このプロジェクトでは継続的な支援を募集しています
貧困・困窮状態にある若者の「実費」を肩代わり!継続支援のお願い
【報告】23年7月の活動状況
育て上げネットのPR担当の山崎です。
観測史上、最も暑い日本となった7月、例年もこの時期の支援現場は少し閑散としていることも多く、涼しくなってくる秋に向けて準備を続けています。
現場では、救急キットや飲み物…と熱中症対策をしながら、支援を展開しています。なかには「ここは涼しいから」といつもより少し長く残っている方もおられ、厳しいながらに頑張っている若者が垣間見えます。
今回も実際に交通費を補填した方の事例をご報告します。
※個人情報の特定を避けるため、年齢・性別・支援拠点など一部改変している部分がありますことご了承ください。
―――アヤノさん(20歳・女性)―――
最初の相談にはお姉さんと一緒に来訪されました。対人恐怖の傾向があり、特に周りの視線が気になって外に出るのが億劫になっていると話してくれました。周りから見られている感覚は閉鎖空間であるほうが強く、電車やエレベーター、ファミレス…そういう場でも緊張してしまうのだそう。
もう一度だけ、来所しましたが、次の相談予約はせずその日は終了。1か月ほど経ってから、スタッフから「オンラインでも相談できますよ」と提案をしたところ、やってみたいというお返事。
ただ、いざやってみると自宅の通信化環境が芳しくなく、その日は電話に切り替えて相談を続けました。
「このままではいけない」と気持ちは強く、資格取得など自分でできることはやってきたアヤノさんでしたが、対人関係の不安は変わらないでいました。
――支援スタッフの声―――
アヤノさんにはWi-FiとiPadを貸出しています。オンラインの相談は意欲的だったので環境を整えることで継続的な支援ができると考えました。iPadは、eラーニングで学べる機会を作るためです。
申し訳なさが勝ってしまって親を頼らないといけないことは避けてきたと話していたため、貸出を提案してからは「ぜひやってみたい」と意欲も強く感じています。
アヤノさんのように、意欲はあるのに、そのエネルギーを使えないでいる方はたくさんおられます。若者が頑張れる環境を用意できたのはみなさまのご寄付のおかげです。いつもご支援いただきありがとうございます。
【2023年7月の活用状況と残高】
■活用可能金額:65,728円
■活用した金額:25,500円
・ICカードによる補填・・・ 25,500円(7名分)
■払い戻し:6,000円(※)
■受益者数:7名(7月31日時点/延べ)
■繰越金:46,228円
※6月の寄付実績で活用金額を45,000円としておりましたが、活用履歴の読み違いをしておりました。正しくは39,000円でしたので、6,000円を活用可能な金額として算入しました。
【寄付の引き受け状況について】
2023年7月分(翌月25日着金)について
寄付金額:94,000円/寄付者数:40名
活用予定額:62,228円(※1)
繰越金含残高:102,456円
【今後の予定】
・コロナ禍の緩和が始まったことで若者の活動領域が広がってきました。大阪から東京への移動して就職活動をしたいなど希望が増えてきましたので柔軟に対応してまいります。
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※1‥‥Readyfor社への手数料およびクラウドファンディングページの運営や寄付いただいたみなさまの情報管理、調査・研究をはじめとするバックオフィス業務にかかる人件費を主なものとして、実費補填するための振込手数料、本活動に関係する広報活動の費用を事務費としてしています。
コース
1,000円 / 月
1回分の相談費相当で若者を応援する
・活動報告を本プロジェクト内で掲載します(月1度程度)
・税額控除に使用できる寄付金受領証を発行します(毎年1月末頃)
※活動報告の情報は一般公開されるもので、寄付者限定のものではありません
3,000円 / 月
週1度の相談相当で若者を応援する
・活動報告を本プロジェクト内で掲載します(月1度程度)
・税額控除に使用できる寄付金受領証を発行します(毎年1月末頃)
※活動報告の情報は一般公開されるもので、寄付者限定のものではありません
5,000円 / 月
1か月分の通信費相当で若者を応援する
・活動報告を本プロジェクト内で掲載します(月1度程度)
・税額控除に使用できる寄付金受領証を発行します(毎年1月末頃)
※活動報告の情報は一般公開されるもので、寄付者限定のものではありません
10,000円 / 月
1か月分の定期券相当で若者を応援する
・活動報告を本プロジェクト内で掲載します(月1度程度)
・税額控除に使用できる寄付金受領証を発行します(毎年1月末頃)
※活動報告の情報は一般公開されるもので、寄付者限定のものではありません