福島原発被災地に未だ残されている猫たちの保護・見守りを!

福島原発被災地に未だ残されている猫たちの保護・見守りを!

支援総額

2,130,000

目標金額 1,000,000円

支援者
274人
募集終了日
2020年7月19日

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2020年07月12日 22:54

■ 葛尾村の多頭飼育現場のお話

プロジェクトの終了日まで残り7日となりました。

現在までに 3000名以上の方に読んで頂いて

200名以上の方にご支援頂きまして

第三目標へと日々近づいています。

 

九州豪雨で大変な中

私達の活動にご理解くださって

応援してくださる皆様には

本当に感謝申し上げます!

 

このプロジェクトは、クラウドファンディング中の現在も

進行中のプロジェクトとなります。

 

プロジェクトメンバーのブログやインスタなどにも

報告はあげていきますので

この新着情報とともにお読みいただけますとありがたいです。

 

かつらお動物見守り隊

ふに三昧保護猫ハウス

311レスキュー

NPO法人栖

 

-------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

東日本大震災から10年を迎えようとしている中

 

東日本大震災の被災地では

 

原発事故による避難指示も解除された場所が年々増え

 

現在は、

 

廃炉作業や除染・解体作業など

何千人何万人に上る人が

復興の為にご尽力してくださっています。

 

未だに人がいなくなったことで

時間が止まったような景色のところもありますが

避難指示解除区域は、新たなお店も最近はどんどんOPENしていて

壊れた家屋の解体も進み

新しいアパートやマンションが立ち並び

当時の風景を忘れてしまいそうな場所もあります。

 

このプロジェクトをご支援してくださった方に

是非、原発事故の被災地に足を運んでいただけたらと思っています。

 

もしこちらにお越し頂ける際には

保護猫サロン栖も目的地に入れて頂けたら嬉しいです。

 

ご要望があれば無理のない範囲で(※申し訳ありません)

ご案内もさせて頂きます。

 

ひとりでも多くの方に忘れ去られていく

原発事故の被災地の事知ってほしいです。

 

 

この地で仕事をしている方など

 

被災地では

新規の住民の率もとても増えて来ていると感じています。

※私もその中の一人

 

一方で、長い避難生活の末に

元住民さんは別の町で再出発された方も多く

 

戻らない決断をされた方も沢山います。

 

そんな状況ではありますが

 

特定非営利活動法人栖 の活動理念として

 

戻られた住民の方たちの生活支援も大切にしています。

 

行政の支援が入りにくいところにも

手が届く団体でありたいと思っています。

 

現在 栖では、避難先から帰町帰村された方への支援として

ペットの病院搬送やペットの捜索

ペットと飼い主さんの見守り活動

買い物支援

ペットのお預かり等を主に行っています。

 

今後出来るサービスをさらに広げていきたいと思っています。

 

高齢者とペットの問題は、年々相談が増加しており

被災地も同じと感じています。

 

飼い主さんとペットを共に

見守ることで、ペットの適正な飼育が出来ているかも確認出来て

 

何か困っている際には 適切な相談にのることが出来ます。

それが、動物たちを苦しめない事にも

つながっていくのではと考えているのです。

 

 

 

【例えば 昨年末に 関わった案件です。】

 

 

葛尾村は 2016年に避難指示が解除され

 

今年で、帰村出来るようになって まる4年

 

どこの避難区域も同じですが、帰村率は3割程度ととても低いです。

 

帰村される方は高齢者が多く

ひとりで住んでいる方も少なくありません。

 

あるご夫婦が、避難先三春町から猫を二匹連れて帰村されて

村に戻ってから猫を増やしてしまった場所がありました。

 

ある日 いつも通っている給餌のポイントを目指し車を進めていると

通り沿いに見かけない猫が現れました。

 

よく見ると、今年生まれたくらいの若い子です。

不思議に感じ近隣のお宅の方に確認したところ

 

少し離れたお隣の方が、猫を置いて郡山に行ってしまったというのです。

 

【これは動物遺棄だ。】

お隣さんはおっしゃっていました。

 

人が大好きな猫たちなので人のいるところに居たくて

お隣さんの敷地を占領してしまうそうです。

 

全部で11匹もいたのでお隣さんもたまったものではありません。

 

事情を聞くために何度か通うとある日お宅の方が戻ってきていました。

 

 

まず、猫は二匹のメス親が

夏に4匹・5匹と産んだため総勢11匹に増えてしまったそうです。

 

手術をせずに外に出していたため、妊娠して戻って来たそうで

お母さん猫は2歳前後

子どもたちは5ヶ月前後というくらいの大きさでした。

 

そんな中、家主のお父さんが仕事中の事故で意識不明となってしまい

車の運転できない奥さんのみでは村の生活を営めないため

郡山市へと行くしかなく

猫たちは連れて行けず週に一度だけご飯をあげに来ていたそうです。

 

お母さんも高齢に差し掛かっていて、

お父さんの状態を考えても、このまま11匹を飼育することは不可能と

息子さんたちの希望もあり

母猫以外は里親募集にしていくことになりました。

 

保護スペースが沢山無いので

順番に保護していくことにしました。

 

最初、重要なのはこのままにすると

近親交配でも妊娠してしまいかねないため

まずは、メスの手術を優先しました。

 

※最初の保護となったあぜ(三毛)せせ(キジ白)りあ(サビ)

 

手術した母猫以外は保護して里親募集をしていきました。

 

その過程でお世話になったのは 

 

保護猫カフェここねこさん

 

一番に受け入れて頂いて

あぜちゃんもりあちゃんもあっという間に里親さんが見つかりました。

 

※ここねこさんでのあぜりあ

 

せせくんも二匹に続いて里親さんへ行きました。

 

※せせくん里親さん宅にて

 

そんな中 新型コロナウィルス感染症が感染拡大をしはじめて

 

なかなか里親さんへと繋げにくくなってしまいました。

 

2020年春までには、母猫以外をすべて保護したかったので

 

里親さんは決まらずとも、とりあえずシェルターに移動することにしました。

 

次に移ってきたのは、しみもちくん・らおくん

※ここより下の子は里親募集中です!

 

だいちゃん・じんくん

そして、らぎくん・かつくん

 

と順調に移動することが出来ました。

 

現在 ここねこさん

 

しみもちくん・らおくん

 

栖シェルターに

 

だいちゃん・じんくん・かつくん・らぎくん

 

がいます。

 

合計 保護は9匹に上りました。

 

でもそれだけにとどまらず

保護を続けている最中に

このお宅に一匹の猫が居つくようになりました。

それが妊娠していたのが解り緊急で保護

お腹には赤ちゃんが5匹いました。

残念ながら産ませてあげられませんでしたが

この子も保護して里親募集をし新たな猫生を歩ませてあげたいです。

 

もしタイミングがずれて生まれてしまったら大変な事でした。

 

総勢10匹の保護となりました。

 

決して少ない数ではありませんが、無理してでも保護することにしました。

出来るだけ若いうちに里親募集出来る子はしておかないと

このお宅の方も

いつご病気で倒れられたり、飼育不可能になり住まいを失うか解りません。

 

そうなった時に困るのはいつも弱い立場のペットです。

 

心無い親族に、完全室内飼育をしていた猫を外に出されたり

 

保健所に連れていかれて殺処分されてしまう事もあります。

 

そういうことが無いように見守りをしたり

病気なのに気が付いてあげられない飼い主さんの代わりに

病院へ連れて行ったり

妊婦猫が現れても手術をせずに増やしてしまう事が

これ以上無いように見守っていきたいです。

 

もし、あのタイミングで私達が

この子たちの存在に気が付いていなかったらと思うと

ゾッとします。

 

子どもたちは見つけた時点でも十分妊娠可能な月齢で

この時期を越したら倍以上

予想では

この春に30匹近くになっていたかもしれません。

 

この地方の

手術をせずに飼育する人は

 

生れたばかりの目が開かない子猫は生きていると思わず

 

川に流す。ゴミとして捨てる。

 

という行為を繰り返しています。

 

犯罪だと言っても悪びれる事などなく

 

昔からそうして来たんだとと平気で言います。

 

こんな状況が、福島県の農村部では

繰り返されている現状です。

 

今年もあちらこちらで子猫が生まれて

中にはこのような悲しい目にあった子も必ずいます。

 

心ある人に拾われた子は家族を見つけてもらえ

幸せな一生を送ることも出来ますが

 

生れて来ても

事故やカラスなどに襲われて命を落としたり

人間の手によって殺される命が後を絶ちません。

 

生き残った子は人の知らないところで繁殖を繰り返し

 

それを見つけた方は救いたくてボランティアさんを頼ります。

でも

ボランティアさんはみんないつも手いっぱいで

自分を犠牲にしてこの活動をしています。

 

救ってあげたいのに救えない子たちが沢山

 

増やして放置している場所を

とにかく無くさねば永遠に終わりません。

 

今回の件は

 

葛尾村でしたが、もとは三春町の野良猫から

2匹が11匹になるまでに

半年も掛かりませんでした。

 

被災地でも これをほおっておけば

対応できない数に増え続けていき

周りからの苦情が絶えなくなり

結局、罪のない猫たちの居場所が失われるのです。

 

これは

被災した動物たちを保護する活動とはまた違う問題ですが

 

福島県の殺処分数を減らすためには絶対に必要な事です。

 

栖シェルターのある富岡町でも

同じような事が起きて来ています。

 

原発事故被災地は

一度多くの命を失った町や村ですが

 

増えるのはあっという間です。

 

何よりも 避妊去勢手術が大事

 

被災地の猫たちだとしてもそれは同じです。

保護できなければTNRが絶対必要です。

 

莫大な数の手術がまだまだ手付かずです。

 

新型コロナウィルス感染症の影響で栖シェルターで行う

 

避妊去勢一斉手術は一旦ストップしていますが

 

今後も継続して行えるように調整していきたいと思っています。

 

 

福島県の殺処分ゼロを目指すために

 

まずは 相双地区の殺処分ゼロを目指し

そして

福島県全域の殺処分ゼロを目指すために

 

行動して行きたいと思います!

 

引き続き 最終日まで ご協力をお願い申し上げます<(_ _)>

 

NPO法人栖 代表 代田岳美

 

 

 

 

 

 

リターン

1,000


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サンクスメール

ランチ1食分くらいならいいか、と思ってくださる方、よろしくお願いします。
サンクスメールをお送りします。

支援者
45人
在庫数
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発送完了予定月
2020年10月

3,000


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サンクスメール

サンクスメールを送ります。リターンをお求めでない方、気軽に応援したいという方、よろしくお願いします。

支援者
67人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

5,000


alt

サンクスメール

サンクスメールを送ります。リターンをお求めでない方、よろしくお願いします。

支援者
52人
在庫数
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発送完了予定月
2020年10月

10,000


ブロマイド1枚、チャリティグッズ1つ

ブロマイド1枚、チャリティグッズ1つ

猫たちのブロマイド1枚&チャリティグッズ(ポーチなど)1つを送ります。猫は福島の子たちです。チャリティグッズは支援者の方の手作りです。柄などはお任せください。
 

支援者
21人
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発送完了予定月
2020年10月

10,000


alt

サンクスメール

サンクスメールを送ります。リターン不要という方はこちらをいお選びください。

支援者
72人
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発送完了予定月
2020年10月

30,000


ブロマイド3枚&チャリティグッズ2つ

ブロマイド3枚&チャリティグッズ2つ

猫のブロマイド3枚&チャリティグッズ2つを送ります。猫は福島の子たちです。チャリティグッズは支援者の方の手作りです。柄などはお任せください。

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

30,000


alt

サンクスメール

サンクスメールを送ります。リターン不要という方はこちらをお選びください。

支援者
12人
在庫数
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発送完了予定月
2020年10月

50,000


ブロマイド5枚&チャリティグッズ3つ

ブロマイド5枚&チャリティグッズ3つ

猫のブロマイド5枚&チャリティグッズ3つを送ります。猫は福島の子たちです。チャリティグッズは支援者の方の手作りです。柄などはお任せください。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

50,000


alt

サンクスメール

サンクスメールを送ります。リターン不要という方はこちらをお選びください。

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

100,000


ブロマイド10枚&チャリティグッズ4つ

ブロマイド10枚&チャリティグッズ4つ

猫のブロマイド10枚&チャリティグッズ4つを送ります。猫は福島の子たちです。チャリティグッズは支援者の方の手作りです。柄などはお任せください。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

100,000


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サンクスメール

サンクスメールを送ります。リターン不要という方はこちらをお選びください。

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

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