大切な人を失うこと。これ以上に悲しいことがあるでしょうか。世界には本当に数え切れないくらい多くの問題があります。感染症、飢餓、貧困、紛争。今この瞬間にも、罪のない誰かが、世界のどこかで、防げたかもしれない理由で命を落としています。そして、大切な人を失って失意のどん底に沈んでいる人々がいるのです。

しかし、衣食住に恵まれ、紛争を経験したことがなく、病気になったらきちんとした治療を受けられる環境に育った人々にとって、この事実を実感を持って受け止めることは簡単ではありません。

西アフリカ3ヶ国(ギニア、リベリア、シエラレオネ)を中心とした国々では、今も感染が拡大しているエボラ出血熱により、5,000人以上の人々が命を失いました。

亡くなった方の数だけが無機質に報道される中、今一つ実感がわかないという人もたくさんいると思います。しかし、エボラ出血熱で亡くなった一人ひとりが、誰かの大切な人だということに思いを巡らせる時、それは「どこか遠い国で起こっている悲劇」以上の出来事として、自分自身に迫ってくるのではないでしょうか。

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