プロジェクト概要

医師とクリエイターで子ども虐待を「予防」する映像をつくり、
虐待で苦しむ子どもたち、お母さんを1人でも減らしたい。

 

はじめまして。一般社団法人「こどものみかた」の理事で小児科医の小橋と申します。毎週のように報道される「子ども虐待」の悲しいニュース。報道を見るたびに「なんてひどい」「かわいそう」と感じます。

 

でもそれで終わってしまっては、この問題の解決につながっていきません。日々、子どもの虐待に関わるものとして私が思うのは、「なぜ虐待が起こるのか」「どうすれば虐待を防げるのか」をもう少しみんなで考え、「そのためにできること」をみんなで少しずつでもできたら、ということです。

 

そもそも「子ども虐待」というのは、ゼロかイチかではなく、程度の差こそあれ、実は誰でもしてしまう可能性があることなのです。そして、もういっぽうで、「子ども虐待」は「予防」することもできるのです。


私は、「子ども虐待」の捉えられ方が変わり、「子ども虐待」の「予防」につながるようなムービーをつくりたいと思っています。小児科医だけではできません。「子ども虐待を何とかしたい」という想いを持つコミュニケーションのプロと組んでムービーをつくって、全国に発信していきます。

 

 

そもそもなぜ、子ども虐待は起こってしまうのか。

 

みなさんは、子ども虐待を起こしてしまう人のことを「特別な」「自分とは全然違う」人だと思っていませんか?私は小児科医として日々、多くの子どもたち、お母さん、お父さんたちと接する中で、このように思っている方がとても多いことを感じています。でも決してそんなことはないのです。

 

子育てのストレスやプレッシャーは、お母さんやお父さんにとってとても大きなものです。そんな中で、まわりに助けを求められずに孤立してしまったり、社会が他人の子育てに無関心だったりすると、誰だって子どもを虐待してしまう可能性があるのです。

 


日本の「子ども虐待」の問題は、報告されているより大きな問題です。


いま日本での児童相談所への虐待相談件数は、年間およそ7万件です。いっぽうアメリカでは年間350万件にものぼる虐待の報告があります。日本であきらかになっている虐待の件数は、まだ氷山の一角なのだと思います。虐待の発生件数が増加しているのは、少しずつ社会の関心が増してきていることの表れと言えるのではないでしょうか。さまざまな援助を求めやすくなったアメリカやイギリスでは、いま虐待の件数はむしろ減る傾向になっています。

 

そして、日本で「虐待死」にいたってしまった件数は、年間およそ100件と報告されています。でも、私たちはそのかげに、報告にあがってこない何倍もの事例が隠れているはずだと思っています。というのも、私たちが現場で日々接しているような「少なからず虐待が疑われながら命を失った子どもたち」はこの件数の中に入っておらず、100件は「虐待による死亡」であることがはっきり立証された事例だけなのです。

 

(出典:厚生労働省 平成25年度「児童相談所での児童虐待相談対応件数」)

 

日本の子育てに、『チャイルドファースト』という考え方を広めたい。

 

欧米では、子どもの「安全が守られないこと」が「子ども虐待」と考えられています。そこには、子どもの安全を何よりも優先させる、子どもを中心にしたモノの見方=『チャイルドファースト』という考え方があります。

 

いっぽう日本においては、子ども虐待は、「一部の特別な人が行う特殊なこと」と考えられがちです。医療者でさえも、「まさかあのお母さんが」「これは不慮の事故だから…」と考えがちで、正しく事実に向きえないことがあります。結果として「通告」などの正しい対応ができずに、本来もっとも優先されるべき「子どもの安全」を守ることが見過ごされてしまうことも多いのです。

この『チャイルドファースト』の考え方では、「子ども虐待」への対応というのは、「犯人さがし」や「加害親の告発」ということにはなりません。そうではなくて、「子どもが安全にくらせる環境を用意する」という家族の大切な機能が「機能不全」になっているときに、医療者・児童相談所・警察など地域のさまざまな人が連携して、家族の機能を取り戻すため支援することなのです。

 


子ども虐待の問題を、「自分にも関係ある問題」にしてもらいたい。

 

行政による子ども虐待にかかわる年間予算は3000億を超える、と言われています。ですがその多くは、ケアや養護を中心とした「事後の対応」に重点が置かれていて、「予防」に対する取り組みはまだまだ足りていません。私たちはこの「予防」こそいま大切だと思っています。

 

求められるのは、この社会でくらす多くのみなさんがこの問題を正しくとらえ、「自分にも関係ある問題」と考えてくれること、そして、いま自分にできることを知り、ひとりひとりがほんのちょっとでも行動を変えていくことだと思います。

 

 

いままでの子ども虐待のアプローチと違う、

みんなに見てもらえるムービーに。

 

「子ども虐待」の話しを積極的に聞きたいという人は多くありません。できれば「聞きたくない」「考えたくない」テーマです。そんなテーマについて、どうしたらみんなに振り向いてもらえるだろうか。私たちのチームは、かわいらしいアニメのキャラクターを使い、ポジティブで理想的な世界も描くことで、「みんなに見てもらえる」読後感のいいムービーにしたいと思っています。いま私たちが考えているストーリーを紹介します。

 

 

舞台はみかん星。そこには、「みかんママ」と「みかんちゃん」をはじめ、頭が柑橘類のシルエットのキャラクターたちがくらしています。ひとりで子育てをがんばる「みかんママ」がだんだんと痛んでいくさまを見ながら、外国人のような女の子「オレンジちゃん」は気づきます。「子どもを虐待から守るには、まず子育てするママを守らなきゃ」と。そして、「オレンジちゃん」は人と町を「チャイルドファースト」に変えていきます。

 

 

疲れ、孤独になり、痛んでしまうみかんママ(頭の色が変わります)

 

電車の中で泣く「みかんちゃん」に嫌な顔をするデコポンおじさん
 

オレンジちゃんによって、泣いている子どもやママを気づかうようになるデコポンおじさん

 


「チャイルドファースト」になる町。たとえば男女だけのトイレは…

 


子どもたち、そして子育てママ・パパのことを考えたトイレに変わります

 

 

子ども虐待「予防」チームに一員になってください。

 

私たちは、このムービーを、自治体や医療機関などのパパ・ママ向け講習、学校や学会などで、無料で使っていただく予定です。また、さまざまなメディアへの展開を試みようと思います。そして、虐待を受ける子どもたち、虐待でいのちを落とす子どもたちが1人でも減り、虐待をしてしまうお母さんやお父さんを1人でも減らしていきたいと思います。

 

このプロジェクトが共感されシェアされて、たくさんの人が「チャイルドファーストチーム」の一員になってくれたらと思います。すべての子どもたちが、子どもらしく健やかに安全にくらし、みんながそれを見守りサポートするそんな日本にしていきませんか。

 

 

引換券(ご支援いただいた方へのギフト)について

 

¥3,000ご支援いただくと 
・「チャイルドファースト」ロゴシールとありがとうメール

 

 

¥10,000ご支援いただくと 
・「チャイルドファースト」ロゴシールとありがとうメール
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・映像DVDのプレゼント

 

¥30,000ご支援いただくと 
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・公開する映像のラストカットにお名前・ニックネームをクレジット
・映像DVDのプレゼント
・「チャイルドファースト」オリジナルピンバッチ

 

¥100,000ご支援いただくと 
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・「チャイルドファースト」オリジナルピンバッチ
・ラストカットに団体名を入れたオリジナル版DVDのプレゼント

 

¥300,000ご支援いただくと 
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・ラストカットに団体名を入れたオリジナル版DVDのプレゼント
・小児科医による講演実施
 ※都内でない場合には移動・宿泊費をご相談させてください
 


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