こんばんは。作業療法士の佐藤明子です。

先日(2月11日)、「VOCAで遊ぼうIN仙台」が開催され、私が作業療法士になりたての頃に担当していたk君がご両親と一緒に遊びに来てくれました。

知的障害と重度な肢体不自由をもった彼のコミュニケーション方法は、

興味があるものに対しては「目をキラキラさせる」という、顔の表情でのコミュニケーション手段。

それは、今でも変わりなく、会場内を「目をキラキラ」させて見ていました。

でも、彼はVOCAやスイッチを押して、おもちゃが動くことには興味がないのです。

それよりも、

スイッチを押して、おもちゃが動くことで周りから

「すごいね~」「びっくりした~」と褒められる・声をかけられる事を

知っているから、楽しいから、うれしいから、だからスイッチを押すのです。

乳児の認知・コミュニケーションの発達を考えた時、

赤ちゃんは「積み木を倒す」という遊びを繰りかえす時期があります。

それは、積み木を倒して面白いと感じるよりも、

「積み木を倒してお母さんに褒められる」「うれしい」「お母さんの笑顔が見たい」

だから「積み木を倒す」という遊びを繰りかえすのです。

母子関係のコミュニケーション形成の時期です。

まさに、VOCAやスイッチは、積み木と同じ働きをしているのです。

重度な障害を持った子たちは、自分が動くことで

「褒められる」「周りが喜ぶ」経験が余りにも少なすぎる。

いつも「受け身」な子ども達が、

自分から周りに働きかけるきっかけになるのが、VOCAを使った活動です。

子どもたちが、自ら働きかけることができるチャンスを下さい。

K君のように「目をキラキラさせる」経験をさせてあげたい!!!

残り16日となりました。

皆様のご支援・ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

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