ご支援くださった皆さまへ
「100年前の石膏型から、初代諏訪蘇山の陶芸作品を蘇らせたい」
多くの方々に、初代諏訪蘇山の作品の魅力をお伝えしたい。
そしてその石膏型を復元再生し、リプロダクトを制作していく
プロセスをご覧いただきたい。
そんな願いを込め、展覧会開催のためにご支援を募ることを決めました。
当初は目標達成に至るかどうかとても不安だったのですが、
最終的には85名もの皆さまから、1,203,000円ものご支援をいただくことができました。
本当にありがとうございました。心より御礼申し上げます。
そしていただいたご支援により、10月7日(木)〜11日(月)の5日間、
妙心寺大雄院さんにて無事展覧会を開催させていただくことができました。
そして900名以上もの方々にご来場いただき、大盛況のうちに終了することが
できました。これもひとえに皆さまからの温かいご支援があったからこそ
実現できた成果に他なりません。改めまして、深く御礼申し上げます。
ここで少しだけ、展覧会の模様をご紹介させていただきます。
開催期間中はお天気に恵まれ、10月とは思えない程の陽気の中で気持ちのいい毎日でした
展示会場からお庭が眺められるというのも、お寺での展示ならではの醍醐味です
大雄院さんの大きな魅力、宮絵師・安川如風氏による「千種の花の丸襖絵」と共に
石膏型から3Dスキャンしたデータを用いたAR。ご来場者の端末の中で鯉が泳ぎます
初代諏訪蘇山作品と襖絵の絶妙な取り合わせも今回の醍醐味でした
堀口一子さんによるお茶会では、歴代蘇山作品の茶器を使い分けるという贅沢も
大人気だった「蘇山」御朱印。みなぎる迫力にパワーをもらえますね
一つ一つ作品を丁寧にご紹介したいところではありますが、
それはまたの機会に譲りたいと思います。
といいますのも、実は展覧会の巡回のお話もいただくことができまして。
正式決定に至りましたら、またこちらでもご案内させてください。
明治から大正にかけて活躍し、「青磁の蘇山」と呼ばれた初代諏訪蘇山。
その魅力をお伝えすること、さらにその卓越した技芸を次代に継承するための
取り組みとして立ち上げたアーカイブ化プロジェクトは、これからも続きます。
どうか引き続きご支援くださいますよう、改めましてお願い申し上げる次第です。
本当にありがとうございました。
そして、これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。
「初代 諏訪蘇山クラウドファンディングプロジェクト」
関係者一同