『影のない女』の公演実現を!の終了のご報告とご支援へのお礼。
2023年6月から挑戦した東京二期会のクラウドファンディングコロナ禍で中止のオペラ『影のない女』のワールドプレミエ公演実現を!は、2023年8月30日をもって終了いたしました。
総額は3,225,000円となり、当初の目標金額600万円には達しませんでしたが、大変多くの皆様からのご支援とご声援を頂きました。
そのご支援は、『影のない女』の公演制作費の一部として大切に使用させていただきました。ご支援いただきました皆様へ心から感謝申し上げます。

2024年10月 R・シュトラウス『影のない女』 撮影:寺司正彦
2022年2月に予定していた公演『影のない女』は、新型コロナウイルス・オミクロン株の世界的な感染状況の中、11月29日に政府において水際対策強化に係る新たな措置が公表されたことにより、外国人スタッフの来日が儘ならず、公演中止を余儀なくされ、来日不可能となった演出家ペーター・コンヴィチュニーをはじめとした海外のアーティスト、そして万全な準備をしていたキャストのほか、関係者全員がとても悔しい思いをいたしました。何よりも、公演を楽しみに期待されていた皆様にこの舞台をお届けすることができず、また多大なご迷惑をおかけしてしまったことが最も悔やまれました。
ただ、皆様のご声援もあり、この度2024年10月24日~27日に、東京でワールドプレミエを迎えることができました。本当に皆様からのご支援とご声援の賜物であったと思っております。
2024年10月 R・シュトラウス『影のない女』 撮影:寺司正彦
今後のシーズンは、2025年2月に『カルメン』を、7月に『イオランタ/くるみ割り人形』、を公演いたします。
更に、東京二期会2025/2026シーズンのオペラ・ラインアップも発表し、2025年の9月公演『さまよえるオランダ人』から、11月『こうもり』、12月『ファウストの劫罰』、2026年2月『カヴァレリア・ルスティカーナ』、同4月には『ルル』の公演を予定し、オペラ界を盛り上げていく所存です。
そして、この間2025年の秋には最終年となる「Tokyo Opera Days」を開催いたします。
また、公益財団法人東京二期会では、今後80周年、100周年へと将来へ向けて、声楽芸術を発信し続けて行くために、目的やご都合に合わせてのご寄付の受付を行っております。
是非引き続き、皆様からのご支援を賜りたくお願い申し上げます。
詳細はこちらとなります。〈東京二期会へご支援のお願い〉
一人でも多くの方と、公演会場やイベント会場でお会いできますよう、そのためには、レベルの高い魅力ある舞台をお届けできるように、出演キャストをはじめとして私たち歌手一同、スタッフ一同、今後も励んでまいります。
今後とも、ご支援、ご声援を何卒よろしくお願い申し上げます。






















