9月15日
蔵には一台調整中の3Dプリンタがある。今年の6月にファブラボ鎌倉の活動に共感した方が、自宅で使用していないということで、寄贈してくれた機材だ。本当にありがたい。ただ、この機種はいろいろと組み立てや使用方法が一筋縄ではいかないことで知られていた。


持ち込まれて以来、金曜日のコミュニティーラボをずっと手伝ってくれているMasumoriくんが主体となり、この3次元プリンタの調整をみんなと行なっていた。使えそうで使えない機材を一緒に調べながら修理や調整してみる流れは、なんとも地域のラボという感じがしていた。持ち込まれた方が少し視力の低下により、長時間パソコンの画面を見れないという状況だったのでなおさらだった。年配者が使用しなくなった機材を若い才能で修理していた。


昨日、完全に寝坊しました!!!! と遅ればせながら到着したMasumoriくんが、2階で機材をもくもくと調整していた。いつもありがとうね。



「ゆうかさーん、直りましたよぅ//」と声がした。



それまで動かなかった機械が、いろんな人の手を介して動くようになった。ただそれだけなのですが、新しい機材を買うのとはひと味もふた味も違う喜びがあるのは、大きな発見だった。そういえば、この蔵も取り壊し寸前のところを、オーナーが譲り受けて秋田から移築再生したものだった。「つくる」も大事だけど、みんなで「直す」も同じくらい大事なことかもしれない。

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