21世紀型実験工房。ものづくり日本から、ものつくる日本人へ。

21世紀型実験工房。ものづくり日本から、ものつくる日本人へ。

支援総額

1,299,000

目標金額 1,000,000円

支援者
84人
募集終了日
2012年9月30日

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プロジェクト本文

一昔前の日本では、日用品から家に至るまで、「モノ」を自らつくる文化があり、「つくる」ことは、「結」(ゆい)と呼ばれていました。

 

FabLabKamakuraは、デジタルの3次元プリンタやレーザーカッターなどのカッティングマシンからアナログの織り機まで様々な「道具」をもっと身近に使える環境を整え、誰もが自然に「つくる」世界を目指しています。

 

今回のプロジェクトでは既存の「つくる」ための道具をもっと誰もが使えるようにする「FabToolsプロジェクト」の第2弾、第3弾といったシリーズ展開を進めていくための研究活動費(詳しくは下記に記載がありますので是非お読み下さい。)並びに、もっと多くの人が「つくる」未来のためのトレーニングプログラムを実施していくための、費用を集めます。

FabLabKamakuraは現在、私費を投じて運営しており、継続的な運営が困難な状況にあります。どうか、日本でも生まれかけているこの21世紀ものづくりの萌芽を支援していただけないでしょうか。

 

誰もが「ものつくる日本人」になるための社会をつくるプロジェクトです。

 

 

はじめまして、渡辺ゆうかと申します。現在、神奈川県鎌倉市にある、FabLabKamakura(ファブラボ鎌倉)で、21 世紀型の新たな「ものづくり」の可能性を日々研究・実践しています。

 

唐突に「21 世紀のものづくり」と言ってもあまりにも漠然としているので、少しファブラボの活動のことについて説明させてください。ファブラボとは、3次元プリンタやレーザーカッターなどのカッティングマシンといった先端工作機械の普及によって実現される「パーソナル・ファブリケーション」(個人的な ものづくり、多品種少量生産型デザイン)の可能性を、様々な人と共同で開拓していくための実験工房です。世界 30 カ国以上に広がる地球規模のファブラボ・ネットワークの一部でもあります。各ファブラボは独自の体制で運営されています。

 

 

FabLabKamakuraがはいっている秋田から移築再生された元酒蔵:毎週金曜日に掃除をしています。

 

「結のファブ」=「つくるひと」を増やすための日


2011 年の設立時から、新しい「つくりかた」を一緒に開拓する試みとして、週に1度、地域に開かれた実験工房を実施しています。場所や機材も限られているため1日2組で対応するのが精一杯なのですが、毎週地道に活動を行なっています。持ち込まれたアイデアを一緒に考えレーザーカッターなどでカタチにしていきます。今までに、お年寄りから赤ちゃんまで本当に沢山の人がやってきました。

 

週一回のコミュニティーラボ:「つくりかた」を共有していくための参加者によるレポート

 

 

 

 

道具を自分に引き寄せる:基礎篇

 

昨年、「つくりかた」を考える上で転機となる発見がありました。それは、アナログの卓上「織り機」の構造を解読していた時、「織る」という行為に辿り着くまで、いくつもの複雑なプロセスがあることに気づきました。どうにか、要素だけを抽出し「織る」行為そのものの敷居を下げ、より多くの人が「織る」ことに親しめるシステムから提案できないかと模索していました。
そこで、あみ出したのが作り手自ら「織り機」をレーザーカッターでプリントアウトするという「FabTools」(ファブツールズ)というやり方です。

 

 

一枚のシートに道具の要素を集約させ、自分の好きな素材で「織り機」をレーザーカッターで出力することができます。

 

 

道具をプリントアウトすると、必然的に「つくる」という行為が発生します。さらにデータは拡大・縮小、機能の付け足しなど自在に行なうことが可能です。普段使用することを考えないような素材も、織る素材として扱うことができるのです。

 

 

道具を自分に引き寄せる:応用篇

 

データからつくる道具であれば、大きさだけでなく形も自由に変えることができます。今まで道具に合わせることが当たり前でしたが、自分でつくる道具であれば「使い手」側に引き寄せられることもできます。それは、健常者だけでなく、ハンディキャップを持った人でもよりスムーズに作業ができる効率的な道具を個人レベルで開発できることを意味しています。それこそ、パーソナルなものづくりの力が発揮される領域だと可能性を感じています。

 

同じデータを縮小して作成したスイーツのような織り機

 

「つくる」「つかう」「つなげる」、
これからの「つくりかた」のお手伝いをしていただけませんか。

 

FabLab鎌倉はものづくりのプラットフォームを築いていくことを目指しています。これから育っていくスキルがあたらしい職能として活かされる未来をつくるために。
ぜひご協力をよろしくお願いします。

 

今回のプロジェクトで皆様にいただいたご支援は、
もっと多くの人が「つくる」未来のためのトレーニングプログラムを実施していくための、活動費並びに、 新しい道具を生み出していくFabToolsプロジェクトの第2弾、第3弾といったシリーズ展開を進めていくための研究費として使わせて頂きます。
*データは全て自由にダウンロード可能にします。

 

レーザーカッター基本操作トレーニングプログラム(全3 回)

 

引換券:

FABLETTER

 

 

FabTools : 織り機 1 台

 

 

KULUSKA(革職人) x FabLabKamakura : 革シリーズキーホルダー01

 

 

KULUSKA(革職人) x FabLabKamakura : 革シリーズキーホルダー02

 

 

KULUSKA(革職人) x FabLabKamakura:本革シリーズプロジェクト

 

 

KULUSKA(革職人) x FabLabKamakura:本革スリッパWorkshop ご招待

 

 

inu it furniture x FabLabKamakura : 54 種類の文字盤時計シリーズ

 

 

 

FabLabKamakura マスター書籍:『FabLife』著者サイン入り

 

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プロフィール

誰もが作り手になれる仕組みづくりにより、日本ならではの時代性に左右されない先達の知恵を継承しながら、先端技術と手仕事を融合させた 21 世紀

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リターン

3,000+システム利用料


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*御礼状
*FABバッチ

支援者
33人
在庫数
制限なし

10,000+システム利用料


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*御礼状
*FABLETTER
*オフィシャルベージに氏名掲載(希望者)

支援者
40人
在庫数
制限なし

30,000+システム利用料


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*御礼状
*革シリーズキーホルダー01
*書籍:FABLIFE
*オフィシャルベージに氏名掲載(希望者)

支援者
7人
在庫数
制限なし

50,000+システム利用料


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*御礼状
*革シリーズキーホルダー02
*書籍:FABLIFE
*オフィシャルベージに氏名掲載(希望者)

支援者
1人
在庫数
制限なし

100,000+システム利用料


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*御礼状
*書籍:FABLIFE
*オフィシャルベージに氏名掲載(希望者)
*体験: 本革スリッパ Workshop ご招待 KULUSKA x FabLabKamakura (今年度10月-12月予定)
*上記に体験プログラムに参加できない方へ: 時計 inu it furniture x FabLabKamakura : 54 シリーズ

支援者
3人
在庫数
制限なし

120,000+システム利用料


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*御礼状
*書籍:FABLIFE
*オフィシャルベージに氏名掲載(希望者)
*レーザーカッター基礎トレーニングプログラム(全 3 回)

支援者
2人
在庫数
制限なし

プロフィール

誰もが作り手になれる仕組みづくりにより、日本ならではの時代性に左右されない先達の知恵を継承しながら、先端技術と手仕事を融合させた 21 世紀

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