このプロジェクトでは継続的な支援を募集しています
貧困・困窮状態にある若者の「実費」を肩代わり!継続支援のお願い
【報告】23年5月の活動状況
日々、私たちの活動にご支援をいただき誠にありがとうございます。
育て上げネットのPR担当の山崎です。
本クラウドファンディングによる寄付の引き受け状況と、利用状況に関する情報をお伝えします。
5月病という言葉もありますが、新生活が思うようにいかず、不登校、中退、離職からひきこもりなど、若者の孤立が顕著になっていく時期でもあります。
すぐに支援機関につながる若者は多くなく、数か月後に「このままでは生活が成り立たない…」と利用を始めるような方も多いのですが、その際に交通費をはじめ実費は重くのしかかります。みなさまのご支援があることでその負担を軽減できております。本当にありがとうございます。
今回も実際に交通費を補填した方の事例をご報告します。
※個人情報の特定を避けるため、年齢・性別・支援拠点など一部改変している部分がありますことご了承ください。
―――ダイスケさん(35歳・男性)―――
最初に支援機関に訪れたのは11年前です。大学に入ったもののうまくいかず1年生の夏休み明けで学校には行けなくなりました。
学費のこともあって早々に中退を決めたのですがそれから社会に出るのは怖くなってしまって、23歳まで家にひきこもっていました。
そんな自分をみていた父親が最初に相談に行きました。スタッフの方が手紙をくれてやりとりが続けていました。それから8年ほどずっと薄いつながりだったのですが、3年前に支援機関に行って内職を始めたんです。でも続けられなくて相談にもいけなくなりました。申し訳なかったんです。
親からは見放されているというか、定年を迎えるような年齢になってもう諦められていたのかもしれないです。頼る先もなくなって、もう一度支援機関に行くことに決めました。こちらから行かなくなったのに手紙だけは続けてくれてたんですよね。ありがたかったです。
――支援スタッフの声―――
2月ごろにダイスケさんともう一度、将来を考えるようになって、まずは生活費を稼ぐことを目標にしました。でも親はもう頼れないので、寄付を活用して支援機関と企業面接のための交通費を補助することになりました。
3か月ほどの支援を経て、清掃業の仕事に就くことができました。年齢のこともあって本人はとても不安そうでしたが、最初の面接で即採用となったことに勇気づけられたようです。
手紙のやりとりでダイスケさんはやりたいことがあると書いていました。まずは生活を安定させて自立することが最優先ではあるのですが、同時にダイスケさんの夢の実現も一緒にサポートできたらと思っています。
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【2023年5月の活用状況と残高】
■活用可能金額:47,554円
■活用した金額:54,000円
・ICカードによる補填・・・ 42,000円(4名分)
・QUOカードによる飲食費支給・・・12,000円(500円×24回分)
■受益者数:9名(5月31日時点/延べ)
■繰越金:-6,446円
【寄付の引き受け状況について】
2023年5月分(翌月25日着金)について
寄付金額:84,000円/寄付者数:38名
活用予定額:55,608円(※1)
繰越金含残高:49,162円
【今後の予定】
・夏場には外出を伴うイベントも増えるためまとまった支出があることを予想しています。繰越金に余裕が出てきましたが、これらに耐えられるよう活用先の調整を行ってまいります。
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※1‥‥Readyfor社への手数料およびクラウドファンディングページの運営や寄付いただいたみなさまの情報管理、調査・研究をはじめとするバックオフィス業務にかかる人件費を主なものとして、実費補填するための振込手数料、本活動に関係する広報活動の費用を事務費としてしています。
コース
1,000円 / 月
1回分の相談費相当で若者を応援する
・活動報告を本プロジェクト内で掲載します(月1度程度)
・税額控除に使用できる寄付金受領証を発行します(毎年1月末頃)
※活動報告の情報は一般公開されるもので、寄付者限定のものではありません
3,000円 / 月
週1度の相談相当で若者を応援する
・活動報告を本プロジェクト内で掲載します(月1度程度)
・税額控除に使用できる寄付金受領証を発行します(毎年1月末頃)
※活動報告の情報は一般公開されるもので、寄付者限定のものではありません
5,000円 / 月
1か月分の通信費相当で若者を応援する
・活動報告を本プロジェクト内で掲載します(月1度程度)
・税額控除に使用できる寄付金受領証を発行します(毎年1月末頃)
※活動報告の情報は一般公開されるもので、寄付者限定のものではありません
10,000円 / 月
1か月分の定期券相当で若者を応援する
・活動報告を本プロジェクト内で掲載します(月1度程度)
・税額控除に使用できる寄付金受領証を発行します(毎年1月末頃)
※活動報告の情報は一般公開されるもので、寄付者限定のものではありません