プロジェクト概要

被災した皆さんが「仮説住宅」で生活した日々に誇りを持ち、これからも元気に暮らしていただけるように、楽しかった思い出を届けます。

 

こんにちは。私は岩手県在住の音楽療法士で、一般社団法人東北音楽療法推進プロジェクト代表の智田邦徳(ちだくにのり)といいます。東日本大震災の被災地となった三陸沿岸の人々を対象に、2011年から音楽による心と体のケアを行っております。活動を開始して今年で四年と数ヶ月、ほぼ毎週末、被災地へ通い続け、のべ1000人以上の人と共に音楽療法「歌と体操のサロン」でたくさんの歌を歌い、踊りを踊って笑顔で過ごしてきました。

 

しかし、音楽を通した楽しい時間は記憶に残りますが、形として手元に残りません。家やふるさとを津波によって失った皆さんに向けて、新たな体験の積み重ねの証を、形に残る写真集として配り、お届けしたいと考えるようになりました。

 

写真集という手元に残る思い出は、喪失体験によって傷ついた彼らにとって貴重な財産になり「心の復興」へと繋がります。「歌と体操のサロン」参加者やご家族、ご協力いただいた団体へまんべんなく写真集を配布するためには、制作費として610,000円必要です。皆さんのご支援をお願いいたします。

 

(三陸沿岸は芸達者な方が大勢います、80代後半でこの足さばきは見事!)

 

 

2011年から活動開始。気持ちの発散をお手伝い!歌って踊る音楽療法

 

私は2011年3月11日に発生した東日本大震災の発生直後から、三陸沿岸で被災した方々の心と体をケアするため、音楽を活用した治療、音楽療法を続けてきました。震災一カ月後から数か月間は毎週末、避難所10か所をめぐって音楽に合わせた体操や発散を目的とした歌唱活動などを通して避難している人たちの健康維持に努めてきました。

 

その活動も今年で5年目です。活動当初は単独での活動でしたが、2013年には、被災地に近い人間が継続的に活動していく環境づくりの必要性を感じたため、同じ志を持った仲間たちと一般社団法人東北音楽療法推進プロジェクト、愛称「えころん」を設立しました。現在は彼らと共に、宮古、大槌、大船渡の3市町、38カ所の仮設住宅を定期的に回っています。

 

(東日本大震災の発生直後、避難所となった体育館で皆さんと踊っている様子です)

 

 

4年以上続けて、リクエストされた歌は400以上!でも歌うだけじゃなく、話を聞くだけのときも。

 

仮設住宅の巡回ボランティアを続けて4年数ヶ月が経過しましたが、被災者の皆さんと共に過ごす時間は得難い体験の連続です。仮設住宅の空き部屋や公民館にあつまって数人~多くて2、30人で実施します。一時間いっぱい何曲も続けて歌うこともありますが、日によっては歌わずに、参加した方の被災体験や津波前の街の様子に関する思い出話に耳を傾けるだけで終わることもあります。

 

訪問回数を重ねるごとに、参加者の皆さんが徐々に思いを話すようになったのは、我々との信頼関係が徐々に構築されてきたからではないかと感じています。中には津波による被災体験は三回目だ、という方もいました。「歌と体操のサロン」の活動を終えて帰り支度をしていると、皆さんから「また来てね」「(仮設の部屋では)声が出せないから、ここで大声で歌うことが出来てよかった」などの感想をいただきます。とても励まされます。

 

(新居に移ってからも音楽療法があるたびに談話室へ集まり、まるで同窓会のような時間)

 

 

仮設はなくなりつつあります。でも、「心の復興」はまだ続きます。

「仮設住宅」での暮らしを、肯定的にとらえてもらいたい。そのために写真集を。

 

東日本大震災の発生以来、ほぼ毎週末被災地を巡回して仮設住宅などをで活動してきましたが、被災者自身のみならず、彼らを取り巻く行政や周囲の住民も仮設住宅を「仮の住まい」として捉えています。そして仮設に住む日々はあまり肯定的に捉えられていません。「いずれ出るのだから」とか「ここで死にたくはないから早く出たい」などの言葉も聞かれます。

 

しかし、仮設に住んだ数年間は彼らにとって「仮の時間」ではなく、実体を伴った大切な時間だったはずです。そして「仮設住宅」で暮らした数年間にも心からの笑顔や人々との出会い・ふれあいなどの素敵な瞬間の積み重ねがあった、という肯定的なメッセージを何かの機会に伝えたいと思っていました。

 

(仮設に暮らす日々は新たな人のつながりとかけがえのない友情を育みました)

 

そんな事を考えていたところ、参加者に配布していたニュースに書かれている「今月の巡回予定」を見た方々から「他の仮設はどんな様子なの?ここ(自分の仮設)以外は行ったこと無いから‥」という感想をいただきました。試しに集会所のモニターで他の仮設の活動光景を上映したところ、思いがけず良い反応が得られました。自分たちだけではなく、同じ被災地で暮らす他の皆さんの姿にも、強く励まされるということを知りました。そこで音楽療法の時間中に見せてもらった皆さんの笑顔が満載の写真集を贈りたいと思いました。

 

東日本大震災の被災者は主に津波によって家を流され、思い出の品も故郷も全て喪失しました。音楽療法は音楽によって、被災した人々に新たな楽しい体験を積み重ねていただくのが目的ですが、残念ながら音楽と共に過ごした時間は形に残りません。写真集という手元に残る思い出は、喪失体験によって傷ついた彼らにとって貴重な財産になるのではないか、と思っています。

 

 

被災者と共にこれからも歩んでいくために、ご支援をお願いいたします!

 

我々、一般社団法人東北音楽療法推進プロジェクトが記録用に撮影したデジカメ画像を今年中に一冊の写真集にまとめて、これまで音楽療法に参加した仮設住民の皆さんに来年(2016年)中に無料配布をいたします。

 

カラーの画像を厚手の紙に印刷して製本するのは、編集や色校正、デザインなど大変お金がかかります。また、音楽療法の参加者やそのご家族、協力団体など皆さんにまんべんなく行き渡るための数を揃えるには、多額の印刷費がかかります。当法人は寄付金と助成のみで被災地支援を行っているため、製本費用として皆様からのご支援を賜りたいと思います。なにとぞよろしくお願い申し上げます!
 

 

★★★☆☆☆リターン★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★☆☆☆

以下のリターンを支援金額に応じてお送りさせて頂きます。

 

◆お礼状(ポストカード)


◆写真集(表紙イメージ)

 

◆HPへのお名前の記載

 

 

◆オリジナルエコバッグ

 

 

◆「三陸ことば絵本」

(法人が作成し三陸のことばとイラストが満載の本)

 

 

 

◆仮設住民がヘンプもしくは刺繍糸で編んだミサンガ、フクロウなどのマスコット、布製小物など5点セット

(色や模様、種類は在庫により変更がございます、あらかじめご了承ください。画像はイメージです)

 

 


◆仮設住民と一緒に「歌と体操のサロン」体験にご招待

(2016年9月まで有効、現地までの交通費は自己負担となります)
 

 


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