世界自然遺産のまち知床の芸術祭「葦の芸術原野祭」をご支援ください!

支援総額

1,531,000

目標金額 1,300,000円

支援者
151人
募集終了日
2024年9月1日

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2024年09月22日 12:00

あしげい2024を振り返って

こんにちは、本藤美咲です!
ことしのあしげいに色んな場所から出会って、関わってくださった皆様、本当にありがとうございました。

 

今年は昨年よりもより多くの時間を旧役場庁舎の会場で過ごすことができました。
そこで出会える方々おひとりおひとりと本当に濃い時間が過ごせたと思います。
斜里の方にも、近隣の町からお越しの方にも、全国各地から訪れてくださった方にもお会いできて、
いま目の前に居る方と一緒にお話しできていることの奇跡を毎日感じていました。

 

会場である旧役場庁舎(=旧図書館)の建物を通して、
そこに在る展示を通して、
日々現れるイベントを通して、
様々な方と交流ができました。

 

建物を通しての交流は、
それぞれの時代のこの建物を知る方が来場されて、当時のお話が伺えました。
役場だった頃はどの辺りにどんな部署が置かれていてどんな人が出入りしていたとか、昼休みには中庭で球技をして遊んでいたこととかを伺えたり、
図書館だった頃は建物いっぱいに本棚があったこととか、
いつの時代もトイレに行くのは怖かったとか(私も毎回怖いなぁと思いながら頑張ってトイレに行っていました笑)
それぞれの時代に訪れる人々に愛されてきて、
そしていまあしげいの会場として使わせて頂いていることでまた新しい建物の顔が見られていて、それを好きになって帰ってくれる人がいることの喜びを感じていました。

 

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展示を通しての交流は、
来てくださった方と一緒に会場を観て回れる機会が多くあり、
私ひとりで観るだけでは感じ取りきれなかった作品の新しい顔を一緒に沢山見つけられたことが嬉しかったです。
私は普段音楽を通じてなにかを伝えることをしていますが、音は消えていくので固定してずっとその場に置いておくことはできないし、自分が出した生の音を一緒に鑑賞するということはどうしてもできないので、
そこにある作品を、観に来てくれた方と一緒に観ることができるのは素敵なことだなと思い憧れます。
本当は作家さんご本人と一緒に観てもらえたらどんなに良いか…と思いつつなんとか自分なりに作品を紹介するのですが、
会場で作品を観て参加作家さんに興味を持ってくれた来場者の方が、参加作家さんである塩川裕子さんが営まれるしれとこくらぶに宿泊してくれた、ということがありました。
会場に居る作品を通じて、人と人が繋がるところを目の当たりにできてとても嬉しかったです。

 

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1階に展開された思い出うろうろプロジェクトでは、今年はより早くから会場に思い出の品を持ち込んでくださった方が多かった感覚があり、皆さんに参加頂いて展示が分厚くなっていくのを日々感じていました。

 

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斜里町出身である、中山芳子さんとふたりで出張思い出うろうろが出来たことは、町の方とより近い距離でお話できるきっかけになり嬉しかったです。


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イベントを通しての交流は、
ことしは公演に出演するだけでなく、自分がイベントを全面的に企画する日として1日設けて頂き、サウンドペインティングのワークショップとライブを開催したので、ここではその日について書きたいと思います。

 

昨年のあしげいが終わって振り返ってみたときに、
次は公演を観に来て頂くだけじゃなく、町の方と一緒に何かしたい!という思いがあったので、
次の年にすぐそれが叶えられることになりとても嬉しかったです。

 

どんな方が来てくれるのか、そもそも来てくれる方が居るのだろうか…ととても不安でしたが、
あしげい開幕前の7月頃から「チラシ見たよ!」と連絡を頂いた方がいらっしゃり、
チラシを作ってくれたひとがいて、チラシを配ってくれたひとがいて、おかげさまでちゃんと届いて欲しい人の所に届いている!ということがもうとても嬉しく、感謝感謝でした。


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楽譜が読める/読めない、楽器が演奏できる/できない
という事だけで一緒に音楽ができなくなってしまうのは残念な事だと思っていて、
コミュニケーションが取れればどんな人同士でも一緒にできる音楽が現れる日になることを目指してワークショップの準備をしていました。

 

当日はご自身の鍵盤ハーモニカやオカリナやベースを持参くださったり、
鞄に入っていた飴の缶を鳴らして、
私が持ってきた小さなおもちゃ楽器を使って、
川村喜一さんにお借りしたギターを使って、
などなど、
出せる音量の大小や質感など、バラバラな楽器が集まった、総勢8名のデコボコバンドが結成されました。


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ワークショップのたった1時間を使って、楽器選びからサウンドペインティングの説明、そして練習をし、
バンド結成から1時間半後にはすぐ本番で演奏してもらう…!!
というだいぶ無茶振りな企画だったのですが…
集まってくださった皆さんの集中力とその場を楽しむ力、そして聴きに来てくださった温かいお客様のおかげさまで、
はじめに目指していたことがしっかりその場に現れ、
デコボコでもちゃんとひとりひとりの音がそれぞれに活きて聴こえてきて、そのひとつひとつの音を等しく大事に楽しめる時間が持てて、とても幸せでした。

 

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聴きに来てくださった方にも指揮で参加して頂くという、これまた突然な無茶振りをお願いした場面があったのですが、
そんな無茶振りにも応えて頂いて、場の空気がガラッと変わるという、とても嬉しい出来事もありました。


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出展作家さんとして参加され、またあしげい初日にはワークショップも行われた佐伯雅視さんがライブを聴きに来てくださっていたのですが、
佐伯さんが中標津町でその日出会ったばかりのニックさんを誘って連れてきてくれていて、数時間前にあしげいのことを知ったばかりの彼に、指揮で参加して頂くこととなったのでした…!
すごいスピードで繋いで頂いたご縁に大感謝です。


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また最後には少しだけソロの演奏をさせてもらったのですが、皆さんに協力してもらって成り立ったワークショップとライブの時間を経てからの演奏は、ただひたすらにありがとうの気持ちを伝えたい気持ちで楽器を鳴らしていて、鳴らすというよりもお腹の底から音が出てくるというような感覚で、新しい扉が開かれたようでした。

 

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(写真を改めて見てみると自分が誰よりも嬉しそうな顔ではしゃいでいました…)

 


皆さんのおかげさまで最高の時間を過ごしました!
本当にありがとうございました。

 

こうして振り返りを書いてみると、皆さんからもらったものばかりだと、改めて思います。
まだまだここに書ききれていないことだらけなのですが、
またもっと大きくなった自分でお返しがしていけるように日々精進したいと思います。

 

会場で出会った皆さんと、そしてまだ見ぬこれからお会いできる皆さんとも、この先また同じ時間を共にできることを楽しみにしています!


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