アクアマリンの眠る地

アクアマリン

 

パキスタンでは、様々な宝石が採掘されます。

 

 

パキスタン北部のスカルドゥから車を走らせ、近くの村からジープで4時間半程、道無き道を進むと、標高3500〜4000m付近にある鉱山へ到着。

 

アクアマリン鉱山

 

 

こちらの鉱山では、アクアマリンや水晶、トルマリンなどが採掘されています。

 

採掘期間は6月から10月頃までの5ヶ月間。

冬は鉱山一体が雪に閉ざされるため、採掘作業は行われません。

 

 

アクアマリン鉱山2

 

 

無数の穴は、全て採掘現場(跡地もあり)。

鉱脈に沿ってダイナマイトを仕掛け、穴をあけた後に採掘作業が行われます。

 

 

アクアマリン鉱山3

 

 

日本人として初めて足を踏み入れた場所。

 

この地には、十数年前にドイツの地質学者が訪れたことがあるそうですが、その以前も以降も、私以外で外国人がこの地を訪れたことはないそうです。

ジュエリーに関わるパキスタン人ですら、訪れない荒涼とした地。

 

 

アクアマリン鉱山

 

 

ほぼ垂直に切り立った鉱山。鉱山労働者達は、斜面を登るか、山頂からロープを使って採掘場へ入っていきます。

鉱山労働者のチーフからも現地でのお話を伺ってきました。

 

「一日採掘活動を行っても、何も出て来ない日もある。そうかと思えば、一日で一年分のお金を稼げることもある。全てはアッラーのみぞ知る。僕らは自然からの恵みに感謝し、日々採掘をしているんだ。」

 

 

アクアマリン鉱山

(鉱山内部の様子)

 

 

本当の豊かさ。

 

アクアマリン

 

 

パキスタンで採掘されるアクアマリンは、雪解けの透き通った水のような、やさしい色合いをしています。

 

 

鉱山労働者達が住む村は、山岳地帯に位置するため、物資も少なく、交通の便も悪いです。

 

大変な思いをして採掘した原石も、買い叩かれてしまうことが多いです。

そのため、この辺りに住む人々は決して裕福とはいえない暮らしをしています。

 

しかし、女性や子供が夜一人で出歩いても安全で、泥棒すらいない平和 な場所でした。

 

 

「お金をたくさん稼ぐことが、必ずしも幸せなことではない。必要な分を稼いで、大切な家族と楽しく暮らす。お金よりも尊いものだ。そのことをここの人たちは良く分かっている。日本人は、僕らよりずっとお金持ちだけど、幸せかい?」

 

研磨職人の言葉が印象的でした。

 

物質的な豊かさはないけれど、心が豊か。

困っている人がいれば助けを 買って出る。

幸せの基準は人それぞれではありますが、人としての生き方、在り方を見たように感じました。 


 

 

アクアマリンの婚約指輪と結婚指輪

 

 

この地で採掘されたアクアマリンを現地パートナーが研磨し、

EARTHRISEに届けられ、

美しいジュエリーとなり、

お客様の元へと旅立ってゆきます。

 

そして、お客様のお写真やメッセージを現地へ届けています。

 

(オーダーメイドのアクアマリンの婚約指輪&結婚指輪)

 

 

 

 

■□コラム□■

2015年12月発売のジュエリー雑誌『Jewelit』:

「New Luxury, Ethical Style Part5 〜パキスタン スカルドゥ編〜」を寄稿いたしました。

 

jewelit jewelit p1-2

 

jewelit p3-4 jewelit p5

 

(全国書店にてお求めいただけます。)

 

 

Facebookページでおすすめプロジェクトを毎日配信しています