林と林をつなぐ歩道橋でエゾリスの交通事故を減らしたい
本プロジェクトに対して、非常に多くの方々にご支援いただきました。本当にありがとうございました。
野生動物と長きにわたってともに暮らしていくためには、保全や管理が必要になってきますが、なかなか一般の方に理解してもらう場(やツール)も少ないのが現状です。今回のプロジェクトを通じて、少しでも野生動物の生息地の分断化や交通事故といった問題に関心をもっていただけるとありがたく思います。
また、今後の活動も温かく見守っていただけると幸いです。
本プロジェクトでは、合計123名の方々から寄付をいただき、目標額1,130,000円(手数料含む)に対して、1,465,000円ものご支援をいただきました。
新型コロナウイルスの影響により、さまざまな活動が遅れましたが、いただいたご寄付を基に、捕獲用トラップ、マイクロチップ、リーダーシステム、IoTカメラを購入し、2020年10月末からアニマルパスウェイのモニタリングを開始しています。2021年3月時点ではまだリスの利用がみられませんが、継続して調査を行ない、改善策などを検討していきたいと思っています。
■アニマルパスウェイにマイクロチップリーダーを設置■
予定していたリターンのほぼすべてが完了しており、新型コロナウイルスの感染防止の観点から、出前授業のみ今後の実施となります(オンラインかもしれません)。
野生動物を保全すること、管理することは一時のものではありませんので、どうぞ今後もお力添えのほどよろしくお願いいたします。
浅利裕伸