ミャンマー山岳地帯避難民への緊急支援のお願い！

【日本のみなさんへ】

 

私たちは、東海地方（愛知・三重・岐阜・静岡）を中心に活動しているミャンマー人のボランティアグループのdマ　ナイン　ナインと申します。2021年1月17日に在留ミャンマー人の交流や支援、および日本の生活や文化、風習、伝統を学ぶ目的で結成いたしました。

現在、NUG/CRPH の公式支援として認定を受けています。

 

【自由な未来を失いたくない】

 

今年2月1日、ミャンマー軍によるクーデターが起き、自由が奪われ、民主主義が奪われました。ミャンマーでは、1988年から軍による独裁政治に支配されてきました。軍の関係者は優遇され、富を独り占めし、裕福な生活をしていました。しかし、一般の国民は、自由を奪われ、どんなに努力して働いても苦しい生活を強いられました。そんな中、2011年に転機が訪れました。国際社会の支援のもと、ミャンマーでは、民主化が進められ、2020年11月の選挙では、民主主義を進めるアウンサンスーチー氏が率いる政党NLDが、国民の約89％の支持を得て、勝利しました。今年2月1日からは、新たなミャンマーの歴史が始まるはずでした。しかし、軍は、クーデターを起こし、アウンサンスーチー氏をはじめ、NLDの国会議員を拘束しました。中には、軍の拷問で殺害された国会議員をいます。国民は、長年続く、軍による独裁政治に決別しようとCDM（不服従運動）で抗議をしています。自由な未来を失いたくないために立ち上がり、抗議しています。

 

ALJKAZEERA より引用　（https://www.aljazeera.com/news/2021/2/20/myanmars-minorities-join-protest-in-show-of-unity-against-coup）

 

 

【なぜ命がけで抗議をするのか】

 

抗議のデモを行っているのは、ほとんどがZ世代と呼ばれる若者たちです。デモに参加して殺されるかもしれないと思いながら、親たちは、自分の子どもたちの腕に名前や連絡先を書いて、涙ながらに我が子を送り出します。自分たちの世代で、独裁政治を終わらせる。母や父、祖父母が苦しんだ自由が奪われる独裁政治はもう要らない。軍事政権の下で、死んだように生きるのは嫌だ。"次の世代

のために"と命がけで抗議を続けています。

 

 

武装した治安部隊と対峙する抗議デモに参加する青年と見送る少女 

JAPANNEWS より引用（https://japanews.co.jp/concrete5/index.php/Masazumi-Yugari-Official-Blog/2021-3-2/）

【微力だが無力ではない】

 

そうした抗議に対して、軍は、武力によって国民を従わせようとしています。母国ミャンマーでは、軍の暴力から逃れるため、多くの国民が、土地を捨て、家を捨て、避難しています。日本で暮らしている私たちミャンマー人は、そうした国民を支援するために活動をしてきましたが、クーデターから4か月が経ち、避難する国民が増え、生活は、ますます苦しくなっています。そこで、一人でも多くの方々にご支援頂きたく、民主主義国家を実現するためにこのプロジェクトを立ち上げました。ひとりひとりの力は小さくても決して無力ではありません。みなさんの支援が必要です。

 

　　

　

CHIN WORLD MEDIAより引用（https://www.chinworld.org）

 

【私たちの活動の経緯】 

 

今年2月1日に軍のクーデターが起きてから1週間後の2月7日。名古屋を中心に東海地方に暮らすミャンマー人、約1350人集まり、軍に対して抗議の声を上げました。日本国内には、約3万3000人のミャンマー人が暮らしています。愛知県は、東京に次いで2番目にミャンマー人が多い地域です。その周りの岐阜県や三重県を合わせると東海地方には、2000人以上のミャンマー人が暮らしています。ミャンマー国内では、軍の暴挙に抗議するためCDM（Civil DisobedienceMovement：市民の不服従運動）を行っています。暴力で従わせようとする軍に対して、公務員の80％以上が、命がけでCDMに参加し、抗議の声を上げています。そのためCDMに参加している人たちは、収入を得る事が出来ません。国外で暮らす私たちミャンマー人は、母国でCDMに参加する人たちをいくつかのグループに分かれ、様々な地域に避難する人たちを支援してきました。クーデターから4か月が過ぎ、ますます激しくなる軍の弾圧により800人以上のミャンマー国民が、犠牲になっています。その中に子供が70人以上も含まれています。理由もなく家族を殺され、家を追われている者も少なくありません。そうした人たちは、各地を転々とし、軍から逃れています。  そして、軍のクーデターからもう4ヶ月が過ぎました。 

 

　　　　　

 

 

【雨季に入ったミャンマーは更に大変】

 

 6月の中頃からミャンマーは、雨季に入ります。ミャンマーの雨季は、日本の梅雨とは比べものにならないほどの大雨が、10月ごろまで、朝に夕に降り続きます。 標高の高い山岳地帯に避難している小さな子どもたちは、寒さに震えながら、飢えに耐えながら、皆さんの支援を待っています。理不尽な暴力は、いつの時代も小さな子どもたちやお年寄り、抵抗できない弱者に向けられています。私たちは、そんな中、多くの勇気ある少数民族の人たちとともに避難する人たちに食料や医療物資を命がけで届けています。

 

コロナ禍で大変な最中、申し訳ありません。ぜひ皆さんの支援をお願いいたします。  

　

　

CHIN WORLD MEDIAより引用（https://www.chinworld.org）

 

 

税制上の優遇措置について

 

 

当会への支援・支援金につきましては税制上の優遇措置（寄附金控除）が受けられませんのでご了承ください。

 

 留意事項 ■

 

※ 支援金領収書の名義・発送先は、原則としてご支援時に入力したお届け先の宛名と住所となります。　

※ なお、ご支援後に上記情報を変更することはできず、アカウント情報を変更した場合でも、ご支援時に入力したお届け先の宛名と住所は変更されません（個別にご連絡いただかない限り、原則としてご支援時に入力いただいた宛名と住所にリターンや領収書等をお送りさせていただくことになります）のでご注意ください。

 

※新型コロナウイルスの影響によりプロジェクトもしくはリターンが遅延する可能性がありますのでご了承ください。

※ 支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただきます。　

 

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【プロジェクト終了要項】

●寄贈するもの    
支援金

●寄贈個数    
1,104,000円

●寄贈完了予定日    
2021年11月30日

●寄贈先    
NUG（National Unity Government of Myanmar）

●その他    
目標金額以上集まった場合は、シャン州の避難民に寄付する。