特定非営利活動法人ミタイ・ミタクニャイ子ども基金を応援して下さる皆様方へ

 

暑中お見舞い申し上げます。

西日本の豪雨で被害に合われた皆様方には謹んでお見舞い申し上げます。

また、この災害で命を落とされた方々には謹んでお悔やみ申し上げます。

 

カテウラでもエルニーニョの影響で豪雨になると、パラグアイ側の水位が上昇し、カテウラ地域は浸水してしまいます。カテウラの住民は避難を余儀なくされ、全ての日常を奪われてしまいます。西日本の被害とカテウラの被害を重ねて、自分に何ができるのか、無力さと、でも何かできるのではないかと考えさせられます。

 

色々な社会課題が山積みする時代ですが、このプロジェクトは以下の3つの視点から私たちにできる実践をしていきたいと思っています。

 

【1.危機の中で立ち上がる共同体のサポート】

 

レベッカ・ソルニットが書いた『災害ユートピア~なぜそのとき特別な共同体が立ち上がるのか』(高月園子訳、亜紀書房、2011年)の中で、危機的な状況においては、身内や隣人だけではなく、見知らぬ人までが被災者に手を差し伸べ、危機の中で立ち上がる共同体があるといいます。

 

カテウラの若者たちは社会のリスク(危機)の中で生きているわけですが、その中で立ち上がり、前に進もうとしています。私たちミタイ基金のメンバーは、レベッカ・ソルニットが主張するような、困難な状況であるからこそ立ち上がる共同体を「生活改善プロジェクト」の実施を通しサポートし、ともに伴走し、応援して参ります。

 

【2.記憶を記録として残す】

 

柳田国男や宮本常一は、まるもじを残してきた人物だと言われています。記録として残らなかった女性たちの生き様や教育を十分に受けることができなかった経済的・社会的弱者の方々の記憶を文字にして、記録として残していった方々だと考えます。

 

カテウラの人々の生き様、シングルマザーの方々の生活やライフストーリー、ライフヒストリーはまだ十分に記録として残されていませんし、明らかにもされていません。このプロジェクトの実践を通し、カテウラの若者たちやシングルマザーの方々の生き様や記憶を記録として残す努力をしたいと思います。

 

【3.夢追い共同体の実現】

 

仕事で大阪に行き、長屋をリノベーションして、新たなまちづくりに挑戦している若者たちに出会いました。見知らぬ集団が地域にやってきても排除されるどころか、歓迎され、「衰退」に向かうコミュニティを変えていく若者たちと地域の方々のがんばりに感動しました。長屋は接合の空間(コンタクトゾーン)になっていました。外部者も内部者もこの空間で接合し、「夢追い共同体」を生み出していると強く思いました。

 

大阪でみた「夢追い共同体」をカテウラでもコンタクトゾーンを生み出すことから作ります。スラムに廃棄されるまだ使える様々な資源を使って小学校の校庭を整備したり、青空キッチンを設置したり、できるリノベーションに挑戦します。そして、それらの空間をコンタクトゾーンにして、「夢追い共同体」の立ち上げを応援して参ります。

 

皆様のご支援のお陰でこのように次のステージに立つことができました。

本当にありがとうございました。

困難な状況にある方々に対し、できる人が、出来る時に、できることをやるという共助の仕組みがあります。この度、インターネットの力を借り、日本とパラグアイをつなぐ国際共助の枠組みができました。生涯の中で忘れることのできない貴重な日となりました。

 

JVのメンバーとミタイ基金のメンバーの写真、そして子どもたちの笑顔を皆様にお届けし、御礼のご挨拶とさせて頂きます。本当にありがとうございました。

 

皆様のこれからが益々幸多かれことを心よりお祈り申し上げます。

 

特定非営利活動法人ミタイ・ミタクニャイ子ども基金

代表理事藤掛洋子&メンバー一同

 

 

 

 

 

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