福井敬のオペラ・アリアを最高のオーケストラとともにCDに

ネクストゴールに挑戦中です

　新型コロナウイルスによる感染拡大で、音楽に限らず劇場芸術に対して強い逆風が吹く中、福井敬さんのCD制作プロジェクトのクラウドファンディングは、非常に早い時期に当初の目標をクリアすることができました。しかし前回の新着情報でもお伝えしましたように、私どもは新たに600万円のネクストゴールを設け、その達成に向けて挑戦を続けています。5月29日(金)の支援終了まで、引き続きご支援ならびに応援のほどよろしくお願い申し上げます。

「福井敬のオペラ・アリアを最高のオーケストラとともにCDに」実行委員会

 

びわ湖ホールスペシャル・リターンについて

　今日の新着情報はリターンについての説明の3回目で、2つの「びわ湖ホールスペシャル・リターン」について詳しくご紹介します。

　今回制作するCDの録音会場となるのが、滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールです。びわ湖ホールは滋賀県大津市、琵琶湖のほとりに建つ大・中・小の3つのホールを持つ劇場で、1998年に開館しました。開館以来、日本有数のオペラ劇場として国内外から高い評価を受け、関西圏におけるオペラの殿堂として確固たる地位を築いています。また、初めてオペラに接する子どもたちからオペラ通まで楽しめる「オペラへの招待」など、青少年向けの公演や活動にも力を入れています。

　初代の芸術監督は若杉弘さんで彼が亡くなられた後は、指揮者の沼尻竜典さんが跡を継いでいます。福井敬さんもびわ湖ホールのオペラでは、若杉さん時代に《ドン・カルロ》《エルナーニ》などの数々のヴェルディ作品、また沼尻さんとはワーグナーの《タンホイザー》、ヴェルディの《オテロ》など数多くの共演を重ねています。

　このように福井さんとびわ湖ホールには深いつながりがあり、今回のCD録音に際してもびわ湖ホールからさまざまなご協力をいただいています。そのひとつとして、来年3月に予定されている福井さん出演の二つの公演のチケットを、一般発売に先駆けてリターンとして提供してくださいました。それが支援金額20,000円と50,000円の二つの「びわ湖ホールスペシャル・リターン」です。以下に詳しくご紹介します。

　

◆福井敬＆びわ湖ホール四大テノール スペシャル・コンサート　

　S席チケット　支援金額　20,000円

　2021年3月28日(日)　14：00開演　大ホール

　その歌唱力とエンターテイメント性で、人気急上昇中の4人のテノール歌手のユニット「びわ湖ホール四大テノール」と福井敬さんが共演する、スペシャルコラボレーションコンサートです。クラシックのオペラ・アリアからカンツォーネまでバラエティに富んだレパートリー、そしてオペラで培った歌唱力と演技力で魅せる”テノールdeコント”と、楽しさ満載のステージをお楽しみください。

【びわ湖ホール四大テノール プロフィール】

　メンバー：清水徹太郎、竹内直紀、二塚直紀、山本康寛

　びわ湖ホール声楽アンサンブルで出会った4人のテノール歌手たちによって2010年結成。オペラのソリストとして活躍する歌手ならではのハイレベルな歌唱と、関西ならではの笑いをたっぷり交えた楽しいステージが客席を感動と笑いの渦に巻き込んでいる。

 

◆オペラ《ローエングリン》全3幕（ドイツ語上演／日本語字幕付き）

　S席チケット　支援金額　50,000円

　2021年3月6日(土)　14：00開演　大ホール

　びわ湖リング（ワーグナーの大作《ニーベルングの指環》四部作）を4年かけて完結し、次には《ローエングリン》の新制作に挑みます。演出に粟國淳さんを迎え、びわ湖ホールならではの豪華キャストで、”創造する劇場”にふさわしい舞台を創り上げます。

　指揮：沼尻竜典（びわ湖ホール芸術監督）

　演出：粟國淳

　出演：福井敬、横山恵子、安藤赴美子、黒田博、谷口睦美、斉木健詞ほか

　　　　※3月7日公演のキャストも含まれます（組分け未定）

　管弦楽：京都市交響楽団

　

※なおこれら「びわ湖ホールスペシャル・リターン」の送付は今年（2020年）12月の予定です。またびわ湖ホールから直接送付されますのでご了承ください。

　ただし、びわ湖ホールの公演チケット以外のリターン（制作するCD、録音セッション見学のご案内等）については、「福井敬のオペラ・アリアを最高のオーケストラとともにCDに」実行委員会よりお送りしますのでご注意ください。