プロジェクト概要

 

病院前の救急救命技術者の教育を通して、カンボジアの救命率向上を!

 

初めまして、NPO法人Side by Side International 代表の佐々木浩二と申します。私たちはカンボジア救急救命技術支援チームを応援しています。チーム代表の津波古さんから本プロジェクトの紹介をして頂きます。
 
皆様、初めまして。カンボジア救急救命支援チーム代表の津波古憲と申します。私たちチームはカンボジアの病院前救急技術教育を支援し、現地の人材育成に力を入れ、カンボジアにおける救急医療や救命率の向上を目標に掲げています。

 

継続的、かつ実現性の高い教育計画を行いたい!カンボジア人自身で自国の救急隊員の教育を実践可能なカンボジアの病院前救急医療を担う人材を育成する必要があると思い、クラウドファンディングプロジェクトを立ち上げました。

 

私たちの合言葉は、カンボジアの言葉であるクメール語で「クマエ・チュオイ・クマエ」です。この言葉には「カンボジア人を救うのはカンボジア人だ」という意味が込められています。私たちの目標は、カンボジアの救急隊のレベルが上がり、救急隊員を教育できる人材をカンボジアで育てることです。どうか皆さま暖かいご支援、よろしくお願いします!

 

昨年の救急救命技術者講習の様子

 

昨年の救急救命技術者講習の様子

 

カンボジアでは緊急救命士等のシステムが確立しておらず、交通事故によって約8,100人に1人が亡くなっています。

 

カンボジアはオートバイの増加により、交通事故が多発。東南アジアの中でバイクの台数に対する事故死亡者数が最も多い国です!(10,000台あたり11.3台、WHO 2013調べ)。そして、急激な経済成長により車の普及率が上がり、それと同時に交通事故も増えています。しかし、カンボジアでは救急の制度が整っていないため、国民の8,106人に1人が交通事故で亡くなっている現状です(日本は2万9,083人に1人)。その死亡事故発生率はなんと、日本の3.59倍です(2015年比較)。2013年から2014年の一年で、死亡者数は1,901人から2,148人にまで増えており、年々増加しています。

 

カンボジアでは日本のように救急救命士等の資格制度やシステムが確立されておらず、現場に向かう隊員は十分な知識がないまま救急車に乗車し、救急活動を行なっています。そのため事故現場で応急手当を含めた効果的な救急活動を実施せずに、単に傷病者を担架に乗せ、病院に搬送しているのが現状です。このようなことが日々行われており、カンボジアでの病院前救急医療教育は早急の課題です。 

 

カンボジアでは各国が様々な救急活動に関する教育支援を行なっていますが、大抵の場合はボランティアで行なっていることが多く、短期間の教育支援で終了してしまうことが少なくありません。また、日本では受講料を支払って受ける講習も、カンボジアでは受講料を貰って講習を受けることが多いそうです。そのため、受講料目的で受講する年配の管理職の方が多く、現場に戻っても受講内容を下にフィードバックせず、最前線の現場で活動している若手に教育が行き届いてない現状があります。

 

私たちが指導の対象としているのは、その教育を受けたくても受けられない、現場の若手職員を対象としています。

 

昨年の救急救命技術者講習の様子

 

昨年の救急救命技術者講習の様子

 

日本から救急救命士・看護師をはじめとした有識者を派遣し、現地カンボジアの救急隊員に救急医療のトレーニングを行います。

 

今回のプロジェクトでは、私たち救急救命士・看護師をはじめとした救急医療の教育を受けた医療の有資格者が、カンボジアに行き、定期的に現地の救急隊員にトレーニングを実施します。

 

昨年の2016年9月、私たちのメンバー5名は現地のSide By Side Internationalの協力の元、プノンペン市の国立カルメット病院、国立クメール・ソビエト病院、プノンペン憲兵隊本部の方々に心肺蘇生法、搬送法や外傷傷病者への初期対応のトレーニングを実施致しました。

 

この活動を一回限りの活動に終わらせるのではなく、継続的かつ効果的な育成を行なうためには、同じグループのメンバーが定期的に現地を訪れ、将来指導者の立場になる若者を教育していくことが重要だと私たちは考えています。

 

活動状況はSide By Side Internationalのホームページをご参照ください。

http://side-by-side-intl.org/

 

主な対象予定としては、下記の活動を予定しております。

 

(1) カンボジアの病院前救急医療を担う救急隊員

(2) 国立カルメット病院

(3) 国立クメール・ ソビエト友好病院(KSFH)。

(4) プノンぺン憲兵隊本部

(5) その他救急医療に関連する者を教育対象者

 

カンボジアの病院前救急医療を担う救急隊員の方々を教育し、指導者を育成することで、最終的にはカンボジア国民の救命率の向上を促すことができると考えております。

 

昨年の救急救命技術者講習の様子

 

昨年の救急救命技術者講習の様子

 

カンボジアでの継続的な救急医療支援の活動を行なうにあたり、皆さまからのご支援が必要です。

 

・カンボジアの救急隊員向け講習プログラムの作成

 

カンボジアの救急事情を鑑み、日本の消防機関や日本赤十字社が開催する心肺蘇生法・応急手 当講習、および救急隊員向け標準外傷教育「JPTECTM」を参考にして、外傷教育を中心とした、応急手当、心肺蘇生法、搬送法といった内容の講習プログラムを作成し、アジア病院前救急医学会 (AAEMS)による認定が可能な講習プログラム内容を実施する。

 

・クメール語の救急隊員向けテキスト、講習資料、実技評価表、筆記試験の作成

 

日本で既に用いている資料があるため、その内容をカンボジアの病院前救急医療体制に合わせて改変し、カンボジアの病院前救急医療体制を勘案して、必要な部分を抜粋し、クメール語の救急救命士向けのテキストを作成する。

 

・今後のカンボジア救急医療を担う人材の育成

 

医療支援を継続して行っていくとともに、将来はカンボジア人自身で、現地の医療体制を構築し、医療技術の教育および質の担保もできる体制づくりができることが最終目標となっています。

 

今回は、2017年9月(20日間程度)の実施を考えております。ただ、現状ですと個人個人の実費での参加となってしまい、指導する側の人数が確保できなくなるのと同時に、将来的にも定期的に開催するのが困難となってしまいます。今後の継続的な活動を考えた際に、この活動への支援が必要です。

 

皆様から頂いた支援は、カンボジアへの渡航費や教材費の一部として充てさせて頂きます。費用の詳細と致しましては下記をご参照ください。皆さまの温かいご支援・ご協力、よろしくお願いいたします。

 

<資金使途>

・カンボジアへの5名分の渡航費(1人8万円の予算):40万円

・教材費:40万円

 

昨年の救急救命技術者講習の様子

 

昨年の救急救命技術者講習の様子

 

実行者紹介

 

佐々木 浩二

認定NPO法人Side by Side International代表。医療機器や自然エネルギー設備などの物資支援や人的支援を行なっている。

 

津波古 憲
1982年生まれ34歳、救急救命士。カンボジア救急救命技術支援チーム代表。大学院で研究を続けながら救急救命に関する国際支援活動も行っています。

 


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