このプロジェクトでは継続的な支援を募集しています
貧困・困窮状態にある若者の「実費」を肩代わり!継続支援のお願い
【報告】23年6月の活動状況
日々、私たちの活動にご支援をいただき誠にありがとうございます。
育て上げネットのPR担当の山崎です。
本クラウドファンディングによる寄付の引き受け状況と、利用状況に関する情報をお伝えします。
継続でご支援くださる方が40名を超え、子ども・若者のニーズに幅広く、柔軟にこたえられるようになってきました。
余裕が出てきたことでスタッフからも「こんな声があがってきたが、どうだろうか」と提案がたくさん出てくるようになりました。
今回はそのひとつとして最初は想像していなかった実費負担について利用者の状況も交えご紹介します。
―――食費を賄う支援―――
ある拠点から「QUOカード」を配布したいのだけどどうですか?と相談がありました。
仕事体験などの半日かかるコンテンツでは、昼食を各自用意することになるのですが、家計の都合でその余裕はないという状況でした。
コロナ禍だったこともあって、私たちが食事を用意するわけにはいきません。そんなときにコンビニで買い物ができるQUOカードはどうかと提案があったのです。
仕事体験がステップアップに有効な方はたくさんいるので、躊躇しないで参加できるようにしたいというのがスタッフの考えでした。
ただ、若者のなかには「普段から食べないんです」という方もおられるのですが、それは強がりや自尊心からのごまかしであることもあります。経済的に余裕がないことを言い出せない方もおられます。
なので今回はプログラム参加する若者全員にQUOカードをつけるという形で対応しました。
例えば、参加者が5名のとき、1名だけに支援をすると特別扱いになってしまいます。必要な人にだけ支援をするほうが金銭的な効率は良いのですが、他の参加者からの「なぜ」という疑問は生まれ、本人にとっても自尊心を傷つけられるようで良い気持ちはしません。
そうした背景から、仕事体験の参加者全員の特典のような扱いにすることで自然な形で支援をすることができるようにしています。
――参加した利用者の声―――
実際、経済的な支援が必要な方とそうでない方の反応は異なります。
支援が必要な方の場合、
>お昼代と、少し残して夕飯代にもしています
>母の体調が整わず、朝食も抜いているときがある、ありがたいです
といったように狙い通りの活用をしてくれています。空腹は集中力を削ぎますし、そういう意味でも支援効果を高めていると考えています。
一方で、必要がない方にも良い効果を生んでいます
>うまれてはじめて給料をもらったような感じ。うれしかった
>もらったカードは机に飾ってます、がんばったことを思い出せるから
仕事体験は若者にとって勇気のいる活動です。それが目に見える成果として残っていくことが彼らの「働く自信」につながっています。
効率的な支援とはいえないかもしれませんが、私たちは若者支援を ” 施し ” のようなものとは考えていません。誰であっても意図せず起きてしまう「つまずき」から一緒に立ち上がるための取り組みですから、彼らの尊厳を守りながら活動をすることをご理解いただけましたら幸いです。
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【2023年6月の活用状況と残高】
■活用可能金額:49,162円
■活用した金額:45,000円
・ICカードによる補填・・・ 30,000円(7名分)
・QUOカードによる飲食費支給・・・15,000円(500円×30回分)
■受益者数:13名(6月30日時点/延べ)
■繰越金:4,162円
【寄付の引き受け状況について】
2023年6月分(翌月25日着金)について
寄付金額:93,000円/寄付者数:40名
活用予定額:61,566円(※1)
繰越金含残高:65,728円
【今後の予定】
・コロナ禍の緩和が始まったことで若者の活動領域が広がってきました。大阪から東京への移動して就職活動をしたいなど希望が増えてきましたので柔軟に対応してまいります。
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※1‥‥Readyfor社への手数料およびクラウドファンディングページの運営や寄付いただいたみなさまの情報管理、調査・研究をはじめとするバックオフィス業務にかかる人件費を主なものとして、実費補填するための振込手数料、本活動に関係する広報活動の費用を事務費としてしています。
コース
1,000円 / 月
1回分の相談費相当で若者を応援する
・活動報告を本プロジェクト内で掲載します(月1度程度)
・税額控除に使用できる寄付金受領証を発行します(毎年1月末頃)
※活動報告の情報は一般公開されるもので、寄付者限定のものではありません
3,000円 / 月
週1度の相談相当で若者を応援する
・活動報告を本プロジェクト内で掲載します(月1度程度)
・税額控除に使用できる寄付金受領証を発行します(毎年1月末頃)
※活動報告の情報は一般公開されるもので、寄付者限定のものではありません
5,000円 / 月
1か月分の通信費相当で若者を応援する
・活動報告を本プロジェクト内で掲載します(月1度程度)
・税額控除に使用できる寄付金受領証を発行します(毎年1月末頃)
※活動報告の情報は一般公開されるもので、寄付者限定のものではありません
10,000円 / 月
1か月分の定期券相当で若者を応援する
・活動報告を本プロジェクト内で掲載します(月1度程度)
・税額控除に使用できる寄付金受領証を発行します(毎年1月末頃)
※活動報告の情報は一般公開されるもので、寄付者限定のものではありません