介護アクティビティカード「あわせてポン！」で介護の架け橋となりたい

 

自己紹介

 

初めまして。

 

このたび、介護アクティビティカード「あわせてポン！」を考案しました。新井恵美子と申します！

 

埼玉県東松山市在住。40才。

父の認知症をきっかけに帰省し、現在は父と母との３人暮らし。

シンガー活動を軸に、6次化コーディネーター、父の介護と3足のわらじを履いて生活しております。

 

「あわせてポン！」をきっかけに、地元「東松山市」の地域活性化にも貢献をしたく

なるべく地元業者様に依頼し、地元の介護施設や、ケーブルテレビ等にもご協力をいただき地元でのPRをスタートしています。

 

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

退職後、あっという間に父が認知症になりました。

 

父は現在78歳、、、

ヘルパーさんや、施設の手をお借りしつつ、まだ元気なので基本は自宅で介護をしておりますが、なんといっても頑固なのです！

 

「体を動かそう！」と伝えても「やってる！」と言い返され。お互いイライラして喧嘩ごしに、、、、

喧嘩しながら「このまま歩けなくなってもいいの？！」と言ったら「そうなったら仕方がない！」と突き放される日々。

 

体も動きにくくなっているので億劫だろうけど、家族の願いとしては「せっかくまだ動けるのだから頑張ってほしいな」と思っていたのですが、

なかなか会話だけではうまく行かず、どうにか押し付けがましくなく体を動かしてもらえる方法はないかなと考えていました。

 

大事にしたいなと思ったポイントは

 

①補助なくなるべく1人でできる(自尊心の向上)
②指先を使う（脳トレ）
③介護者も一緒に遊べる（運動しているのを視認できるので安心感が増す）

 

このような事を促せる遊びはないかなと色々探しましたが丁度良いものが見つからなかったので、

思いつきで運動カードを手作りして遊んでみたところ、頑固な父が積極的に遊んでくれて、穏やかにコミュニケーションをとりながら運動をしてもらう目的が叶い、我ながら驚きました。

 

この出来事を、介護関係の方々にお伝えしカードを見ていただいたところ

「凄く良いと思う。なかなか新しい遊びも考えられないし施設でも使ってみたい」

とのお言葉をいただき、

「もしかしたら、少しはお役にたてるかな」と思い制作してみることに決めました。

 

自分で、歩ける。
一緒に楽しみ笑いあえる。

 

「体を動かすこと」「笑う事」誰もが考えうる健康維持の方法かと思います。しかし、加齢に伴いどうしても、体力、筋力、記憶力など衰えていきますよね。思うように出来ない事も増え、介護されるご本人も、もどかしさを感じられている方多いと思います。

 

介護する側もストレスやもどかしさもわかりますので、 そんなお互いのもどかしさの架け橋となれればいいなと思っております。

 

 

 

プロジェクトの内容

 

いただいたご支援は、『あわせてポン！』のカードの制作費に使用させていただきます。

制作には半年程度要する予定です。※材料の不足などで遅れる場合も考えられます。

 

 

読みやすく、優しい印象になるような字体と大きさ、また、動作の回数を表示しました。

多少の汚れやアルコール消毒にも対応できるようにコーティング加工。

 

また、角を丸めることで、怪我の予防とカード自体の耐久性を高めます。

背面の絵に関しましては「虹」をイメージして母に水彩画を描いてもらいました。

介護される側、する側の虹の架け橋となりますように。

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

市内の介護施設に持ち込んで、利用者様に遊んでいただいた際は、皆様積極的に参加くださり、びっくりするほど盛り上がりました！

 

実際に「普段はまったく反応を示されない方が、積極的に参加されてます！びっくり！」

とのお話しも伺えてとても嬉しかったです！

 

 

塗り絵・お歌などそれぞれ個人的にできる遊びはあっても、一緒に遊ぶ・同じ動きを一緒に行う。

また、競争心の刺激やめくる動作・どっちだろうと考えることなど、脳トレとコミュニケーションを一緒にするのは刺激になるのでとても良いと思うとのお声もいただきました。

 

今は、時期的に厳しいかもしれませんが、保育園等の介護施設への訪問の際に、年齢を超えて一緒に遊べるツールとしても活用いただけると思います。

 

これからもっと高齢化社会は進みます。できるだけ健康で元気にいてほしい。

できるだけ、ケアのする側のストレスを減らしたい。

 

会話だけだとイライラしてうまくコミュニケーションできないけど、できれば怒る事なく笑ってたい。そんな単純な想いですが、きっかけになれば嬉しく思います。

 

「あわせてポン！」を通じて介護される側、介護する側関係なく同じテーブルで一緒に盛り上がり、

笑いあえる風景。

 

その風景が全国に広がる事を願っております。