このプロジェクトでは継続的な支援を募集しています
貧困・困窮状態にある若者の「実費」を肩代わり!継続支援のお願い
【報告】22年10月の活動状況について
日々、私たちの活動にご支援をいただき誠にありがとうございます。
育て上げネットのPR担当の山崎です。
本クラウドファンディングによる寄付の引き受け状況と、利用状況に関する情報をお伝えします。
夏が過ぎて就職先が決まったという話が聞こえてきました。一緒に参加していたメンバーに内定がでると、周りも触発されるのか動きが活発になっていきます。冬場に向けて就活市場にも変化が起きていくなか、若者たちには1年の終わりと年明けを意識していくシーズンです。
相談の増える時期でもありますので、みなさまなからいただいたご寄付をさらに還元できるよう、若者たちとの接点を積極的に持っていきたいと考えています。
今回も実際に交通費を補填した方の事例をご報告します。
※個人情報の特定を避けるため、年齢・性別・支援拠点など一部改変している部分がありますことご了承ください。
―――タイキさん(20歳・男性)―――
高校生のときに進路が決まらずに困っていたところ、支援スタッフが高校に出張したときに知り合いました。身近な人たちとの関係は良好でしたが、支援スタッフや周りの大人とのコミュニケーションには言葉を発することができず、対話を進めることが困難な状況でした。
しばらくは本人に代わって、保護者を経由した対話をしていましたが、本人が現状を望んでいるわけでもありません。どうにかしたい気持ちがありながら、その一歩を踏み出すことができていない現状を変えるために相談(1対1の対話)ではない形の支援の参加を促しました。
タイキさんには外出を伴うプログラムに参加してもらっています。例えば街の清掃ボランティアだったり、職場見学のようなものです。これらにかかる交通費を本寄付から支えています。
外出を伴うプログラムは相談支援のように来てもらうものとは違って、待ち合わせだったり、緊急時のときには「連絡」する必要があります。
それまでは本人発のコミュニケーションは皆無だったのですが、メールやメッセージを自分から送るようになってきました。これまではYES/NOで答えられるような簡単な問いであれば回答がもらえていた段階だったので、自身から質問をしたり、確認をしたりするのは大きな前進なのです。
――支援スタッフの声―――
これまでテキスト上のコミュニケーションであっても、本人からの発信ができない状況でありました。「支援」はあくまで本人のニーズや願望に沿ったものですから、本人の意思を確認ができないと進めるのは難しくなります。
毎度のように保護者の方を経由しなければいけないのは非効率ですし、社会的な自立をしていく意味でも、この状態を続けるわけにはいきません。
ご寄付をいただいたおかげで「意思を伝える」ことの最初のステップが確認できたと思います。貴重な機会をいただきありがとうございました。
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【2022年10月の活用状況と残高】
■活用可能金額: 3700円
■活用した金額:20,000円
・ICカードによる補填‥‥20,000円
■受益者数:4名(10月31日時点/延べ)
■繰越金:-16,300円
【寄付の引き受け状況について】
2022年10月分(翌月25日着金)について
寄付金額:62,000円/寄付者数:34名
活用予定額:41,044円(※1)
繰越金含残高:24,744円
【今後の予定】
・すでに利用を始めている若者のうち、経済的な負担を抱えている方を優先して交通費の補填についての声掛けを行います。
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※1‥‥Readyfor社への手数料およびクラウドファンディングページの運営や寄付いただいたみなさまの情報管理、調査・研究をはじめとするバックオフィス業務にかかる人件費を主なものとして、実費補填するための振込手数料、本活動に関係する広報活動の費用を事務費としてしています。
コース
1,000円 / 月
1回分の相談費相当で若者を応援する
・活動報告を本プロジェクト内で掲載します(月1度程度)
・税額控除に使用できる寄付金受領証を発行します(毎年1月末頃)
※活動報告の情報は一般公開されるもので、寄付者限定のものではありません
3,000円 / 月
週1度の相談相当で若者を応援する
・活動報告を本プロジェクト内で掲載します(月1度程度)
・税額控除に使用できる寄付金受領証を発行します(毎年1月末頃)
※活動報告の情報は一般公開されるもので、寄付者限定のものではありません
5,000円 / 月
1か月分の通信費相当で若者を応援する
・活動報告を本プロジェクト内で掲載します(月1度程度)
・税額控除に使用できる寄付金受領証を発行します(毎年1月末頃)
※活動報告の情報は一般公開されるもので、寄付者限定のものではありません
10,000円 / 月
1か月分の定期券相当で若者を応援する
・活動報告を本プロジェクト内で掲載します(月1度程度)
・税額控除に使用できる寄付金受領証を発行します(毎年1月末頃)
※活動報告の情報は一般公開されるもので、寄付者限定のものではありません