野良猫母ちゃんファミリーを守りたい！

▼自己紹介

はじめまして。

私はタイ人夫とタイ犬一匹とタイの観光地のひとつであるチャーン島に6年暮らしているtomoと申します。

 

チャーン島は、バンコクから東南に陸路で6時間ほどのカンボジアとの国境近くにある国立公園で、自然豊かで、ダイビングスポットでも名の知れたタイで2番目に大きな観光島です。

 

私は、主人の経営するバーの手伝いの他に、自身で日本食デリバリーとネットで洋服販売と洋服実店舗の運営をしておりますが、新型コロナウィルスの影響により、今年2月から観光客が激減し、3月27日の自粛命令により営業停止となったまま、雨季に入ってしまい厳しい生活状況が続いております。

なんとか売上げが取れそうな日本食デリバリーから再開しようと現在は準備をしています。

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

2019年9月15日に大豪雨で大洪水が起き、主人の経営する飲食店が浸水し運営再開が難しくなり、なんとかハイシーズン2019年12月より営業は再開出来たものの、当初忍び寄っていたコロナウィルスの影響で収入が激減し、私一人では裏庭に住むの野良猫母ちゃんファミリーへ避妊去勢手術やワクチン予防接種など、安全に暮らせる最低限の処置をする余裕がなくなってしまい、2020年3月にプロジェクト『野良猫母ちゃんファミリーを救いたい！』を立上げ、一度皆様にご協力いただきました。そして、新型コロナウィルスで自粛生活したまま、雨季に入り生活状況が一向に良くならず、全7匹に増えた野良猫母ちゃんファミリーの生活を維持していくことが難しく、再度また皆様の力をお借りしたくプロジェクトを立ち上げました。

 

将来的には、島にいる野良猫と野良犬にまず頭数を増やさない為に避妊去勢手術とワクチン予防接種をしたり、里親探しなどもしていきたいのですが、私もまだまだ野良猫犬の保護は初心者で、まずは私と1番付き合いの長くなった私の家の裏庭に住む野良猫母ちゃんファミリーのケアで野良猫保護について勉強しながら、自分に出来る今後の活動について思考しています。

 

 

◎島の野良猫犬事情◎

タイ中心地バンコクでは、野良犬と野良猫が国の対応により急激に減りましたが、バンコク郊外は無法地帯なのがタイの現状です。

私の住む島にも野良犬保護団体（ボランティア）と動物病院がありますが、全野良犬と野良猫にケアが行き届いているわけではなく、とある空き地では野良犬が無限に増え続けており、道路にまで溢れ出てくるほどの野良犬が座り込んでいたりしており問題になっています。

また、引っ越しで動物を置き去りしたり、観光客の中には島にいる間だけ自分の物のように動物を連れまわし帰国時には放置など、信じられないことを聞いたり見たりするのが現状で、野良猫犬が暮らすには厳しい環境です。

 

◎野良猫母ちゃんファミリーについて◎

約1年半前に、私の家の裏庭に娘猫1匹を連れて引越してきた母さん猫は妊娠中でした。

まもなくして無事にご近所さん宅で3匹を出産しました。子猫達はすくすくと育っていましたが生後2ヶ月経つ頃に、最初に連れていた娘猫が、私の目の前で野良犬に襲われて亡くなってしまいます。その一部始終を母さん猫が目撃していて怖くなったのか暫くうちへ来なくなり、当初予定していた母さん猫と子猫達への予防接種が出来ませんでした。

ですが暫くして、母さん猫がまたうちへ来るようになり、今度こそ予防接種をと考えていた去年の9月に母さん猫の妊娠に気が付きました。それと同時期に子猫1匹（メス）が夜中に嘔吐を繰り返し、そのままあっという間に亡くなってしまい、この日を境に他の子猫も母さん猫も一切姿が見えなくなり、探し続けて3日後にやっと母さん猫だけが戻ってきて、子猫2匹は消息不明でしたが、後から猫嫌いのご近所さんが、お寺に猫を渡したと聞いて、お寺に探しに行きましたが1度も見かけたことはなく消息不明です。

そして妊娠していたはずの母さん猫が、出産を終えたのかお腹はぺったんこで現れましたが、近所中探しても生まれたての子猫の姿は見当たらず、こちらも消息不明でしたが、また猫嫌いのご近所さんが、庭で出産している母さん猫を見つけ、猫好きな友人へ赤ちゃん猫2匹を渡したと伺いました。

 

母さん猫が、最初の娘猫の出産が何時だったのか不明ですが、9ヶ月間で2回出産したのに子育て完了できず子供達を失っています。

 

余談ですが、私の住むエリアでは毎年1度、動物嫌いの人間が毒餌を撒くという事件が発生しており、私もこちらに住み始めてから泡を吹いてなくなっている動物たちを何頭も目撃しお寺へ埋めており、ここは野良猫が、出産して無事に子育てを完了するには、とても厳しい環境です。

 

母さん猫が子猫達を全て失って独りになってしまった頃に、私も飼っていた猫を亡くしました。母さん猫をうちの子にと思いましたが、母さん猫が私の飼う犬になかなか慣れずに喧嘩しようとして2度ほど飼い犬が怪我をしているため、我が家に向かい入れることができません。

そして去年の11月に、母さん猫の3度目の妊娠が分かり、12月25日に私の家の2階で無事に4匹を出産しますが、産後3日目に家を出ていってしまい、母さん猫だけが毎日うちへご飯を食べに来るだけで子猫達の姿はないままでした。ですが、今年の2月8日に子猫4匹を連れて母さん猫が裏庭へ帰ってきましたが、この世代でも1匹亡くなり3匹になります。3匹が2ヶ月を過ぎやっと母さん猫に避妊手術と予防接種が出来るところに、また妊娠が発覚し5月24日から3日間かけての難産で4匹を生みましたが、1匹は生後1日目に亡くなり、もう1匹は回虫感染により亡くなってしまいました。

 

現在は、全7匹の野良猫ちゃんファミリーです。

母さん猫と赤ちゃん猫2匹は産後以来、我が家で保護しておりますが、父さん猫と3匹の8ヶ月の猫達は裏庭で暮らしています。

 

◎前プロジェクトからの経緯◎

前プロジェクトはこちら→『野良猫母ちゃんファミリーを救いたい！』

 

前回のプロジェクトで、母さん猫と8ヶ月の3匹には予防接種と避妊去勢手術が完了していますが、

赤ちゃん猫2匹と父猫への避妊去勢手術とワクチン接種はこれからとなります。

また、前プロジェクト進行中に回虫感染を発見し、回虫駆除薬投与1回目が終了しておりますが、経過観察と継続的な治療が必要です。

母さん猫は避妊手術後も母乳が出ており、母乳を飲んで子猫達を育てており回虫感染を再発させないためにも、母さん猫と生後2ヶ月の2匹は我が家で屋外に出さず室内で保護しています。

 

本来ならば、自分一人の力で成し遂げるプロジェクトなのですが、今年に入り生活状況の悪化し、それがまだまだ良くなる気配がなく、自分でケア出来ないならば里親に出すことも考えて話を聞いたりしましたが、母さん猫は子育てを放棄することもなく大切に子猫達を育てているのと、パートナーの父さん猫との仲良しな光景を見ていて、私の我儘なのかもしれませんが、この場所で全7匹の家族が元気に暮らしていける環境を守っていきたいと考えています。

 

 

▼プロジェクトの内容

野良猫ちゃんファミリー の生活維持費とお父さん猫と赤ちゃん猫のワクチン接種と避妊去勢手術、

そして前プロジェクト中に発覚した回虫感染の治療費を集めたい！

 

去勢費用3匹（オス猫2匹とメス猫1匹）: 15,200円

オス猫: 4,600円/匹

メス猫: 6,000円/匹

 

予防接種（初回4,500円/2回目以降4,000円）: 29,500円

初回:3匹

2回目:4匹

 

回虫駆除・検査全7匹 （2,000円/回　残り2回）: 28,000円

猫トイレ設置 （室内2/屋外1）: 4,000円

 

車レンタル: 18,000円

4,500円（1日）× 4日分

（猫を病院へ運ぶため）

 

当面の食事代と猫砂代 : 189,120円

 

小計額: 283,820円

他 手数料: 81,180円

 

合計: 365,000円

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

前プロジェクト進行中に回虫感染を発見し、野良猫母ちゃんファミリー全猫に治療をしなければ永遠に感染が続いてしまい、人や犬にも伝染ってしまうので徹底して完治させることで再発の防止が出来ます。

 

プロジェクトにより、予防接種で不慮の病気が防げることや、去勢により感染症や乳腺腫瘍の予防となります。

また、去勢することによってマーキングも防げ、住民からの苦情も減り、人間の野良猫への悪戯も減り安全な環境を整えてあげることができます。

特に父さん猫は、野良猫歴が長いせいなのかマーキングやゴミ置き場荒らしがひどく、人間に虐められることを防止したいです。

 

・プロジェクトの終了要項
治療・手術対象：
オス猫5匹
メス猫2匹

治療・手術内容：
避妊去勢手術（オス猫2匹/メス猫1匹）
ワクチン接種7匹（初回3匹/2回目4匹）
回虫駆除薬投与7匹（2回分）

治療・手術完了予定日：2021年3月31日