国際ジュゼッペ・シャッカ賞の受賞!

プロジェクト・リーダー河江です。

 

9月の半ば頃に、一通の奇妙なメールが私の元に届きました。そこには「おめでとうございます!イタリアの国際ジュゼッペ・シャッカ賞にノミネートされました。受賞式に参加するために、ローマにお越しにならないですか?」と書いてありました。

 

ただメールのアカウントはgmailで公的なものとは思えず(私もメインのアカウントはgmailなので、人のことは言えないのですが・・・)、英語の文章も、公的な言い回しとプライベートな言い回しが混ざった奇妙なもので、ジャンクメールではないかと思いました。

 

しかし、2016年に米国ナショナルジオグラフィック協会から「エマージング・エクスプローラー」に選ばれた知らせも、ジャンクメールと思っていたら本物だったので、今回もおそるおそる次のように返信してみました。

 

「ノミネートならいかないが、受賞したのであれば、行くことができるかもしれない」と。

 

するとすぐに「素晴らしい!受賞したら連絡します」と返信が来て、数日も経たないうちに「受賞しました!おめでとうございます!」と連絡が入りました。

 

 

どうもあやしい・・・

 

Webで調べると、確かにこの賞は存在していましたが、ほとんどがイタリア語だったので、よく分かりませんでした。そこでイタリアの友人に、ほんとうにこういった賞があるのか尋ねてみたところ、イタリア内務省並びに文化省が認定しており、授賞式は毎年イタリアのバチカン市国で行われ、科学、文化、スポーツ、考古学など、平和貢献など、様々な分野で活躍されている人に授与される、しっかりとした賞だというのが分かりました。

 

それでも、まだ半信半疑のままではあったのですが、受賞式に参加すべく、イタリア/バチカンに向かいました。

 

結果、賞は本物でした。スケジュールの都合上2泊5日という強行軍ではありましたが、非常に濃密な時間を過ごすことができました。バチカンで行われるということもあり、通常は入ることができないサン・ピエトロ大聖堂の裏のバチカン・ガーデンを散策し、中世のバチカンの跡や、フランスのルルドの泉の祭壇(本物がこちらに持ってこられ、レプリカがいまは向こうにある)なども見学できました。

 

医学の分野で受賞したUCLAの教授Martin Monti 博士と筆者

 

受賞式には、イタリアの大臣やベルギーの大司教、ケンブリッジ大学やUCLAの教授、世界中から選ばれた神童たちなど、ユニークな人たちが来ていました。こういった人たちに混ざって、私が選ばれた理由は、人文と工学の異分野融合、民間企業との産学共同、さらに異業種をも巻き込んだオープンイノベーション・プロジェクトを推進しているからでした。前回のナショジオ同様、やはり、この受賞はチームとしての功績でした。受賞式では、我々のプロジェクトのプロモーションビデオを流し、チームメンバーの面々も紹介することができました。

 

 

 

短い滞在でしたが、アメリカのナショナルジオグラフィック協会に引き続き、イタリアでも私たちの活動が認められたのは本当に嬉しいことでした。滞在中、現在、私たちが向き合っているポストプロセッシングの問題や、そして、このクラウドファンディングの挑戦についても話してきました。

 

今後、このクラウドファンディングが成功し、ギザの三大ピラミッドの精密な3Dデータが生成され、工学的な解析や考古学的な解釈を提示できれば、ピラミッド研究における、大きな成果となり、さらに多くの注目を集め、世界中の研究者にこのデータを使って貰えるようになるかもしれません。そのためにも、残り24日、最後まで走り続けたいと思います!

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