今回の会議では、前半3日間はFABLAB関係者がお互いの情報交換をする構成になっています。午前中は、スペインバルセロナの FabLab/IAACが展開している都市計画[Fab in the city:DiDo]についてTomas Diezが行いました。つづいて、ペチャクチャ方式を取り入れたIgnite Format(1枚15秒15枚のプレゼン方式)というプレゼン方法で、イスラエル、アフリカ、ロシア、日本、アメリカなど各国の活動が紹介されていきます。緊張しながらも、FabLabKamakuraもちゃんとプレゼンいたしました!!

Tomas Diezによるプレゼン風景 その1

 

 

午後のセッションでは、Friendly Composites / Sustinable FabLabs / Reserch papers in process previewsというプログラムが同時に展開され、各自の興味によって参加する仕組みになっています。私は、持続可能なシステムを話し合うSustinable FabLabsに参加しました。最初に、スペインのTomasが自然に寄り添ったFabLabということで展開している「Green FabLab Project」を話してくれました。コミュニティー全体で、エネルギーを生み出していくエコシステムをつくっていくヴィジョンにとても共感を覚えました。21世紀らしいエネルギーやエコシステムを見つけ出していくことは、本当に大切な課題です。

 

Tomas Diezによるプレゼン風景 その2

 

その後、参加者がそれぞれ抱えている議題を持ち寄り、グループ別に深く討議をしていきます。アフリカ、モスクワ、シンガポールなど立ち上げたばかりのFabLabも、経済的にきちんとした体制をつくる、という意味で同じ課題を抱えているようでした。なんだか、国境を越えて同じことですぐ共感できるのはとても不思議な気分です。学びとしては、10年の実績があるスペインのファブラボでは、FabAcademyという大学院大学のようなカリキュラムを整備し人材育成を図っていることが成功の秘訣でした。やはり、未来を考えていく上で、環境を含めた教育や人材育成がとても大切な要素だということを確信しました。

 


都市計画レベルでも、コミュニティーレベルにしても、全体の「つくる」プロセスや人と素材、そしてテクノロジーを融合させた環境を生態系として考えていくことが、これからの軸になっていくようです。日本やスペインなど世界各国と情報を共有していきながら展開していきます。世界の裏で起こっていた偶然のようで必然的な方向性の一致に、とても励まされた一日でした!! なんだかTomasを追っかけていた一日でおかしかったです。

 

 

明日のレポートもお楽しみください!!!

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