プロジェクト概要

カンボジアの子どもたちに教育を!字を覚えるために本を読む機会を!
 

こんにちは。はじめましてシャンティ国際ボランティア会の手束耕治です。

私は、カンボジアの小学校に図書室を作る活動を行っています。

 

このプロジェクトではカンボジアの小学校に図書室を設営します。日本では誰もが本を読むことができるため、あまり図書の重要性を感じないかもしれません。でも、字が読めるということは、生きる上ではとても重要なことなのです。家族を持つ親が、字が読めないばかりに、不正な契約書にサインをしてしまい、土地をだまし取られて、子供を売らねばならなくなったという悲惨な状況が続いています。

 

字を覚えるには時間がかかります。大人への教育ももちろん、悲しい現実を繰り返さないように、小さいうちから、しっかり字を読む機会と場を、一緒に作るお手伝いをしていただけませんか?

 

(先生の読み聞かせを真剣に聞く子どもたち)

 

今回図書室を作る場所は、カンボジアでも首都のプノンペンから遠く離れた北部のバンテイミンチェイ州。内戦の傷跡が深く残る地域です。

そして、ここでは、村人の7割が文字の読み書きに不安を感じているという調査結果がでています。これはとても深刻な現実です。けれど、学ぶことが嫌いなわけではありません。特に子どもたちは本が大好きでどんどん字を吸収していきます。

 

上の写真はそんな様子をおさめた一枚です。図書室のない小学校で、1冊の絵本を取り出して、スタッフの一人が校庭の木の下で子どもたちの読み聞かせを始めました。生まれてはじめて見る絵本の読み聞かせに子どもたちが瞳を輝かせ全身で聞き入っている姿がありました。

 

読み聞かせは、ただ本を知ってもらうだけではなく、内戦しか知らない子どもたちが「この世界には安心して集える場所があるんだ」と思ってもらうこと。先生の読み聞かせを通じて、自分の方を見て生の声で語ってくれる大人が存在することを感じてもらう効果もあります。

 

小学校には600人の生徒がいます。600人がそれぞれ、字を教えたり、代わりに読んであげる事ができれば、少しずつでも確実に良くなっていくはずだと考え、活動しています。

 

 

(絵本大好き!)

 

■カンボジアの歴史

カンボジアは1975年から約4年間のポルポト政権下で全ての学校やお寺は閉鎖されました。子どもたちも強制労働に駆り出され、学ぶことも本を読むこともできない暗黒の時代がありました。その後も、内戦が続き、最後の戦闘が終わったのは1998年です。ゼロからの国の復興が始まって、僻地にも学校ができ、先生が来るようになりましたが、まだまだ図書室や本が足りません。

 

(空っぽの教室を図書室にするため、所蔵する図書を選定中)

 

■生きるために文字を学ぶ

カンボジアの田舎の小学校に行った時、校庭で10代半ばの男の子が倒れていました。その隣に心配そうに母親がお腹を撫ぜています。私たちの姿を見つけたお母さんは胸のポケットから1枚の紙を取り出しました。「お医者さんが、『またあなたの息子さんがお腹が痛くなったらこうしなさい。また薬をこう飲みなさい』というアドバイスを、全部書いてくれました。」涙を流しながら、お母さんは言葉を続けます。「でも…私はこの字が読めません。お願いです。ここに書いてある字を読んでください。」カンボジアでは字が読めないがために契約書にサインをしてしまい、土地をだまし取られた農民、娘を売られた家族が後を絶ちません。また農薬の薬だと思い誤飲をしてしまう人たちもいました。

 

(“薬”はどれ?)

 

上のコップのラベルには、カンボジア語で左から「水」、「毒」、「薬」と書かれています。あなたには分かりましたか?そう、文字が読めなければ判別がつきません。

長い内戦の中、学校に行けなかったお父さん、お母さんたちがたくさんいます。今、学校が再開し、通っている子どもたちには、字が読めないから起こる辛い思いはさせたくありません。

 

(一冊の本を何人もの子と読む子どもたち)

 

字を覚えたての子どもたちが図書室で生まれて初めて手にした絵本を開いて、一字一字指でなぞりながら、大きな声を出して読んでいます。まるで、蚕が桑の葉っぱを食べるように。これまで教科書以外の本を見たことのなかった村の子どもたちにとって、本は頭と心の栄養です。素晴らしい本がいっぱい詰まった図書館は毎日が新しい世界(本)と出合うことのできる、わくわくするような夢の空間です。

 

■図書室の維持

せっかく図書室を開館したのに使われなくなっては意味がありません。建物や本が「もの」である以上、それを使う先生や図書館員の理解と技術の習得が不可欠です。そのために、図書館員の先生や校長に対する研修会を開催して、人材育成を行います。

 

(絵本を使った読み聞かせの研修の様子)

 

また運営の持続性を高めるために「住民参加」を促します。図書室の運営や読み聞かせなどの図書館活動を住民が資金的、技術的に積極的にサポートしていくことで、今回設置する図書室の扉を子どもたちのために開き続けるように取り組んでまいります。

 

図書室の扉を開けることは、子どもたちの未来の可能性の扉を開けることだと感じています。ご協力をいただければ幸いです。

 

【今回のプロジェクトで取り組む活動】

・学校図書室の設置(建設ではなく、学校にある一室を整備します)

・本棚や机などの、家具や備品の提供

・絵本や一般図書など、読書教材の配布

・図書室の運営の方法など、図書館員の技術向上のため研修会やスタディツアーを開催

・絵本の読み聞かせを日々行う先生を集めた、おはなし大会を開催

・住民に広く図書室の存在を知ってもらうため、周知するイベントを実施

・移動図書館活動を通じた読書キャンペーンの促進 

・絵本選定・購入のためのガイドブックの作成と配布

 

(絵本を見ながら、ノートに書き写す女の子)

 

【引換券】

■3,000円

 活動の報告書をお送りします。

 

■10,000円

 上記にプラスして、カンボジアのポストカードをお送りします。

 

 

■20,000円

 上記の2点にプラスして、カンボジアの子どもたちが描いた絵をお送りします。

 

■100,000円

 上記の3点にプラスして、子どもたちと先生からの手紙と写真をお送りします。またお名前とメッセージを図書室の中に飾ります。

 

研修会で折り紙の方法をお伝えしたら先生が図書室をデコレーション。このように壁が展示会場になっています。

 

皆さまのメッセージもここで紹介させていただきます。カンボジアの子どもたちの未来に向けたメッセージをお届けください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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