NPOとしての責任を果たしていきたいと思っています。ワットルン小学校はまさしく今支援を必要としている学校です。

(現地の子供たちとのお写真です)

 

さいごに

 

カンボジアの国は、「ポルポトによる知識人の大虐殺」の影響で、国民の大人の大部分が教育を受ける機会を失い、識字できないという事情を抱えています。国の立て直しに教育は必須です。豊かで平和な日本にすむ私達が、ほんの少し力を分け合う事で確実に未来を明るくできる子ども達がいます。どうか皆様のお力をお貸しください!!

 

 


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