今年も一人でも多くの子どたちに国際交流体験の機会を届けたい！

皆さん、こんにちは。再びこのページをご覧いただきありがとうございます。

上記のタイトルは、昨年度のイベントに参加していただいた、あるサポーターの方の言葉です。

その方は、飲食店のお店を数店舗経営していた方で、今はそのお店は人に任せているそうです。彼がなぜ飲食店を始めたのか、そのきっかけは、子供の頃に作った料理を先生がほめてくれたことだったそうです。

『先生の一言で料理人になるのだから、子供のころの小さなきっかけは決して小さなものではないし、自分の将来の仕事になってしまうくらい、大きな影響があるということなんですよね。』

　CMC は子供たちにとって本当に大切な機会となると、彼は力強く言ってくれました。

　もうひとつ、同じようなエピソードがあります。ウルグアイ大使館にＣＭＣの打ち合わせに行った時のこと。担当の外交官が、とても喜んでＣＭＣの参加を快諾していただいたのですが、彼自身、自分が今外交官としてここにあるのは、小さい頃に自分がそのような体験をされたからなんだそうです。

　全員が外交官になるということではないでしょう。一方で子供たちの将来は、今以上に外国とのやり取りが激しくなっていくはずです。ビジネスで外国の方々とたくさんの仕事を手がけるのか、日本に居ながらにして外国の方々と接するのか、発展途上国で支援活動に力を注ぐのか、それは人それぞれでしょう。

　ただ、自分が日本人として誇りを持ちつつ接し、相手の人々の文化もちゃんと敬意をもって接することができるならば、日本にいても立派な国際人だと思います。

　どの国もそれぞれ問題点を抱えています。いい点だけでを見るのでも、悪い点だけを見るのでもいけないと思います。全体を俯瞰して、お互いのこれからの友好をはぐくむ視点を常に持ち続け、交流を続けていくことで、理解は深まるでしょう。その国に起きている問題は、私たちの国も関与しているのかもしれませんし、ともに解決できることかもしれません。いろんな国を知ることから、自分たちのこの日本という国についても改めてどんな国にしたいか、子供たちは考えていくのではないか、と感じています。

さて、この挑戦も残すところあと５日となってきました。最後まで皆さんの応援をよろしくお願いいたします。

写真はその話をしてくれたウルグアイ大使館の外交官が子供たちにマテ茶の淹れ方を披露しているところです。