《CONtRAST》礒絵里子&新居由佳梨 無事終了
8月17日出演者下関入り&リハーサル、18日本番を無事に終え、19日には無事にアーティストを山口宇部空港へお送り致しました。
プロジェクトに関わってくださった全ての方へ、深くお礼申し上げます。
アーティストからは、本格的な室内楽の演奏機会およびこのデュオの共演機会を得られた事、また全てのお客様が非常に高い集中力で聴いてくださった事、総じてレベルの高い演奏会となった事に、深い感謝の言葉があったことを、まずご報告申し上げます。
ご来場くださったお客様のアンケート(回収率56%、59件)から、
●とても良かった 64.4%(38件)
●良かった 25.4%(15件)
●良くなかった 1.7%(1件:小ホールの設備に対する不満による)
●未選択 5.8%(5件)
※ふつう、あまり良くなかった の選択は0
と、高い満足度をうかがい知る事が出来ました。全てのアンケート項目の集計結果は後日permanent realityのホームページ(http://pryo.jp/p-reality/)に掲載致します。
参加者数は105名と、タイトルに掲げた「満席」に及ばず、自分が掲げた目標を達成するという形では皆さまのご期待に応えられなかった事を、本当に申し訳なくお詫び申し上げます。全力を尽くした結果を真摯に受け止め整理し、今後の活動に活かしてまいります。
ご支援いただいた総額268,000円は、
- 広報物印刷費 119,300円(デザイン料は除いた純粋な印刷費)
- 宣伝費 60,056円(DM発送費等)
- 調律師手配にかかった費用 123,940円(技術料、出張費、旅費交通費)
上記3つの費用の総額303,296円に充てさせて頂きます。
中でも、私が今回こだわったピアノの調律については想定していた以上の成果を得られたように思います。調律の常見氏によると、ドリームシップのピアノは開館から約10年の今がとても大事な時期であるとのこと。この時期に適切なメンテナンスが出来れば、より良いピアノとして深みを増す事ができるのですが、それが叶わずオーバーホールを選択せざるを得ない地方公共ホールのピアノが多いそうです。今回、5時間半をかけて、通常の調律以外の調整作業がされました。ピアノの保守担当者である地元の調律師 小鍛冶剣氏が終日お立ち会い下さった事についても、この場を借りてお礼申し上げます。今回皆さまのご支援のお陰で、スタインウェイジャパン社から技術顧問の常見氏を招聘出来た事で、下関市が所蔵するピアノの今と未来にわずかでも貢献できたとしたら、本当に嬉しく思います。
只今、報告書の作成準備を進めております。予定の10月迄には、ご支援者の皆さまの元へリターンをお送り致しますので、今暫くお待ち下さいませ。
今回、3度目のクラウドファンディングチャレンジにして初めて、直接面識のない下関の方(あるいはゆかりのある方)からご支援を賜りました。もしかしたら面識があるかもしれないけれどどなたか特定できない匿名の方からのご支援も賜りました。この意味をじっくりと整理し考えながら、今後も自分に出来る事を続けて参りたいと存じます。
この度は、本当にありがとうございました。
permanent reality 代表 増田玲子