
与えず、捕り方を伝える
カンボジアには
魚を与えるのではなく、魚の取り方を伝えなさい
ということわざがあります。
先日、図書室をつくるカンボジアバンテイミンチェイ州教育局の初等教育課のトゥリー・ヒー課長と話をしました。
今回、図書室を設置するポンロー小学校の前にも、同州の他の小学校に図書室を作りましたが、その経験を活かし、さらによい図書室をつくるためにはどうすればいいか話し合いをしました。
「今まで作っていただいた学校図書室は休み時間になると、先生や生徒であふれています。また村民まで本を借りに来るんです」
日本のように図書館がいたるところにないので、地元の小学校の図書室を村民にも開放しています。
そんな話をしていた時に、トゥリー・ヒーが言ったのが、
「図書室を作る、本を配布する、備品を置くことは大変ありがたいけど」
「けど・・・」ということは何かわるいことがあるのでしょうか?
と息を飲むと、
「図書館員や学校の校長に研修をして、人を育ててくれるのが一番ありがたい。物の支援は使い方が分からなければ放置されてしまう。一番大切なのは人だから・・・」
このReadyfor?を通じた図書室の開館も、本の配布や備品を置くだけではなく、先生の育成も取り組んでいきます。
最後にトゥリー・ヒーは
「活動が続いていく。自立発展していく。そのためにも人を育てる活動とセットにしてご協力いただきたい」と。
魚を与えるのではなく、捕り方を伝える。
図書室づくりは、人づくりでもあります。
リターン
3,000円+システム利用料
図書室を作る活動の報告書をお送りします。
- 支援者
- 43人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円+システム利用料
上記にプラスして、カンボジアのポストカードをお送りします。
- 支援者
- 28人
- 在庫数
- 制限なし
20,000円+システム利用料
上記の2点にプラスして、子どもが描いた絵をお送りします。
- 支援者
- 6人
- 在庫数
- 制限なし
100,000円+システム利用料
上記の3点にプラスして、子どもたちと先生からの手紙と写真をお送りします。また皆さまからのメッセージとお名前を図書室の壁に貼り、子どもたちに紹介します。
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 制限なし