巨大刑務所！？封鎖都市ガザ版ドラゴン桜

 

9月9日朝10時、第5回セッション「Mathematics」が始まりました。

 

マヤダ先生による講義です。

 

数字や数式記号を認識できない子どもの話から、十の位があっても百の位があっても足し算の中にある数字を位を関係なしに全部足してしまう例、大きな数から小さな数を引くだけの引き算しかできない例などたくさんの例を先生が出すとともにガザ側の先生方も

 

「実際のクラスでこんな例がある。」

「一の位で一くくり、十の位で一くくりなどという教え方でいいのか」

「偶数奇数の区別がつかない子どもたちにはどう教えたらいいのか」

 

など特に実際にクラスで教えている先生方からの質問が出ていました。

 

今日も同時に話してしまうと音が飛んでしまったり、あまりにマイクが小さな音まで拾ってしまいざわざわ聞こえてしまったり、アンマン側からエコーが返ってきたり、と技術的な問題はまだ続いていました。それでも与えられた環境の中でできる限りのことをし、研修に望んでいます。

 

マヤダ先生からは最終講義のためにケーススタディなどの宿題が出ていますので、ガザの先生が生徒たちの準備に使えるサポートプランの練習ができます。今から楽しみです。

 

ガザ　大澤小枝