このプロジェクトでは継続的な支援を募集しています
貧困・困窮状態にある若者の「実費」を肩代わり!継続支援のお願い
【報告】23年8月の活動状況
育て上げネットのPR担当の山崎です。
観測史上、最も暑い日本となった7月、例年もこの時期の支援現場は少し閑散としていることも多く、涼しくなってくる秋に向けて準備を続けています。
現場では、救急キットや飲み物…と熱中症対策をしながら、支援を展開しています。なかには「ここは涼しいから」といつもより少し長く残っている方もおられ、厳しいながらに頑張っている若者が垣間見えます。
今回も実際に交通費を補填した方の事例をご報告します。
※個人情報の特定を避けるため、年齢・性別・支援拠点など一部改変している部分がありますことご了承ください。
―――匿名さん―――
以前から支援プログラムを受けている方で利用は慣れたものですが、この日は予定していたプログラムを終えても帰る様子がなく足取りが重そう。しばらく事務所から帰る様子が見られませんでした。
気になったスタッフが声をかけたところ「話したいことが」と話を切り出しました。
聞き取ったところ、同居人からの暴力があり、帰りたくないと教えてくださいました。
過去に警察にも相談にいって注意してくれたそうなのですが、その後も暴力は続いていたそうで、「いまは警察にはいきたくない」と話していました。
――支援スタッフの声―――
状況を鑑みて、その日は宿泊場所と食べ物を確保することにしました。成人であること、また、本人からどうであっても家に戻る意思がみられなかったことから、このまま帰らせても余計にリスクのある状況になってしまうとみていました。また、警察や相談所のような支援資源を活用できる余地があったため、この日の安全と安心を優先することにしました。
個人情報の保護のため詳細を明かすことはできませんが、翌日以降も支援は継続しています。現在は心身もだいぶ回復しています。「帰りたくない」と話してくれたとき、本人の意思を無碍にせず力になれたことが信頼していただけるきっかけになったのだと感じています。
通常、個人の宿泊費を賄うことは叶いません。みなさまの力があったからこそ、まず安全を確保するという選択肢をもって行動ができたと考えています。改めてみなさまからの支援に御礼申し上げます。
【2023年8月の活用状況と残高】
■活用可能金額:102,456円
■活用した金額:60,556円
・ICカードによる補填・・・ 34,500円(8名分)
・美容院の利用費 ・・・ 4,200円(1名分)
・宿泊・飲食費 ・・・ 9,856円(1泊分)
・QUOカードによる飲食費支給・・・ 12,000円(500円×24枚))
■受益者数:34名(8月31日時点/延べ)
■繰越金:41,900円
【寄付の引き受け状況について】
2023年8月分(翌月25日着金)について
寄付金額:94,000円/寄付者数:40名
活用予定額:62,228円(※1)
繰越金含残高:104,128円
【今後の予定】
・寄付活用額と月単位の使用額がおおむねイコールの状況となっておりますので、活動幅を無理に広げず、対応を継続してまいります。
――――――――――――
※1‥‥Readyfor社への手数料およびクラウドファンディングページの運営や寄付いただいたみなさまの情報管理、調査・研究をはじめとするバックオフィス業務にかかる人件費を主なものとして、実費補填するための振込手数料、本活動に関係する広報活動の費用を事務費としてしています。
コース
1,000円 / 月
1回分の相談費相当で若者を応援する
・活動報告を本プロジェクト内で掲載します(月1度程度)
・税額控除に使用できる寄付金受領証を発行します(毎年1月末頃)
※活動報告の情報は一般公開されるもので、寄付者限定のものではありません
3,000円 / 月
週1度の相談相当で若者を応援する
・活動報告を本プロジェクト内で掲載します(月1度程度)
・税額控除に使用できる寄付金受領証を発行します(毎年1月末頃)
※活動報告の情報は一般公開されるもので、寄付者限定のものではありません
5,000円 / 月
1か月分の通信費相当で若者を応援する
・活動報告を本プロジェクト内で掲載します(月1度程度)
・税額控除に使用できる寄付金受領証を発行します(毎年1月末頃)
※活動報告の情報は一般公開されるもので、寄付者限定のものではありません
10,000円 / 月
1か月分の定期券相当で若者を応援する
・活動報告を本プロジェクト内で掲載します(月1度程度)
・税額控除に使用できる寄付金受領証を発行します(毎年1月末頃)
※活動報告の情報は一般公開されるもので、寄付者限定のものではありません