気が付けば涼しくなり、秋の訪れを感じますね。
いかがお過ごしでしょうか。
遅くなってしまいましたが、9月のえんくるの様子をご報告させていただきます。
<えんくる食堂>
| 実施回数 |
月合計利用者 |
月平均利用者 |
| 3 |
170 |
56.7 |
◆こどもカレーランチ 13日(土) 12:00~14:00
子ども35名 大人19名 おかわり 13杯 67食完売でした。
献立:かぼちゃカレーとポテト
旬の野菜、南瓜を使用したカレーに頂き物のフライドポテトを添えました。
始めて来られる方が何組かいらっしゃり、また、未就学から高校生まで幅広く子ども利用の多いカレーランチとなりました。
常連の方からのお誘いや、たまたまの通りすがりがきっかけでなどなど。えんくるを知ってからまずは予約なしのカレーランチを利用してみよう!と気軽に来ていただける日になっています。
もう少し頻度を増やせたら面白いだろうなあと思いつつ、なかなかそうもいかないのが難しいところですね。
◆20日(土) 秋分の献立(季節の野菜献立) 合計51食
食堂利用 4世帯 10名 (子ども5名)
テイクアウト 19世帯 41名(子ども若者18名)
■献立
・きのこご飯
・秋刀魚の竜田揚げ
・かぼちゃと梨のサラダ
・秋なすの味噌汁
・ひとくちおはぎ
◆27日(土) 十五夜の献立 合計52食
食堂利用 3世帯9名 (子ども6名)
テイクアウト 16世帯43名(子ども若者22名)
■献立
・栗おこわ
・里芋の和風春巻き
・大豆とじゃこの甘辛
・さつま芋の味噌汁
・ふわふわ月見団子
両日ともに秋の味覚をたっぷり使用したメニューでした。20日は、秋刀魚を塩焼きではなく、あえて竜田揚げにして骨まで食べやすいように。秋刀魚を1から下処理しての調理だったので大変でしたが、食堂利用のお子さんは、秋刀魚の骨を観察しながら食べていたり、親御さんは「家では食べなかったのに食べられた。」と喜んでおられました。また、きなことあんこの2種類でおはぎを作ったのですが、もち米の比率を少なく、お子さんでも食べやすいように工夫しました。「これチョコじゃない?」とおはぎを楽しむ様子もあって、楽しく行事食を体感できているなあと嬉しくなりました。
27日は、十五夜にちなんだメニューで、芋、栗、豆、団子と秋の味覚はもちろんですが、風習として昔から十五夜に食べられている食材を使用しました。ただ、王道の和食だと美味しいけどいまいち子ども達には伝わりにくいところもあるので、主菜と副菜は揚げる工程のものをあえて選び、旬の食材をより美味しく楽しく食べてもらえるように工夫しました。
「煮物だと食べないのに、揚げると食べやすいことが発見!」「里芋の春巻きって美味しいんだ」など親御さんは新しい気づきがあったと喜んでおられました。また、子どもたちは、「全部おいしい」「団子がもちもちでめっちゃおいしい」など、自然と『おいしい』をつぶやく子が多く、嬉しかったです。
<ファンケル×ツルハドラックさんとのコラボ食育>
初の試みで、企業とコラボの食育講座を開催しました。こどもきっさの時間帯に来ていただくことで、いつもきっさに来てくれる子どもたちを中心ににぎやかな夕方に。始めはファンケルの管理栄養士の方の食育とクイズに参加し、その後、金芽米カレーをみんなで食べました。
事前にファンケルさんから頂いた金芽米でカレーを作るのに、だいたい何人参加するかなあとノートに記名してもらっていましたが、当日はそれ以上の子どもたちが参加。ざっと30名の子どもたちが集まりました。授業の関係で、高学年の子たちはカレーからの参加になったり、お母さんと一緒に後からカレーを食べに着たり、、幅広く周知していたので食育に限らず、夕方のカレーをめがけて足を運んでくれる子どもたちや親子がいて、嬉しかったです。
土曜日の食堂とは違った形態での食堂もいいな。とわくわくした時間でした。特に平日の夕方は、きっさの延長で子ども達が沢山えんくるに集まるので、放課後の遊びに加え、夕食を一緒に食べられることは子どもたちにとっても、私たちにとっても新しいコミュニケーションが生まれて楽しいです。
<時短・節約料理教室>
クックパッド様のご協力(メニュー提案、調理指導)で隔月開催。
令和6年度川崎市地域子ども・子育て活動支援助成事業となります。
一人親世帯の子ども、若者、親子を対象にして、簡単で家にあるもので作れるものを教えていただきます。今年度2回目の教室のメニューは「手打ちうどん!」合わせて、肉汁とみかんゼリーも作りました。前回の参加者からのリクエストをもとに先生が考案して下さったものです。
9月13日(土)15:00~17:00
参加者 5組9名(子ども6名)今回初めて参加の子ども、久しぶり参加の親子がいました。
~今回のメニュー~
・手打ちうどん
https://cookpad.com/jp/recipes/18137694
・みかんゼリー
https://cookpad.com/jp/recipes/18002055
最近、えんくるを利用されるようになったご家庭と子ども達、以前参加されていたご家庭など、幅広く声掛けをしたところ計9名(内子ども6名)が参加。子ども参加多め、新しい顔ぶれでの教室となりました。
子どもが多いと教室になるかなあと少し心配もありましたが、小学校高学年~中学1年のチームと、未就学~小学校低学年のチームに分かれて仲良くなり、遊びつつもうどん作りを面白おかしく楽しんでいました。うどんを粉から手作りするのは、みんな初めてで、生地を捏ねたり伸ばしたり、切ったりと粘土のように楽しむ工程があったことが子どもたちにとっては特に楽しかったようです。
また、子どもチームでふざけあっている横で、大人チームは子ども達が飽きてしまった肉汁具材の切り物や、うどんの麺をゆでる工程をもくもくとこなしていて、親が子ども達から離れて料理を楽しむ時間にもなっているなあと感じました。
次回は今回参加出来なかったご家庭にお声かけして、同じメニューでの教室になります。
<フードパントリー>
| 9月 |
日数 |
利用人数 |
食品数 |
kg |
| |
16 |
174 |
1,642 |
587.42 |
| |
1日平均 |
11 |
103 |
37 |
・こどもの食事等支援事業2か月目
「フローレンス・ひとり親家庭等のこどもの食事等支援助成事業」が8月から始まっています。18歳以下のお子さんがおられるひとり親家庭や多子世帯のご家庭を優先に、食料品セットのお渡しと食堂、こどもきっさの経費に使わせて頂いています。
2か月目に入り、8月に取りに来られなかったご家庭を含め、40世帯以上に食料品セットを配ることが出来ています。これを機に久しぶりにお声かけしたご家庭や、新しく来られるようになったご家庭など多くの子育て世帯とつながることが出来ています。
多くのご家庭が、大変でも遠慮されていたり、忙しくて来ることが出来なかったりするので、困った時に立ち寄れる場、息抜きが出来る場として、気軽に足を運んでもらえるようになったら嬉しいなと思います。
・地域の方から寄贈頂きました
毎月、利用者や、きっさの子の保護者、地域の方から寄贈を頂くことがありますが、
今月は地域の方を中心に多くの食品をご寄贈頂きました。いつも温かいご支援ありがとうございます!
また、えんくるの外に茂っていた草を刈って下さり、植物を置いて下さった方が!!ずっと気になっていたので感動です!ありがとうございます。
・宇田水産さんから干物のご寄贈を頂きました
食堂を中心に使わせて頂きます。いつもありがとうございます。
・ともかわさきあかねさんからご寄贈頂きました
多摩区の障がい者福祉施設、ともかわさきあかねさんから、備蓄品をご寄贈頂きました。
α米やビスコ缶など、パントリー利用者が喜ばれるものばかりで助かります。ありがとうございます。
<こども☆きっさ>
| 実施回数 |
月合計利用者 |
1日平均利用者 |
| 12 |
152 |
12.67 |
夏休みが明けてから、毎日10人越えのにぎやかな日が戻ってきました。お友達がお友達を連れて、その子が新しい常連になり。2.3年生チームと5.6年生チームが増えてきています。ファンケルの食育とカレーが月末にあったので、その前後でまたえんくるに対する居場所感が強くなっている子がいるかなあとも思います。
また、涼しくなってきたので体力が余るのか、大繩ブームが再来!えんくる横で低学年から中学生まで混ざって、『郵便屋さん』や『八の字』を真剣な目つきで跳ぶ子が沢山いました。最近では、子どもだけで縄を回して遊ぶ様子も。身長差や、回す人の縄の具合で参加したりしなかったりもありますが、それはそれで面白いですね。
そしてファンケルの日ですが、きっさはいつも通りだったので、食育に参加せずに遊び続ける子ももちろんいました。子ども達が自ら過ごし方を選択する場なので、声はかけるけど強制はしない。そんなのびのびとした空気感が、子ども達にとっての自分らしく居られる場所として、ハマるポイントなのかなあと改めて感じました。
<えんくるCAFE>
9月は8月に続き、かき氷とシロップを活用したソーダを用意していました。
入口に貼っていたソーダのお知らせを見て、「cafeいいですか?」とカップルが立ち寄られて、「なんか懐かしい場所ですね」とテーブルゲームをして過ごしたり、夏場に出にくかったパウンドケーキがまた少しづつ出るようになったり。
涼しくなるとふらっと立ち寄られる方が増えて、近所の方やたまたまの方など、比較的多くcafeを利用頂けた月になりました。
また、きっさの子がお小遣いでかき氷を食べていました。「自分でやりたい!」と氷を削るところから、シロップをかけるところまで自分でやって、「かけすぎじゃない?」と声をかけてはいましたが、思うままにシロップをかけすぎて、「甘すぎて、気持ち悪い、、」と案の定後悔することに。
それでもやっぱり、自分のお小遣いで食べるかき氷は美味しいようで、失敗しつつも楽しいきっさcafe時間になっていました。
いつも応援ありがとうございます!
子どもも大人も安心して笑顔で過ごせる居場所、困ったときは気軽に立ち寄れる場所としてあり続けられるように尽力していきます。引き続きどうぞよろしくお願いします。