身近な野鳥であるカラス類の死因解明を継続したい

いつもご支援していただきありがとうございます。
最近の札幌は、4月下旬のような陽気が続いたと思えば、再び真冬日が続くという感じで
体もおかしくなりそうです。(笑)

そんな中、年に1度の「札幌圏カラス塒一斉調査」が終了いたしました。
年々カラスは減少していますが、今年も例年との差はそんなにないですが
ブトの減少が顕著です。
ブトは声が大きく響くので、10羽が鳴くとたくさんいるように思われてしまいます。
しかし実際には少ないのですよね。。。。

ボソの場合は鳴きますが、響かないので気が付かないこともあります。
暗くなってから大群が入ってくるのですが、そうなると益々気が付かないでしょう。

カラスの塒調査は25年ほど前から行われていて、当会が主で行うようになりかれこれ15年くらいになるでしょうか。。。。
当時は8,000～9,000は程いて、半分以上がブトでしたが、今年は800羽台にまで減少しています。

減少した原因をすべて「ゴミの減少」と関連付ける人が多く、誰もが納得する理由ですよね。
しかしゴミの減少だけではなくて、鳥インフルエザや出血性腸炎など病気も多いと見ています。
カラスの死因は現在継続中です。

札幌市内でカラスが集まっていたり、夕方に同じ方向へ飛んで行ったりするのを目撃したらご一報下さると助かります。

今後ともご支援をよろしくお願いいたします。