プロジェクト開始から10日目です。

知床はすっかり雪景色です。今年はこのまま根雪になるのかもしれません。

 

昨日の朝(12/11)、しばらくヒグマの情報がないと安心していた矢先、ウトロの住宅地に親子のヒグマの侵入がありました。

春から初冬にかけてウトロの町を囲う電気柵は、本格的な積雪を前に既に撤去しています。

幸いなことに人的な被害もなく、ヒグマはすぐに住宅地の外に出ていき事なきを得ましたが、ヒヤッする出来事でした。

 

ウトロ市街地を囲んでいるフェンス末端に取り付けた監視カメラに、ヒグマのお尻が写りこんでいました。

ヒグマはこのあと、フェンスを乗り越えて住宅地に入りました。

幸いにもヒグマを目撃した地域の方がすぐに通報をくれて、知床財団・警察・役場で対応し、午前9時ごろにはフェンスの外にヒグマは移動しました。

ヒグマのフェンス内の滞在時間は1時間強だったと思います。

 

自動撮影カメラに映りこんだヒグマのお尻です

 

知床では人とヒグマが隣り合って暮らしており、このようなことが日常的に起こり得ます。

ヒグマが侵入しないように電気柵をしっかりと維持管理して、ヒグマがゴミや干し魚に餌付かないように管理する、人とヒグマが共存するためには、このような人間側の努力が必要不可欠だと思うのです。

 

もしも今回、ヒグマがたまたま通った場所にゴミステーションがあって、その中にヒグマを誘引する生ゴミが入っていたら…、生ゴミを食べて、何度も住宅地に姿を見せて、やがて捕殺されるという運命をたどっていたかもしれません。

 

クマ対策ゴミステーションは、ヒグマと共存するための強力なツールです。設置を拡充して、しっかりとした体制を構築したいと考えています。

今回のクラウドファンディングは、知床の小さな町から始める、大きな挑戦の第1歩です。現在目標金額の22%のご寄付が集まっています。まずは3基のゴミステーションの設置から、ご協力をよろしくお願いいたします。

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