「クリストファ・N・野澤SPレコードコレクション」を使用した科研「20 世紀前半のヴァイオリン演奏様式の 包括的研究──野澤コレクションを活用して」 (研究課題番号 18H00636 研究代表者 大角欣矢)の研究の一環として、SPレコードデジタル音源化入門セミナーを開催しました。
 
SPレコードを利用したヴァイオリン演奏研究を行うためには、SPレコードの音をデジタルデータ化する必要があるのですが、その作業にはレコードの回転数の判定、イコライザーカーブの処理、針の選択をどうするかなど様々な問題があり、一筋縄ではいきません。そのため、SPレコードのデジタル化について深い見識をお持ちの新(あたらし)忠篤氏に研究協力者としてアドヴァイスをいただいています。
実は先生のお父様、故新規矩男先生(西洋美術史) は当館の館長を務められたこともあり、2代にわたるご縁となりました。
 
今回は新先生に科研の作業メンバーへ、デジタル化の基礎講義をお願いし、せっかくなのでこのテーマに興味のある学内の学生・教職員にも参加を呼びかけてセミナーを開催しました。

セミナー受講者は学生・教職員あわせて18名。デジタル化で使用する機材の説明から使い方、SPレコードを使ったデジタル化の実際まで、4時間の密度の濃いセミナーでした。自分のレコードを持ち込んだ学生さんをはじめ、参加者のみなさんもとても熱心で、開催者としても充実感の残るセミナーになりました。

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